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ボーアは縁起が良い? [プロ野球]

 今朝、サンスポの電子版で「虎のソナタ」という連載コラムを読んでいたら、面妖なことが書いてあった。
 パース、キーオ、シーツ、ムーアと三文字で間をのばす外国人選手は活躍しているから、新外国人選手のボーアも活躍するんやそうな。
 これやから阪神ファンというのは困るなあ。私も同じ阪神ファンとして恥ずかしい。
 1996年、グレンとクールボーを途中で解雇して獲得した外国人選手をご存知ないはずなかろうに。ひとりはクレイグ・ワーシントン。登録名はクレイグ。もう一人はケビン・マース。
 そう、その名前から来日当初はバースのヒッティングマーチで応援された(すぐにロブ・ディアーのものに変わったけれど)選手です。

 この選手です。
 あ、1980年にちょっとだけ在籍したポール・デードという選手もいた。俊足好打の触れこみが、守備はポロポロ打撃はスカスカ、故障ばかりで途中帰国した。


 ちなみにバースはほんまはバスという名前で登録するところ、ダメ外国人やったら「阪神バス、ストップ」なんて関連会社に引っ掛けてスポーツ紙に書かれてしまうと恐れてわざわざバースとのばしたというのは有名な話。また、サンスポはタイガースがボーアを獲得しようとしていた時にぎりぎりまで「ボア」と表記していた。私の記憶ではニッカンとサンスポが「ボア」でスポニチとデイリーが「ボーア」やったと思うけれど。デイリーはどうやったっけ。報知は……知らんわ。
 というわけで、バスやボアやったらくだんの法則は成り立たず、マースも大活躍していたはず。カタカナ三文字でなく間をのばしてへん選手で活躍した人の方が多いやないか。メッセンジャーとか、マートンとか。タイガース唯一の日本シリーズ胴上げ投手は誰でしたっけ。リチャード・ゲイルでしょ。ゲールやないでしょ。
 ま、スポーツ紙のデスクのたわごとに目くじらを立てていても仕方ないけれど、専門家なんやから、そういうつまらんことをわざわざ書くのはおよしなさいよ、と思うたのでありました。

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