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役所と壮絶演奏でへとへと [日常生活]

 急に真夏。午後は30度くらいまで上がる。生徒のマスク熱中症を防ぐためにも、エアコンはつけんならん。現在はエアコンをつける期間外なんやけれど、最終的には学校保健主事の判断で28度以上になった場合にはエアコンをつけてもええということになっている。保健主事さんは大変ですなあ、なんてのんきなことは言うてられん。それ、私の仕事です。養護教諭のアドバイスでエアコン運転の許可を出し、あちこちの職員室に電話してまわる。うーむ、奨学金とはまた違う、臨機応変に動かねばならん忙しさがあるんやなあ。とにかく何事も初めて経験することばかりなんで、きついです。
 午後、休暇を取る。今度の日曜日の納骨の時に、墓所の名義を書き換えておきたい。そのためには印鑑証明がいる。ところがなかなか役所に行っている暇がない。無理にでも休みをねじこんで、書類をとっとかんと。で、帰路の電車で読書をしようとしたら、無性に眠くてたまらん。あ、今日は仕事場でコーヒーを飲んでへんやないか。毎日なんとか居眠りせんとやっていけているのはコーヒーのおかげやったのですね。で、帰りの車中で寝る。
 大阪市の区役所やと、居住地以外のどの役所に行っても住民票やら課税証明やらを発行してもらえる。そこで、地下鉄を途中下車して天五の北区役所に寄る。初めて行ったけれど、番号札を交付してもらい、パネルにその数字が出るまで待ち、受け付けがすむと交付してもらうまで待っていて、やはりパネルに自分の持っている札の数字が表示されると取りに行けばええというシステム。
 まるで銀行の待ち合いみたい。総合病院で薬を受け取る時もこんな感じかな。居住地の区役所には長いこといってへんから、そこにも同じシステムがあるのかどうかはわからんけれど、さすが人口や企業、お店も多い区の役所ですね。
 帰宅し、マスクを洗うともうすぐに寝床にぶっ倒れる。なんや知らん、こんなにしんどいのはなんでや。なんか今日が金曜日みたいな気分になってたけれど、木曜日なんですねえ。まだ明日仕事があるのですねえ。大丈夫かな。
 夕刻、先日録画したアリス・紗良・オットというピアニストのコンサートを聴く。気にはなっていたけれど、聴いたことのないピアニストで、よかったらCDの一枚でも買おうかなどと気楽に考えていた。ドビュッシーの「夢」、サティのジムノペティなど3曲とラヴェルの「夜のガスパール」というプログラム。コンサート前のインタビューで「ナイトフォール」つまり「逢魔ヶ時」をイメージしたコンサートというていたけれど、まさしく「魔」に逢いました。こんなすごいサティ聴いたことない。だいたいサティのピアノ曲は「すごい」と表現するようなものではないのです。「心地よい」とか「しみじみする」というようなことはあっても凄みのあるサティなんてこれまで聴いたことがなかった。そしてアンコール曲はラヴェルの「亡き女王へのパヴァーヌ」。これ、アンコール曲やないからね。これもすごい演奏で、番組が終わったあと、妻もしばらく動かれなんだ。
 あー、こんなんで明日仕事なんてできるんでしょうか。心配になってきた。

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