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授業と雑談 [教育]

 愛すれどTigers「『あたりまえ』の幸せ」を更新しました。

 朝からどんよりとしていて、お山の学校についた直後から本降り。
 今日は授業数は少なかったけれど、会議資料の用意やらなんやらでばたばたしっぱなし。おまけに会議は踊り、なんやらかんやらで1時間近くの残業。
 お山の学校近辺は風が強く、夏仕様の服装で出勤したら肌寒かった。さすがに「エアコンの室温設定を下げて」なんて依頼はこなんだ。
 1年生の某クラスの授業が終わり、廊下に出たところで一人の生徒から呼び止められた。
「授業と関係のない話をするのはやめてください」
 勇気を出して言いに来てくれたんやろうから、「わかった。雑談はやらへん」と答えたけれど、私は雑談の中からいろいろと学びとってもらえるもんがあるんやないかと思い、あるいは無味乾燥な「お勉強」は好きやないんで、いろいろと「無駄」に思えるような話を意識して入れてるんやけどね。まあ、1年生やし、6月下旬とはいえやっと本格的に授業が始まったばかりなんで、ちゃんと勉強したい気持ちがあるんやろうと好意的に受け取ってます。まだどんな人物かはっきりとわからん相手に、自分の考えをしっかりと伝えられたんやから、たいしたもんです。
 というわけで、今日のクラスの授業は今後は無味乾燥、機械的にプリントの解答を淡々と説明するものにする予定。ただ、慣れてきたらまた少しずつ雑談は入れていきたい。自分の高校時代、化学の先生の説明した内容は忘れても、「あそこに京大と立命館とが見えるやろ。あそこは物理的な距離はここから近いけれど、君らの成績やと限りなく遠い大学や」なんて話はしっかり覚えている。近くて遠い場所というのがあるんやということを教えてもろうた事の方が化学式よりも私にとっては大事なんですね。まあ、私の雑談がそこまでインパクトのあるもんやったら生徒から苦情がきたりはしなかったか。

 6月21日(日)は、ついに「たちよみの会」例会の再開です。多数のご参加をお待ちしています。

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