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創立記念日の決め方 [トリビア]

 今日は、勤務校の創立記念日で授業なし。私も休みをとって家でたまった録画番組をひたすら消化する。
 ところで、創立記念日というのは学校によってほんまに日が違う。普通、新しい学校が開校したときの記念式典なんかは4月のはじめに行われるから、「創立記念日」はどこの学校でも4月になりそうなもんである。
 創立記念日を休校にする学校というのはけっこうある。もし式典の日に創立記念日をそろえたら、それは春休み期間になってしうから、そこに創立記念日を持っていく意味はあまりない。
 そこで、新しい学校が開校される前に、「創立記念日」の候補をいくつか挙げ、そこから決めるということをしていたりする。私がかかわった学校では、「議会で学校創立が決定した日」や、「起工式の日」、「竣工式の日」、「建築予算が府の会計についた日」から、「入札で建築業者が決定した日」まで数多くの候補が出されて、「6月には祝日がないから、この中で6月のものを選んで決めよう」ということやったと思う。
 休みにしたい日があって、それに学校設立に何かしらかかわっているかどうかの意味づけを行い、それを「創立記念日」にするんですな。
 昔は5月4日は祝日でもなんでもなかったから、そこに創立記念日を設定する学校もあったけれど、祝日法の改定で5月4日が「国民の祝日」になり(今年からみどりの日やけれど)そこに創立記念日をおく意味がなくなってしまったりもしたらしい。そやからというて、創立記念日がころころと変わるというのはあり得ないので、そういう学校はそのままにしておかざるを得んやろうな。


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サラッといってほしいね [プロ野球]

 今日、テレビでタイガースとライオンズの交流試合を見ていたら、解説の福本豊さんが久しぶりに「福本節」を披露してくれた。
 タイガースの今岡三塁手の左に転がった打球は、グラブの下をすり抜けて内野安打になった。リプレイを見たABCの楠アナウンサーが「ここでイレギュラーしてますね」と言うと、福本さんがすかさず、「これをイレギュラーいうたらいかんわ」と楠アナウンサーの表現を全否定し、「今岡ももうちょっと、サラッといってほしいね」。
 つまりは「今岡はもっとちゃんと捕れ」といいたいんやろうけれど、「サラッといく」とはすごい表現ですな。プロなら難しい打球も何気なく捕れということを「サラッ」という擬音に凝縮しているところが福本さんの鋭い言語感覚ですねえ。
 ここのところ、他地方にもネットしているのか、福本さんの解説がなんやお上品になっていただけに、久々の「福本節」はなんや嬉しかったぞ。ねえ、もうそろそろ全国ネットやったとしても、いつもの調子でやってもええんと違う? それこそ、サラッといってほしいね。


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内館牧子横審委員の見識 [大相撲]

 愛すれどTigers「悪夢の再現、マリーンズに屈辱の大敗」を新規更新しました。

 白鵬が横綱審議委員会の満場一致による推挙で横綱昇進を決めた。横審委員の推挙の際、内館牧子委員が「白鵬の本当の師匠は誰か」と問いただし、北の湖理事長から「熊ヶ谷親方(先代宮城野親方)です」と言わせたのは、一相撲ファンとして快哉を叫ぶような発言やったと思う。北の湖理事長は愛弟子金親の当代宮城野親方をかばいたいところやったやろうけれど、八百長の仲介の疑いをかけられ、白鵬に対する指導力もない当代をかばいきることはでけなんだということやね。
 朝青龍の無法な稽古にも注文をつけられなんだ横審に対し、失望していたけれど、内館委員のこの発問で少しは溜飲が下がった。相撲に対する見識よりも名誉職的な人選がされている横綱審議委員の中で、これだけはっきりと物が言えるのは内館委員だけというのはちょっと寂しいけれど。それだけに、彼女の見識は光っているね。
 白鵬の素質を見出し、横綱になるまで指導を続けてきた宮城野部屋嫡流の熊ヶ谷親方の手腕が認められたという意味でも、この発問には大きな意味があったと思う。白鵬には、品格のあるすばらしい横綱になってほしい。ほんまに。


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松岡利勝農水相の死 [追悼]


 ううむ、松岡利勝・農林水産相が自殺したか。墓に持っていかねばならんほど重大な秘密を隠し持っていたんかなあ。
 実のところ、このニュースを知ったときに、不謹慎な書き方になるかもしれんけれど、「首相に殺された」と反射的に思うた。一連の不祥事(「ナントカ還元水」とかいう高価な水を税金で私用に購入していたというような使途不明金のことです)で野党から追及され、今年の参議院選挙でもそこを突かれるのは間違いなく、それでも大臣を辞職でけなんだ。
 松岡大臣はほんまは辞職したかったんやなかろうかと思う。首相にひきとめられ、辞職しようにもどうにもならんようになったんやないか、と。なにかというと矢面に立たされ、針のむしろに座らされ、耐えられんようになったんやないか。自殺したのは、自分の気持ちもわからずに親切ごかしに大臣辞職をひきとめた首相に対する抗議やったんやないか。
 いやもうこれはただ私の頭の中で勝手に考えたお話ですよ。そやけどね、これまでの内閣やったら、大臣というものは「失言」をしただけでもその椅子から去らねばならなんだやないですか。ましてや政治資金収支報告書のごまかしという、納税者を愚弄するようなことをしたんやから、松岡大臣が「辞めたくない」というても、首相が辞職を勧告して内閣と大臣本人を延命させるのが常やなかったか。ところが、しんぞう首相はかばいきれないものをかばおうとした。異常なことやと思う。
 トカゲの尻尾切りと批判はされるけれど、責任のある立場から解放してやることで、その政治家本人が救われる部分もあるんやないかなあ。
 別に「美しい国」を目指すなら目指したらええけれど、大臣が自殺せねばならんようになるというような内閣でほんまに「美しい国」がつくれるんか。これほどみっともなくみじめな死に方をせねばならなんだ松岡大臣が背負っていたものはなんやったんやろうね。納税者を愚弄するような行為は許されへんけれど、自殺するところまで追い詰めたんは誰やったのか。
 政争の犠牲者として、謹んで哀悼の意を表します。


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よみがえる2005年の悪夢 [プロ野球]

 大相撲小言場所「夏場所をふりかえって~白鵬全勝、横綱昇進へ~」を新規更新しました。

 2005年日本シリーズの悪夢がよみがえるような試合をしてくれはった。マリーンズの選手はのびのびと好き勝手打ちまくり、タイガースの選手はかちかちになって試合にならなんだ。あららあらあらという間に大差をつけられ、どうあがいてもあかんという状況に陥っていた。いやまあ今年のタイガースはそういう試合は多いけどね。ただ、相手がマリーンズとなると、やっぱり悪夢がよみがえるわけですよ。せっかく去年の交流戦で苦手意識を払拭したと思うていたのになあ。
 忘れたつもりでいたんやけど、けっこう傷は深かったんですなあ、2005年の日本シリーズは。でも、テレビは最後まで見ていたし、テレビの放送時間が終わったら、ラジオに切り替えて聞いてたで。もしかして9回裏に10点差をひっくり返すすごいことになってたら聞いてなんだことを悔やむに違いないもんね。嘘でもそう思うてんとやってられんよ、タイガースのファンというのはね。


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おおきく振りかぶって [テレビアニメ]

 テレビアニメ「おおきく振りかぶって」があまりにも面白いんで、ついに原作の単行本をまとめ買いし、1~8巻まで一気読みしてしもうた。野球漫画の難しいところは、レギュラー選手だけで9人いる上に、相手チームを登場させたらまた各チームの選手も出さねばならんし、監督コーチその他もろもろの選手すべて造形せねばならんのや。
 昔の野球漫画は現実のプロ野球の世界に特別な主人公やライバルを数人放り込むということが多く、主要な人物以外は実在の人物をそのイメージどおりにキャラクター化するという、まあいうたら借り物のキャラクターでもOKやったわけですね。
 水島新司さんが「男どアホウ甲子園」で高校野球を舞台にした野球漫画を描き始めて以降、すべてオリジナルな人物で構成した野球漫画を描かねばならなくなるケースが増えたわけで、いやもう大変なことやろうなあと思う。
 「おおきく振りかぶって」の印象的なところは、人物設定の妙ですわ。むろん、野球というスポーツや高校の部活動の面白さを余すところなく描いているのではあるけれど、設定がええげんやと、試合の場面も学校生活の場面の面白さも半減してしまう。母校の野球部にはりついて取材したとおまけマンガに書いてあったけれど、確かにそうやろうなあ。高校の教師という立場で読んでみても、おかしげなところもあやしげなところもまずは見当たらん。
 というわけで、ことマンガに関しては、最近は「エマ」「のだめカンタービレ」などなど、テレビアニメやドラマで知って、おもしろければ単行本一気買いというパターンばっかりですわ。そういう点では、マスメディアの戦略にまんまと乗せられてるなあ。それがちょっと悔しい。


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ゲキレンジャーカレー [日常生活]

 障害児学級の生徒のための授業として、「お買い物学習」というのを設定している。教員の御用聞きをして、3人の生徒に預かったお金を渡し、注文どおりのものを近くのスーパーまで買いに行くという、いたってシンプルな授業。シンプルではあるけれど、これがなかなか難しい。商品名をいわれても、それがスーパーのどこに置かれているかを探すのに苦労する。「きつねどん兵衛」という注文があったとして、なんとかラーメンの棚にたどり着いたとしても、どれが「きつねどん兵衛」かわからなんだりするのですね。「どん兵衛天そば」や「どん兵衛かきあげうどん」をカゴに入れたりするので、違うということを指摘して、正しいものを選びなおさせんならん。
 私は毎週「ボンカレー」と「サトウのごはん」を注文するんやけれど、数あるレトルトカレーの中から「ボンカレー」を見つけ出すのに苦労する。そこで、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の好きな生徒のために、「ゲキレンジャーカレー」なるものを買うように注文してみた。さすがにパッケージだけですぐに判別する。見つけ出せたという達成感を大切にしたいのですよ。
 せっかく買うてきてもろうたんやから、「ゲキレンジャーカレー」を食する。
 味がない!
 カレーからスパイスをすべて取り除き、香りだけ残したというとわかってもらえるかな。普段から少し辛口のカレーを食べつけている身にはほんまにこたえた。「甘口」というても、甘さはあんまり感じられん。まさに味がないんですわ。
 大人の口で子ども向けのカレーを食べるのがこんなにきついとは予想してなんだ。もう二度と「ゲキレンジャーカレー」は注文せんぞ。ひたすら「ボンカレー」で攻めるしかない。それ以外のカレーやと、名前が難しすぎて覚えられなんだり探し出せなんだりするんですわ。
 いやしかし、この年で子ども向けのカレーを食べるということになろうとは予想もしてなんだ。なかなか貴重な体験かもしれんな。


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落日の横綱へ [大相撲]

 大相撲小言場所「平成十九年夏場所展望~横綱の品格とは~」にも書いたんやけれど、今場所ほど朝青龍に優勝してほしくない場所はない。
 それがどうやら現実のものになってくるとなると、なんか寂寥感みたいなものも味わったりしているのですね。朝青龍が若手をつぶすような稽古をしたのは、自分が倒される不安感が理由やったんやなあ、と。そういう横綱としての品格が疑われるようなことをしてでも、「強い男」のイメージを壊したくなかったんや。そやけど、これまで稽古不足でも勝てていて、それでいいと錯覚してしもうたツケが、今場所にまわってきたんや。
 勝ちをあせって強引な攻めを見せる。速攻についてこられん相手は敗れるけれど、その動きについていける相手ならばたやすく朝青龍の体勢を崩すことができる。
 場所前に若手のいる部屋に乗りこんで、相手を怪我させたり恐怖感を植え付けさせるためだけの「稽古」をしなければ、虚像は保たれへん。なんか、最強を誇っていた横綱が、哀れな末路をたどる第一歩になりそうな予感がする。長く君臨して稽古をさぼってきた分、一度衰えた部分を取り戻すには相当の量と質の稽古が必要やろうけれど、若いときと違い、そこまでの稽古に耐えられる体やなくなってくる。
 横綱の傲岸不遜な態度が、単なる空威張りに見えた。それは、あまりにも寂しいことやね。


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40年間放置 [教育]

 文部科学省が23日、40年ぶりに実施した教員の勤務実態調査の結果を公表したんやそうな。以下、例によって新聞報道を一部引用する。

「最も勤務時間が長かったのは中学校教員で、平均して1日10時間36分働き、残業は1時間56分だった。夏季休業期の8月分を除くと平均で1日11時間2分の勤務で、2時間13分の残業。小学校教員は1日平均10時間5分の勤務で1時間26分の残業、夏季休業を除くと平均10時間30分の勤務で1時間40分の残業。高校教員は1日平均10時間2分の勤務で1時間44分の残業だった。(中略)教員は一般公務員と同様の時間管理が難しいとして、月額給与の4%が一律の『教職調整額』として支給されている。働きぶりに応じて支給額に差をつけるべきだという意見も強く、文科省は現在、どのような支給形式が可能か検討している」

 40年間も勤務実態調査をしてなんだんやね。実態を把握もせんままに、教育の荒廃は教員の資質向上で解消とかいうて、むやみに研修を増やし、挙句の果ては教員免許の更新のためにさらに講習を課すんやね。そうすれば、本来の業務の時間が削られ、さらに残業が増えるのにね。
 残業だけやないよ。行事、部活、進路指導、懇談などのために無給で休日出勤してる先生もいてるわけですよ。それについてはこの調査では触れてないのね。だいたい、どの学校でも部活の顧問は必ずもたんならんということになってるのに、部活指導は課外活動やから教員は奉仕でやっているという解釈で、朝出も残業も休日指導も全部勤務時間にカウントしてなんだりするのね。
 家庭の事情で残業でけん先生でも、休日出勤をしてなんとかこなしている人もけっこういてるしね。そんなん全部奉仕なわけですよ。
 だから一般の会社員よりも条件きついとはいいません。ただもうこれ以上教師をいじめるのはやめてほしいと、そう言いたいだけです。あと、家に帰っても生徒や保護者から電話がかかってきたり、あるいは仕事をしている保護者のために家から電話をかけたりすることもある。家にいても完全にくつろぐことがでけん先生も少なくない。そういう実態もちゃんと調査してほしいなあ。その上で研修を増やしたり講習を課したりすることを検討してほしいなあと、ぼやいてな仕方ない。


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え? 紅白戦? [プロ野球]

 帰宅して野球中継の録画を「おっかけ再生」で見る。今日からセ・パ交流戦で、我らがタイガースは福岡ソフトバンクホークスとの対戦。ホークスは南海時代はグリーンがチームカラーで、ダイエーに買収されて福岡に移ってからはオレンジを基調にしたチームカラーになった。そしてソフトバンクに親会社が変わり、黄色と黒、つまりタイガースとよく似たカラーになっている。もっとも、タイガースの黄色のほうが彩度が高い感じではあるけれど。
 去年の交流戦なんか、タイガースは昔のホーム用のデザインのユニフォームを着用してたから、ロングで撮影された画面なんか、ぱっと見たらどっちの攻撃なんかわかりにくかった。
で、今年である。タイガースは、今年は交流戦用に新しいユニフォームをわざわざコシノヒロコさんにデザインを依頼してこしらえた。ううむ、あるベテラン選手は「マスターズリーグみたい」と言うたそうやけれど、私の印象は違うたね。
「これ、ソフトバンクホークスの紅白戦か?」
 ホークスのビジター用のユニフォームは黒地に白抜きでSoftBankとロゴが書かれている。今回のタイガースのタイガースのユニフォームは黒地に黄色。アップで見たら確かに違うんやけれど、ロングで球場全体を映してたら、ホークスの選手が2つに分かれてホーム用とビジター用のユニフォームで試合をしているみたいに見えてしまう。球場はヤフードームやしね。
 きっとコシノヒロコさんはホークスとの試合なんか想定せんとデザインしたんやろうなあ。もっとも、このユニフォームが事前に公開されたときは、私もこうなることは想像できてなんだから、文句は言われんけれどね。
 とはいえ、ぱっと見たときにどっちのチームか戸惑うようなデザインというのはルール上どうなんやろう。阪神球団に対してコミッショナー事務局が特に警告を発したという話も聞かへんから、問題はないんやろうが。


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