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王立マンション [日常生活]

 盆休みを含む夏休みは、どうしても家にこもりがちになる。子どもがいるわけやないから遊園地などに連れて行ってくれとねだられることもなく、趣味を同じくする妻とともにええ年こいて録画しまくったアニメをただひたすら見るという実に非生産的な休日を送っているわけですね。出る予定というたらまあお墓参りくらいですか。
 今朝は近隣のホームセンターまでバイクで走り、先着5名様限定の格安ドライヤーを購入。先月、長年使うていたヘアドライヤーの先端のノズル部分が折れてしもうたのです。原因は高熱によりプラスチックが溶けたことにある。それでもノズルなしで使用してはいたんやけれど、いつ火を吹くか気が気やなくなってきたんで、広告を見た妻の指令で買いに走ったというわけ。なんでもマイナスイオン効果があるとかいう。いったいドライヤーのマイナスイオン効果てなんやねん。ようわからんけれど、風呂上りに髪が乾いたらそれでええ。そんな効果はあてにはしとらん。
 まあそんなイレギュラーな外出はあるものの、引きこもってビデオばっかり見ていたらさすがにダメ人間になると思い、ここ数年は最寄駅前の書店に歩いていくなど、夕方には必ず散策をすることにしている。
 今日はいつも行かない方角にあてどなくふらふら歩いていった。新しく建ったマンションの表札(?)には「ロイヤルなんとか」とマンション名が書かれている。うーむ、王立のマンションがこんなところにあろうとは。ところで、日本のしかも大阪市のちょいはずれに土地を購入してマンション経営をしているというのはどこの王室なんやろう。恥ずかしいのか、どこの国の王立かは書いてなんだ。あ、国名を出さんということはイギリスかな。
 そうかとおもうとその王立マンションの向かいには築50年位にはなりそうな二階建ての文化住宅があって、そこには「かんとかマンション」と看板が上がっている。ふむふむ。現在の自宅から職場に通勤する毎日を送り続けて6年、近隣の様子などなんにも知らなんだが、私の住んでいるあたりはけっこうおもろい土地らしい。もったいないことをした。毎日あちこちぶらぶら歩いてブログのネタを拾うことにしよう。


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未来の野球中継 [テレビ全般]

 昨日までのジャイアンツ対タイガース3連戦はいずれも日本テレビがキー局となって全国中継されたわけやけれど、「日本テレビ開局50年特別企画」と称して、イニングの間にいろいろな映像をはさみこんでいた。第1戦は「G-T熱闘の記録」ということで、過去の名勝負のVTRを流す。これはまあDVDなんかでも見られるものやけれど、わざわざ買うたり借りたりせん人にはええ企画やろう。
 第2戦は「プロ野球中継の歩み」と称して初中継の映像やセンターカメラ、ホームランカメラ、スピードガン、ハイスピードカメラがそれぞれ始めて導入されたときの映像を流した。これは企画ものとしては非常に面白かった。欲をいうならば、鳴り物入りで導入されながらあんまり使われずに終わった「ストロボ・アクション」なんてものも珍品として紹介してほしかったけど。
 問題は第3戦で、「未来の野球中継」と称して、現在開発中の技術を紹介したんですけどね。球場に設置されたすべてのカメラの画像をひとつの画面にすべて小さく映し出し、視聴者が好きな画像を選んで拡大して見られるという、どうも地デジの宣伝くさい技術を紹介しただけ。しかもこの画面非常に見づらい。
 どうも「未来の野球中継」にむけての展望はほとんど期待でけんということをアピールする結果に終わってしもうたな。どうせやったら、「視聴率が低下したので、地上波での中継はなくなりすべて衛星放送もしくはインターネットでの配信になるでしょう」くらいの本音を吐いてみたらどうかね。
 それにしても日本テレビとしては地上波での中継をしない試合まであったこのカード、アナウンサーが「伝統の一戦!」力を入れるたびに私はしらけてしまいましたぞ。そんなに大切な試合なんやったら、せめてこのカードだけでも中継延長をしてみたら?


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ダルビッシュ結婚 [プロ野球]

 北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手がヒーローインタビューで「結婚報告」をしたそうです。いわゆる「できちゃった婚」というやつやけれど、なんで避妊せんのかな。いや人のことやからどうでもええけど。お相手のサエコという女優さんのことを私はよう知らんのやけれど、ファンの方には悪いけれど特に売れっ子やったり知名度が高かったりするわけでもないみたいですね。ダルビッシュくん、これはあれですね「今日は大丈夫な日なの」とか言われて実は妊娠するのに大丈夫な日やったなんていうオチではないでしょうね。いやなに、昔同僚でそう言われてついつい避妊しなかったらしっかりできちゃってやむを得ず結婚した知人がいたりするんで、「できちゃった婚」というとついそれを思い出すので他意はありません。
 いやいや未婚男性で結婚する気がない人は気をつけましょう。特に相手が結婚願望の強い女性の場合、妊娠というのが一番結婚を迫りやすい状況やったりするわけです。逆もまた真なりですから、結婚するつもりのない女性も同様ですね。
 あ、今日はこんなことを書くつもりではなく20年以上も使っている腕時計の電池を入れ替えた「ちょっといい話」みたいにするつもりやったのに。なんでこうなったかな。書き直すのも面倒なんでまあええわ。


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便利すぎるのもいたしかゆし [日常生活]

 今日は休暇をとって1日ゆっくりすごす。とはいうても、進路がらみの相談などで3年生の保護者や本人から私の携帯に電話がかかってきて、家にいながらもできる範囲で対処したりしている。幸い今日は障害児学級の担当の先生が出勤しているので、そちらの携帯に電話をしたりしていろいろとやっていただいたけれど、盆休みの期間に電話がかかってきたりしたら、とりあえず出勤ないしは出張するケースも出てくるやろう。仕事がらそういうこともあるとは覚悟している。
 ただ、やっぱり休みでのんびりしているところに保護者からの電話が入ったりすると気持ちの切り替えが難しいわけで、そういう意味では携帯電話というのは便利すぎて困るときもあるのですね。いたしかゆしというべきか。


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キティちゃん腕章 [時事ネタ]

 タイの警察で規律違反の警官に「キティちゃんの腕章」をつけさせるという罰則ができたという新聞記事を読んだ妻が大笑いしていた。以下引用。

「カーキ色の制服にピンクのキティちゃん――。タイ国家警察防犯部は8月から、規律に違反した警察官に、サンリオの人気キャラクター『ハローキティ』のワッペンをつけたピンクの腕章を着用させる『処分』を導入した。違反警官はこれを着けて警察内を巡回しなければならず、幹部らは『恥ずかしさが軽挙妄動をおさえるだろう』と期待している」

 日本でそんな腕章をしている警官がいても「おお、大阪府警はサンリオとタイアップして『女の子に怖がられない警察』を目指しているのか」とか思われたりなんかするんやろうけれど、タイでは「女子どものもの」と「大人の男のもの」の区別ははっきりついてるんやろうね。日本というのはいつの間にか「可愛いもの好き」の社会に変貌してしもうたからね。そのかわり「大人の男」の記号となるものは多くが忌避されるか笑いの対象になったりしている。
 てなことを書こうとしたら、サンリオは「事前に通知はなかった」というわけで著作権侵害の疑いも出てきた。以下、引用。

「サンリオの広報担当者は7日、『世界で愛されているキャラクターで、このような形で使われると、イメージが損なわれる可能性がある』と語り、戸惑った様子。さらに、『使用許諾については聞いていない。どういう経緯でこうなったのか、驚いている』と話した」

 営利目的で使うているわけではないとしても、事前に許可は得ておくべきでしたな。もっとも罰則として使うというたら使用許可はおりてへんかもな。それにしてもタイではまだそれほど著作権に対する意識が高くないのかな。あちらの事情を知らんのでなんともいわれんけれども。
 さて、これを受けてタイ警察はこの腕章の使用を撤回したそうな。またまた引用。

「6日に地元英字紙が報道すると、日米欧の主なメディア20社以上が取材に訪れた。責任者のポンパット同部長代理は7日、『マスコミ対応に追われて仕事にならない』として腕章のデザインを変更する、と宣言した。実際には、多くの記者がキャラクターの無許可使用について質問したことを気にしたとみられる。
 この間、『キティちゃん腕章処分』を受けた警官はいなかった」

 お蔵入りとなると、見本として作られた「キティちゃん腕章」は世界中の「ハローキティ」コレクター垂涎の品となるな。どこからか流出した腕章がネットオークションにかけられたとかいう話題がきっと出るぞ。これにまたバカ高い値がついたりするんやろうなあ。というわけで、タイ警察の名案は思いも寄らぬ方向に転がっていくのでありました。
 あーでもタイにはオリジナルの愛玩キャラクターはあらへんのかな。日本の場合、漫画文化が戦前から発達していたから、そういうキャラクターは海外に頼らんでもなんぼでもあるからな。文化の違いというのはそういうところにあらわれたりするんやね。


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リレーの中継役として [教育]

 愛すれどTigers「カープにお返し3連勝でAクラス復帰!」を新規更新しました

 今日は全校登校日。昨年は担当者として原爆投下に関するビデオを生徒に見せたが、今年の担当の方は大阪大空襲についてビデオを見せ、生徒による体験者からの聞き取り報告などを行った。私は諸般の事情で体育館に行かれず、話しは聞けなんだんやけれど、個人的にはどんなに暑くて生徒が参ったとしても、この暑さに苦しみながら戦争について話を聞くのは悪くないと思うている。戦後60年が過ぎ、教師はすべて戦後生まれとなった。ただ、親からは戦争についていろいろな話を聞いて育っている。たとえ自分に戦争被害の経験がなくても、戦争による非戦闘員の大量殺戮という行為がいかにいけないことかを伝えるのは、いわばリレーの中継者としての責務やと思う。しんぞう首相にはそういう思いが少しでもあるのかはなはだ疑問なんやけれど、よう考えてみたら、戦争を機会にのし上がった満州新官僚を祖父に持つだけに、戦争というのは自分たちにとっては被害者どころか野望を達成するための手段やという認識でもあるのかもしれん。
 教育基本法が変えられて愛国心を教えなければならなくなったけれども、国を愛するということは、そこに住むすべての人々を大切にすることと解釈すれば、戦争の愚かさを伝える中継ランナーという役割は、まさに国を愛する心のあらわれやと、私は思うんである。


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朝青龍鬱病か [大相撲]

 横綱朝青龍が鬱病一歩手前の状態なんやそうである。以下、新聞記事より引用。

「日本相撲協会から2場所連続の出場停止処分を受けている横綱朝青龍が5日、東京都内の自宅で精神科医本田昌毅氏の診察を受け、『神経衰弱でうつ病になる一歩手前の状態』と診断された。
 本田氏によると、朝青龍は復帰への意欲を見せているという。しかし、本田氏は『自分の考えがまとまらず、表情が暗いし、食欲もない。すぐに本人にとって最良な環境で療養するべきだ』と話し、横綱が希望するモンゴルへの帰国を勧めた」

 そうですか。それは大変なことですね。そやけど、腰の骨にひびが入っていると称してモンゴルに帰りサッカーをしていた人が書かせた診断書に何の信憑性があるといわれたらそれでおしまい。朝青龍には気の毒やけれども、自分をそこまで追い込んだのは過去の自分やと知るべきでしょう。
 私は神経症で苦しむ人について多少は知っているつもりやし、薬を飲みながらだましだまし病気と付き合うている人のしんどさも少しはわかるつもりや。そやからほんまはそういった症状に苦しむ朝青龍に対しても同情したい気持ちはある。
 それやのに、今回ばかりは素直に同情でけん。横綱という地位を守るためのプレッシャーをすべて攻撃的なエネルギーでカバーしてきた横綱が、その攻撃という鎧をはがされた時に、まったく無防備やったというのが今回の状況やろうと思う。
 過去、大横綱といわれた人たちはそのプレッシャーに必ずぶち当たっている。大横綱双葉山が連勝を69で止められたあと山にこもり「ワリ木鶏タリエズ」の電報を師と仰ぐ人物に送ったことは有名やし、あの貴乃花ですら「洗脳騒ぎ」まで起こしてしもうたくらい、横綱という地位のプレッシャーは厳しいもんなんやと思う。もし新聞などで報じられるように、朝青龍が自分を過去の大横綱と比べて遜色がないと豪語していたんやったら過去の大横綱同様これを克服すべくおのれを磨かねばならんということになるやろう。
 朝青龍は、日本で相談できる信頼に足る人物を作っておかなんだんやろうな。そやからこういう状況に陥ったらモンゴルに帰国せねばならん。こうなると、ここまで野放しにしておいた師匠の高砂親方と、高砂親方にまかせっきりで放置していた理事長にもかなり責任があると思うんやけど、どうか。
 ともかく、朝青龍にはここは帰国せずひたすら稽古に打ち込んでこの壁を乗り越えてほしい。そのとき私は彼のことをほんまもんの大横綱とたたえることやろう。


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完全休養日 [日常生活]

 久しぶりに土日に予定が入ってへんので、今日は完全休養日にあてる。明日も完全休養日にあてる。月曜も完全休養日にあてたいところやけれど、全校登校日なんで連続記録は早くも途切れるのであった。あまり完全休養日が続きすぎるというのはそれはそれで大変な状況に陥っているような気はするが。
 つまり、現在の朝青龍のような状況と予想される。それだけはいやじゃのう。


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マーフィーの法則 [日常生活]

 急ぎの仕事もないし会議も終わったし、今日は定時に帰ろうと思うたら、そういう時に限って、勤務時間が終わろうかどうかという時間帯になって、ちょっとしたトラブルが見つかったりなんかする。点検整理をやっているうちに大幅に時間が過ぎてしまう。結局退出できたのは予定していた時間から1時間後くらいやった。いやそれですんでよかったというべきか。
 「マーフィーの法則」というのはあたっているもんですなあ。もっとも最近の若い人には「マーフィーの法則」という言葉自体理解してもらわれへんか。類義語はと考えて「あるある探検隊」を思いついたけれど、これも早くも古びてしもうたかもなあ。うーむ。


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阿久悠の死 [追悼]

  作詞家の阿久悠さんの訃報に接する。享年70。死因は尿管ガン。

 職人であり、作家やった。物語のワンシーンを切り取ったような歌があるかと思えば(「真っ赤なスカーフ」「津軽海峡冬景色」など)、思いを相手に訴えるものがあり(「ねらいうち」「北の宿から」など)、状況の説明をうまくまとめあげたものもある(「ウルトラマンタロウ」「君よ八月に熱くなれ」など)。壮大な内容の歌もあれば(「あの鐘を鳴らすのはあなた」など)、コミカルで軽いものも書いた(「透明人間」「SOS」など)。
 ところが、書いてない歌があるんですな。大の阪神タイガースファンやのに、タイガースの応援歌は(私の記憶する限りでは)残してへん。これは私の憶測やけれど、「六甲颪」という名曲があるのに、その加えて応援歌を作る必要性をまったく感じてなんだんやないか。依頼があれば西武ライオンズの球団歌も作詞するのに、「球臣蔵」なるタイガース小説まで書いているのに、応援歌は書いてへんのやなあ。
 良くも悪くも戦後高度経済成長期以降の日本の空気を象徴する作詞家やったと思う。そして、バブルの時期にそのポジションを秋元康に奪われてしもうたんやないかと思う。それはある意味、日本にとっては不幸なことやったのかもしれん。
 吉田正さんよりも国民栄誉賞にふさわしい作詞家やったと思うんやけれど、まあしんぞう首相は今そういう賞を贈るとかいうような状況やないもんなあ。
 謹んで哀悼の意を表します。


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