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木南晴夏の「家族八景」 [テレビ全般]

 今日と明日は完全休養日。葛根湯を飲み、午前中は例によってテレビを見、午後からはひたすら午睡。夜は録画しておいた相撲を見るという、まあ特筆すべきことのない一日を過ごす。
 先日録画したドラマ「家族八景」はええやないか。七瀬役の木南晴夏さんは、私にとっては「勇者ヨシヒコと魔王の城」のムラサキが実によかったんやけれど、今回は七瀬という「自分の能力を知られたくないので目立たないようにしている」という役柄がうまくはまっている。
 思えば私の世代は「七瀬」というと多岐川裕美さんの顔がすぐに思い浮かんでしまうんやけれど、最初に「七瀬ふたたび」「東芝日曜劇場 芝生は緑」で連続して火田七瀬役をやったために刷りこまれてしもうたのよね。原作の「家族八景」では七瀬は多岐川裕美さんみたいな濃い女優のイメージやないのです。木南晴夏さんの方が原作のイメージに合うている。堀ちえみさんの「家族八景」は見ていないからなんともいわれへんけれど、堀ちえみさんとはイメージがちょっと違う感じがするなあ。
 あ、木南さんは赤塚不二夫さんが「家族八景」を漫画化した「ハウスジャックナナちゃん」の七瀬にかなり感じが似ているぞ。そうかそうか。
 堤幸彦監督は七瀬がのぞく思考をデフォルメされた映像で表現していて、これがまた面白い。原作を忠実に映像化したらどうしても深刻で残酷な話になってしまうだけに、このデフォルメされた映像がいい感じの緩衝材になっているように思う。
 次回は画家が登場する「水蜜桃」。どんな感じでデフォルメされるか、予告でちらりと見ただけやけれど実に楽しみであります。

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「ワッハ上方」の「R-1ぐらんぷり」予選 [演芸]

 今日も微熱は残っていたけれど、なんとか出勤。授業の一環で午後から「ワッハ上方」に生徒を連れていく予定でして、30数人を連れていったからというて資料館存続に即つながるとは思われんけれど、焼け石に水とはいえ少しでも協力したい。文化を守るためには実行あるのみ。それと、生徒たちに授業でVTRを見せた芸人さんたちが生きていた証みたいなものを自分の目で見てもらいたいという思いがある。
 ここ数日、「ワッハ上方」では「R-1ぐらんぷり」の一次予選をやっている。昨日行っていたらたむらけんじさんが出ているのに遭遇していたところなんやけれど、そんな報道陣も集まっているところに生徒を連れていったら大変なことになっていたやろう。
 今日はまだ売れていない芸人さんたちが次々と出てきていた。生徒たちにとっては、そういうものを見る機会というのもなかなかないやろう(私もない)から、ええ体験になったと思う。
 それにしても、どこで笑うたらええんかわからん一人コントを延々と見せられるというのもなんですねえ。がんばってる芸人さんたちには悪いけれど、決勝に残れそうな人は、今日の私の見た範囲ではいてませんでした。一次審査の担当の人たちも大変やねえ。新人賞の下読みもこういう感じなのかな。
 というわけで、久しぶりの「ワッハ上方」、生徒たちとともに楽しませていただきました。
 職員のAさんとはここ数年毎年生徒たちを連れていっていることで、私のことを覚えてくれてはるけれど、今年は予約の電話を入れたらものすごく喜んでくれはった。新聞の無責任な報道などもあってつぶされたと勘違いをしている人もいてはるらしい。生き残りのために必死で苦労してはる。少しでも力になれたんやったら嬉しいんやけどな。

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国技館はブーイング [大相撲]

 ついにダウン。熱が高いわけやなかったけれど、体が重い。明日は休むわけにいかない用があり、今日無理をして明日動かれへんようなことになっては行かんので、出かける直前に決断。昨日も一昨日も休みたいのを我慢してたから、かなり限界点近く来ていたのは確か。こういう時は体の悲鳴をちゃんと聞いてやらんとね。
 というわけで、一日寝倒す。午前中、昼過ぎまで寝て、昼食を取ってすぐに寝て、夕食前に起きる。
 いやあ、よう寝たなあ。あんだけ寝たのにまだ眠い。そうとう疲労が蓄積されてるということか。明日出勤して、週末は完全休養にあてよう。
 夜は録画しておいた相撲を見る。全勝の把瑠都が立ち合いの変化で稀勢の里を下すと、1敗の白鵬はやはり立ち合いの変化で日馬富士に敗れる。国技館は観客のブーイングでいっぱい。完全ガチンコで勝つことだけを目指していたら、肝心なところでこうなる。だから八百長を容認せよとは言わんけれど。
 これで優勝争いが面白くなくなった。
 もっとも把瑠都はポカも多い力士だけに、独走状態にあるというても、このまま千秋楽まで盤石ということはないやろうから、まだまだわからんけどね。
 外は寒風吹きすさぶ中、雨模様。出勤してたらもっとしんどくなってたやろうから、同僚に迷惑をかけたとはいえ、休んで正解やったといえるかな。
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選考委員の辞任 [時事ネタ]

 ここ数日風邪気味でずっと微熱。仕事に行かれへんというほどの熱でもないけれど、体はだるい。毎朝、体が「休め」とサインを出しているのを意志の力で抑えこんでるんやけど、あまり無理はせんほうがええのかなあ。とりあえず風邪薬を飲んでしのぐ。
 円城塔さんが芥川賞受賞。SF作家の芥川賞受賞とは喜ばしい限り。さらに東京都知事が選考委員をやめるということで、これも喜ばしい。選考委員会の行われる前に候補作はどれもつまらんなどと公言するような人物に委員を任せていてはいかんと思う。どんな作品が受賞しようと、それはつまらん作品やと言うているわけで、候補に選ばれた作家さんに失礼やないか。候補作はいずれも自薦ではなく、作家さんが望むと望まないとにかかわらず「あんたの作品候補にしたったで」と一方的に通告しているわけやからね。
 辞任の理由は「若い作家が刺激を与えてくれないから」やそうです。罵倒語に「バカ」と「クソ」しかボキャブラリーがないような大阪市長の方が刺激を与えてくれるやろうから、都知事は政治に専念して新党を結成し大阪市長を国政の場に一日でも早く引っ張り出してくれないかと念じる次第であります。

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震災と人生観 [1月17日の記憶]

 今年もこの日がきた。
 記憶を風化させたらあかんと、毎年無理にでも阪神大震災について書き続けてきた。
 ところが、去年の3月11日、記憶の風化どころか、さらに厳しい現実を突き付けられた。
 腹の立つことに、17年前は他人事として通常の番組編成をしていた各テレビ局が、東京でも揺れたということもあったか、今回は地震関連の番組ばかりこれでもかこれでもかと傷口に塩をもみこむように放送した。
 驚いたことに、関東の人間は水の備蓄もしていなければ手回し発電のラジオ付き懐中電灯のひとつも常備してなんだ。17年前の教訓は、近畿という狭いエリアでしか生きてなんだんや。いや、大阪では地震が起きたらあたりが液状化し、ビル機能がすぐに停止するような高層ビルに「災害対策本部」を置こうという愚かな府知事まで登場した。
 その人物と仲間たちは、東北で起きた大災害を目の当たりにしながら、それでもそんな場所に固執していたりする。
 あの震災の記憶はもうすでに風化していたんや。
 人の運命なんて、どうなるかわからん。そやから自分にできるだけのことをちゃんとしておきたい。そういうふうに人生観が変わった。東北の被災者たちもそうやろう。
 きれいに「絆」なんて言うてんと、生きている間にしっかり生きるということを思い出させてくれる、今日と3月11日ははそういう特別な日なんや。
 今年はそういう意味でも特別な意味を持つ1月17日になった。

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県知事のクレームは続く [時事ネタ]

 兵庫県知事も大阪府知事もどうかしてるよ。ついでに新聞記者もどうかしてるよ。
 県知事は「『平清盛』はやはり画面が汚い。もっと画面を明るく」と言う。こういうのを「よけいなお世話」という。新聞記者はこの発言に対し「苦言」と見出しをつける。「苦言」というのは「きつめの忠告」というような意味合いの言葉やないか。「番組をもっとよくしてほしい」という思いから出た言葉やったら「苦言」でええけど、観光客を呼びたいから画面を明るくしろというのは、相手のことなど何も思いやってへんということですがな。
 府知事は、耐震構造に疑問ありとされて前知事が移転を断念したはずのWTC庁舎にまたぞろ全面移転をしたいという。それが、現在使うている本庁を美術館にするから、やとさ。こういうのを本末転倒という。たぶん税金を無駄に使うたということで告訴されてる関係上、なんとか移転してしもうたら敗訴は免れるという計算があるんやろうけれど。本庁を美術館にするから地震がきたときに孤立する建物に全面移転するという理屈が通るんかいな。これは「屁理屈」というやつやね。それにしてもここまでWTC庁舎に固執するというのには、何か理由がありそうです。どんな利権がからんでいるのか。こういう時にきちっとおかしいと指摘するのがメディアの役割ではないですか。
 ほんまにどうかしてる。知事さんたちは為政者としてもっとやらねばならんことがあるんと違うかい。これで税金から給料をもらうてるんやからなあ。一般の公務員を税金泥棒というて市民の敵とするならば、知事さんたちは税金詐欺師といわれても仕方ないんと違うかな。

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琴奨菊に試練 [大相撲]

 今日は「たちよみの会」の例会と新年会。新年会は少人数ながら話が盛り上がり、3時間があっという間に過ぎる。楽しい1年になってくれたらええのにな。
 帰宅後、録画しておいた相撲を見る。
 今場所はこれまでふがいなかった大関陣が奮起していて、なかなか面白い展開。ただ、大関2場所目の琴奨菊が今日も負けてしまい、ひとり取り残されてしまうような感じになっている。
 これまで長年相撲を見てきたけれど、大関2場所目というのがポイントになるんですよね。新大関の場所というのは気も張っているし、大関に昇進する前の勢いも残っているから10勝くらいはする。ところが、2場所目というのはそれまでの緊張感がとけて疲れがどっと出るのか、勢いを失う場合が多い。そして、2場所目でつまづくと、後の場所は大関の地位を維持していくのがやっとというようになってしまうことが、これまた多い。
 北の湖、千代の富士、朝青龍らはここで一気に駆け抜けて横綱になった。貴乃花は昇進までの基準がかなり厳しく足踏みはしたけれど、2場所目もしっかりと相撲を取れていた。
 というわけで、ここは琴奨菊にはぜひ踏ん張ってほしいところですわ。後半戦には好調をキープしている他の大関や圧倒的に強い横綱白鵬との相撲を残っている。それを考えるともうこれ以上下位力士には取りこぼせない。下手をしたら負け越す可能性もある。
 ここからは自分が大関であることを忘れて挑戦者のつもりで横綱大関戦に臨んでほしいものです。そうすれば、優勝争いを撹乱する台風の眼みたいになって、大関としての存在感を示すことができるやろう。できたら白鵬に土をつけたりするくらいの活躍を見せてね。
 と、無責任な相撲ファンのたわごとであります。

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脱獄囚のビール [時事ネタ]

 広島の脱獄囚はつかまった時に所持金もなく空腹で逮捕されたそうです。
 逮捕前に空き巣をしたりビールを飲んだりしていたということやけど、捕まる前の報道でそれを聞いた時には「酒飲むか、余裕やな」と思うたりもしたけれど、逆やったんやね。空腹で、カロリーを取るために、とりあえず手に入ったビールを飲んだということやないかな。空き巣もしかり。とにかく金と食糧がほしかったからやむにやまれず空き巣をしたということやろう。手引きしてくれる仲間が広島にはいてなんだと、そんなところと違うかな。
 そこで思うのは、報道のあり方やなあ。報道によって得た印象は、「脱獄しただけやなく空き巣もやり、ビールまで飲む余裕のある凶悪犯」やったということは、そう匂わせる書き方やったということやろう。
 メディアリテラシーの能力を磨くということは、つまりその記事に誘導されんように気をつけるということなんやろう。多少は気をつけるようにはしているけれど、それでも今回誘導されてしもうた。
 まだまだやなあと思う。
 記事に書かれている人物の行動の記述だけから、「なぜそのような行動をしたのか」を類推し、記事が誘導しようとしている方向と自分の類推を照らし合わせてみるということを常にやってなあかんということですわ。
 そこまで気を張って読むのはしんどいことなんやけどね。

 明日、1月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は新年会を予定しています。ご参加をお待ちしています。新年会のみの参加も大歓迎です。

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好漢伊藤隼太 [プロ野球]

 今日放送されたサンテレビ「熱血!タイガース党」で、ドラフト1位の伊藤隼太外野手がゲスト出演していた。
 ええぞ。
 なによりも言葉の選び方がよろしい。大言壮語することなく、しかし謙遜しすぎて卑屈になることもない。レギュラー出演している漫才師ストリークの撹乱するような問いかけに対しても実にスマートに受け流している。番組の流れをちゃんと把握して、でしゃばることなく、それでも自分をしっかりアピールしている。
 頭がええんやなあ。去年、同じように新人でゲスト出演した榎田大樹投手もそんな感じやった。
 レギュラーの福本豊さんがアドバイスをしていると、そちらを凝視して、すべてを吸収しようとしている。その姿勢にも好感を持った。浮ついたところがないのです。
 これは活躍するぞう。
 しかも凛々しい感じの男前。これはもう女性ファンがすぐにつくね。
 伊藤隼太選手については毎日スポーツ紙の記事でチェックしてはいたけれど、どうしても記者のフィルターを通したものやから、読者を喜ばせるために過大に書いていたりするやろう。そやけど、テレビの場合はちょっとしたことでボロが出たりする。特に今日みたいに生放送やったらはっきりとその人間性が出てしまう。
 いやあ、伊藤隼太君、おっちゃんは惚れこんだぜい。甲子園で背番号51の躍動する姿を見るのが楽しみやなあ。わくわく。

 1月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は新年会を予定しています。ご参加をお待ちしています。新年会のみの参加も大歓迎です。

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免疫あり [日常生活]

 副担任さんが午後からリタイア。寒いもんねえ。これ、インフルエンザやったらどないしよ。私も感染しているかも。もっとも、私は阪神大震災の直後に立て続けに2種類のインフルエンザにかかってダウンしたことがあるので、同種のウイルスやったら多少の免疫はあるはず。
 なんにせよ、担任二人が立て続けにぶっ倒れたりしたら大変なことになるので、うがい手洗いの励行は怠らぬようにせねばならんね。
 3年生の授業は今月末で終了するので今が大詰め。卒業試験が終わるまでは倒れるわけにはいかんのよ。
 それにしても寒かったなあ。副担任さんのリタイアもこの寒さの影響やろう。とにかく多少かっこ悪くても冷えんように着こんで乗り切るのであります。今年の冬は貼るカイロを一気に消費してますよ。負けへんどお。

 1月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は新年会を予定しています。ご参加をお待ちしています。新年会のみの参加も大歓迎です。

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