SSブログ

マートン選手応援パネル案 [プロ野球]

 プロ野球の観客席では、ここ数年お客が手製のパネルをもったりタオルを振ったりいろいろと工夫していて面白い。去年まで、甲子園のライトスタンドでは赤い色の星のついたパネルを大量にもって応援している姿が目に付いたけど、赤星の引退で見られなくなったのは残念。ファイターズの応援が特に面白くて、小笠原が在籍していた時には小笠原諸島にちなんでイルカのビニール人形を一斉に振ったり、金子誠が打席に入ると新選組の「誠」の旗を持って振ったり。
 最近目につくのが、タイガースのマートンが打席に入るとファミリーマートの看板をパネルにして掲げる人たちですね。「マートン」と「マート」のシャレなんやろうけど、ちょっと苦しいなあ。妻は「マット・マートンという名前なんやからマットを持って応援したら」というけど、なんやわかりにくいかも。阪神百貨店のタイガースコーナーには虎のマークの足ふきマットが売られてるけど、これを掲げてもぱっと見てマットとわかるかどうか。
 そしたら、と妻は「マートンはいつもベンチでノートをつけてるから、ノートを持ったら」という。おお、これはおもしろいかも。それもマートンが常に持っているばかでかいバインダー式のノートがええな。ただし、1人だけで持っててもようわからんから、ライトスタンドのファン全員がバインダーを開いて「ノートをチェックだマートン!」と連呼するとか。
 もっとも、ああいうパネルを持って応援する人の中には自分がテレビに映りたいという下心があるのもいてるからね。ノートを開いても地味過ぎてテレビには映らんからあんまり流行らんかな。

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

エースはウナギイヌ [スポーツ]

 愛すれどTigers「長期ロードたった1勝の出発」 を更新しました。

 高校野球はほとんど見ないのでありますが、1人気になる投手が現れた。
 滋賀県代表北大津高校の岡本拓也投手であります。人呼んで「ウナギイヌ」。かの赤塚先生の創造したキャラクター「ウナギイヌ」に容貌が似ているから友人がつけたあだ名なんやそうですが、投球そのものも「ウナギイヌ」なんですねえ。とらえどころがなく、かつひとつの枠にはまらない。

 なにしろ、斜め上から投げたかと思うと今度はアンダースロー、かと思うと横から投げる。朝の情報番組「おはようコールABC」の「どっ汗甲子園」のコーナーでハイライトのビデオをやっていて、見ているこちらが「どっかん」ときましたがな。
 私立の野球エリート校やったらまずこういう投手がエースになることはないやろう。せいぜい中継ぎとして登板して相手の目くらましに使われるのが関の山と違うか。ところが北大津高校は県立。スポーツ科があるということやけれど、優秀な選手は県外の野球で有名な私立にとられてしまうことも多かろう。そういう中から「ウナギイヌ」くんがエースとして育ったんやね。
 というわけで、「ウナギイヌ」こと岡本投手の今後の活躍を楽しみにしたい。球威や球速ではプロに即入るというレベルではないかもしれんけど、このピッチングスタイルをそのままそだててやろうというような大学や社会人チームがないものか。いずれは一度プロの強打者をのらりくらりと翻弄する姿を見てみたいなあと思うんであります。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

桂文珍独演会 [演芸]

 先日従兄より電話があり、桂文珍独演会の切符が従兄の友だちの都合で1人分無駄になりそうなんでいかへんかというお誘い。文珍師匠の独演会は人気があるからなかなか切符も手に入らんので喜んでお誘いに乗る。
 というわけで、今晩はNGKに行ってまいりました。
 開口一番は桂珍念さんの「看板の一」。元気な高座で、テンポよし。続いては文珍師匠の「禁酒関所」。先代小染師匠の型に似てるなと思うたら、次の噺のまくらで「小染兄やんに稽古をつけてもらった」とのこと。タダ酒に喜ぶ役人の描写は先代小染師匠の方がよかったように思う。ゲストは東京から三遊亭好楽師匠で「肝つぶし」。江戸前のさらりと流すやり方がこの噺では陰な感じになり、嫌な面が目立った。中ドリは文珍師匠で「茶漬間男」。艶笑落語になるところを、文珍師匠は寝とられる亭主の抜けたところを強調してちょっと意地の悪い「文珍落語」らしくなっていた。
 中入り後は内海英華師匠の女道楽。ええ女っぷりを間近に見られました。トリの文珍師匠の「栴檀の森」は私は初めて聴く噺。臆病で強欲なオヤジさんの抜けたところが絶妙。珍品らしく整合性がない噺やけど、ナンセンスな展開が面白かった。
 というわけで、文珍師匠のうまさが際立った独演会。久しぶりに行く落語会をしっかりと堪能いたしました。従兄に感謝。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

「スターウォーズ エピソード5 帝国の逆襲」 [映画]

 野球がデーゲームやったんで、夜は妻とともにHDDレコーダーに録画してあった映画「スターウォーズ 帝国の逆襲」を見る。公開当時にも感じたんやけど、3部作のうちつなぎのエピソードであるこの映画の出来が一番よろしい。これは実に不思議なケースですよねえ。
 冒険、修行、ロマンス、陰謀、裏切り、衝撃の告白……。娯楽映画に必要な要素をあれもこれもとつめこんで、それでもすきっとしまった演出のおかげで雑然としたところがない。監督はアービン・カーシュナーという人。この人の腕のおかげやないか。
 それよりもなによりも人間以外のキャラクターの表情の豊かさがこの作品を面白いものにしている。R2-D2とC3POのコンビはここではそれぞれがピンで活躍。チューバッカも泣き、喜び、嘆き、怒り、と様々な表情を見せてくれる。
 これで3作目に過大な期待をしてしもうたんやなあ、あの時は。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

「ヒロシマ、ナガサキ」 [教育]

 今日は夏休みの登校日。生徒たちと久しぶりに顔をあわす。
 8月6日に生徒を集めるんやから、その日にふさわしいことをせんと集めた意味がない。昨年はコミュニケーションギャップをロールプレイングで行うというようなことをしていたけれど、今年は違います。涼宮ハルヒやないけれど、「夏には夏じみたことをしなくちゃいけない」のです。
 本来なら体育館に全校生徒を集めるところなんやけれど、体育館は改装工事中。というわけで、クラスごとに別々の部屋で同じ映画を見た。私の担任する2年生は「ヒロシマ、ナガサキ」というドキュメンタリー。原爆投下の映像、被爆直後の広島や長崎の映像、被爆者へのインタビュー、原爆投下を行った米軍関係者へのインタビューなどの映像を組み合わせた作品。監督は日系米国人のスティーヴン・オカザキ。何かを強調しようとするような演出はしていない。ただただ事実を積み重ねていく。そこから真実が浮かび上がってくる。そんな映画でありまして、猛暑で気力体力衰えているおっさんにはなかなかヘヴィーであったのでありますよ。
 むろん私は戦後生まれやけれど、それやからこそ先達たちが遺そうと伝えてきたものを次代を担う若者たちに伝えなならんと思うわけですよ。
 それにしても疲れたなあ。生徒たちの視線を浴びながら話をしたりするというのはやっぱりなかなかにきついことである。夏休み明け、冬休み明け、春休み明けの授業ではいつもそう思うんやけど、登校日でそれを感じたのは初めてかもしれんな。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

末川研先輩の死 [追悼]

 今朝、漫画家のおがわさとしさんから電話があった。
 高校時代の先輩が心筋梗塞で急死したという。私やおがわさんより2年上の先輩やったから、享年50。
 しばらく言葉がなかった。必死で言葉を探したけど、出なかった。
 頭のよい人やった。そして、ほんまに頭のよい人は、それをひけらかすことがないんやということを、先輩を見て知った。
 温厚やけど、芯のある先輩やった。
 今年、かげぼしくんを偲ぶ会を京都で催した時、久しぶりにお会いした。
 ゆっくり話がしたいというてくれはったけど、私も体調がすぐれん時やったから、また次の機会にというて私は辞去した。
 次の機会はもうない。
 テレビアニメのプロデューサーをしてはった。「忍たま乱太郎」「十二国記」などが代表作。堺三保さんとあるSF小説のアニメ化の企画を立ててはるというような話も聞いた。それは結局実現しなかったけど。
 昔から映画が大好きで、ほんまにたくさんの映画を見てはった。先輩と堺さんが組んだSFアニメ、見てみたかったなあ。
 まだ現実のことのように思えないけど、葬儀の連絡がきて、「夢やなかったんや」と実感した。
 先輩の名は、末川研。
 心から哀悼の意を表します。

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「スターウォーズ エピソード4」 [映画]

 夏季休業中を利用して、HDDレコーダーに録画してあった映画を見る。今日は妻といっしょに「スターウォーズ エピソード4」を見た。妻は実はこれまで見る機会がなく、通してちゃんと見るのは初めて。
 痛快娯楽映画の王道を作ろうとしたんやなあというのを、私は再確認する。妻は細部にSFとしておかしな描写が見られるのをかなり気にしていて、私が「ルーカスがハリウッド黄金時代の娯楽映画を作ろうとしたんや」と説明すると、やっと落ち着いて見ていた。
 モフ・ターキン役のピーター・カッシングが画面に登場するだけで場面が引き締まる。それだけでも見る価値あり、かも。話としては今見返すと、やはり他愛なく、その他愛なさが実に楽しい作品なんやなあと改めて思う。ただし、この特撮は大劇場の大画面で見んと迫力半減。室内のテレビ画面には向いてへんなあ。
 あと、最初の公開時に見た時にはもう少し砂漠の星の場面が長かったように記憶してるんやけど、ルーカス監督の手によって編集しなおされたんか、私の記憶がええ加減なんか。
 というわけで、ハードディスクにはまだ5本入ってますからね。まあこの夏ぼちぼちと見ていこう。
 あ、33年たって見なおしても、キャリー・フィッシャーはお姫様という感じやないなあ。それだけは全く印象変わらず、でありました。

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

いらいらする実況 [プロ野球]

 今日のタイガースの試合は東京ドーム。首位攻防戦というのに地上波の中継はなく、BS日テレでの中継。CATVのアンテナとHDDレコーダのチューナーがあるるおかげで見られたけれど、せっかく地デジ化を進めているのなら、日テレのサブチャンネルで地上波の中継をするとかそういう方法を取ることもできるやろうに。
 それにしても日テレのアナウンサーも解説の山本浩二さんも聞いてていらいらする実況やなあ。私は普段からサンテレビやテレビ大阪でかなり高度なプレーの解説をしてくれる福本豊さんや小山正明さん、広澤克実さん、江夏豊さんというような人たちの話を聞いているから、野球初心者に教えてやるというような内容の解説では物足りんのですよ。
「ヒットもフォアボールも、相手に塁を与えるという意味では一緒です」
 山本さん、あなたはこう言うたけど、以前福本さんはこんなことを言うてはったよ。
「フォアボールやったら打たれた方がましやね。守っててリズムが悪うなる」
「打たれたんやったら守備でカバーできるけど、フォアボールはなんもでけへんもん」
 福本さんの方が説得力があるように思うのは私だけかな。
 アナウンサーは目の前のプレーよりもデータを読みあげることに重点を置いている。データはデータ。その日の調子とか条件とか、いろいろと現場でしかわからんことをファンに伝えるのが実況の役割でしょう。
 実況がジャイアンツ寄りなのは我慢できても、その内容の部分でいらいらしながら聞いていたんですわ。あ、山本さん、解説するならせめてタイガースの選手のことをちゃんと調べてからにしてね。なーんも予備知識なしでやってるのまるわかりでっせ。小山正明さんなんか、「ふだん見てないからこのプレーだけで判断することになるけどね」とちゃんと断りをいれたはる。それが当然でしょう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

「崖の上のポニョ」と「ヤッターマン」 [映画]

 愛すれどTigers「ドラゴンズと連夜の熱戦で首位を死守」 を更新しました。

 夏休みということで、HDDレコーダーに保存したままで見てなかった映画をまとめて見る。今日は「崖の上のポニョ」と「ヤッターマン」。
 「ポニョ」は久々に宮崎駿の原点を見たという感じ。人面魚のポニョがひたすら男の子に会いたい、男の子といっしょにいたいという気持ちを貫くという単純なストーリー。それがよろしいな。テーマ性を前面に押し出したシリアスな話は、実は宮崎監督の本領やない。とにかく追っかけ追っかけというのが原点にある。それが東映動画の「長靴をはいた猫」であり、「どうぶつ宝島」なんですわ。「ポニョ」の場合はそういうドタバタではないし、追っかけにもひねりが加えられてるけれど、この怖いくらいの無邪気さが「宮崎駿らしさ」なんやと思う。私のつける順位としては「未来少年コナン」「ルパン三世カリオストロの城」「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」「紅の豚」に次ぐ宮崎作品ということになるか。
 「ヤッターマン」は、まあようここまで実写化でけたなというのと、フカキョンがよろしいなあという、楽しい映画でした。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

高校野球とガンダム [テレビ全般]

 高校野球の季節がやってくるのですねえ。われらが阪神タイガースは今日の試合を区切りに長期ロードに出発するし、「仮面ライダーダブル」も「フレッシュプリキュア」も次回予告のところで「来週高校野球がある場合はお休みします」というようなテロップが入っていたし。
 「仮面ライダー」や「プリキュア」は関西地区では高校野球のために飛んでも別な日にちゃんとやってくれるからええよ。私の高校時代、「機動戦士ガンダム」が高校野球で飛んだとき、朝日放送はそのまま何事もなかったかのように1回分すっとばしてその次の週の放送をしたもんな。あの時は数少ないけど熱心な視聴者が新聞に投書するわ朝日放送に抗議するわ。朝日放送もやむなくとばした分を別の日に放送してくれたけどやね、「機動戦士ガンダム」は当時の「ロボットアニメ」には珍しく1話完結やなかったから、順番がてれこになったらよけいわけわからんわけですよ。
 今の若者にはわかるまい。テレビ放送されたものがネット配信されたりするのがいかにありがたいことか。見逃してもビデオが出てレンタルしてその分をカバーできたりするなんていかに幸せなことか。
 高校野球のシーズンになると、いつもこのことを思い出しますね。私の場合は朝日放送に電話をかけた口です。今と違い、かなりアクティヴやったんやなあ。若かったあのころ何も怖くなかった、てなもんですな。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ