星野監督の退任

　本日はテスト監督や会議などでほとんど採点できず。後期開講の授業のプランを練ったりする。
　夜、ネットでニュースをチェック。プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの星野仙一監督の退任を知る。
　お疲れ様、の一言のみ。今季は途中で難病にかかり復帰したのが奇跡的なくらいやと思うていたから、今はもうゆっくり療養してもらいたい。
　星野監督は名将か。野村克也さんの著書ではあまりええことは書いてへん。自分がこしらえた土台のもとに花をひらかせただけ、とか、そんな調子。たぶんやっかみが入っているんやろうなあと思う。野村監督が土台をこしらえても、南海ホークスの廣瀬監督はそこに花を咲かすことはでけなんだやないですか。イーグルスでは間にブラウン監督が入って、最下位になって退団し、その後を受けて星野監督が一からチームを作り直したんやないかなあ。
　ドラゴンズで２回、タイガースで１回、イーグルスで１回と、３チームを優勝させたんやから、やはり名将というてええんやないかと思う。例えばライオンズ黄金時代を築いた森監督はベイスターズではその手腕を発揮しきれず退いたし、カープの全盛期を築いた古葉監督もホエールズではさっぱりやった。１チームだけやったら何度も優勝させられても、２チーム以上で優勝をさせた監督となるとぐんと数が少なくなる。ましてや３チームですよ。三原脩さん、西本幸雄さん、他に誰かいたかいな。
　星野さんは、我らがタイガースを１８年ぶりの優勝に導いてくれた。もうそれだけで感謝ですわ。
　年齢期にももう次のユニフォームを着ることはないやろうけれど、これからはまた解説であの名調子を聞かせてほしいものです。

　９月２１日（日）は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。