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黒のエチュード [テレビ全般]

 今朝は腰の痛みはかなり薄らいでいたので、コルセットはつけずに出勤。雨が降ったりやんだり、事務作業が予定通り進まなかったり、授業がつまっていたりで追い立てられるような一日。今年新しく来た管理職には言いたいことはいっぱいあるけれど、ここには書かへん。相手に寄って態度や言うことをころころと変えるのはやめていただきたい、とだけ書いておく。おかげで貴重な時間を浪費したのよ、私。会議が始まった時には心身ともに疲労困憊で、ちょっとしたミスもあり、これ以上仕事をしたら絶対もっとぼろぼろとミスが出るに違いないので、定時に退出。腰は痛くはないけれど、重かった。
 夕食後は妻と先週録画した「刑事コロンボ 黒のエチュード」を見る。第二シーズンの一番手。ただし、吹き替えは小池朝雄最後のコロンボとなった改訂版。「パイルD-3の壁」の吹き替えが古いものやっただけに、声の張りが違うのと、コロンボスタイルが定着していて翻訳も飯嶋訳から額田訳に変わっていたので、ずいぶん印象が変わった。吹き替えというのは大事やねんなあ、やっぱり。
 犯人はハリウッド・ボウルの交響楽団の指揮者。この作品を最初に見た時はクラシックの世界の序列とかそういうのにはあまり詳しくなかったので気がつかなんだけれど、ようは二流オケに、理事長の娘婿ということでしがみついている指揮者がピアニストと浮気をし、離婚の危機に瀕して浮気相手を殺してしまうという話なのですね。夫の浮気に感づいていて、それでも別れたくない妻の存在の大きさに、あのころは気づいてなんだ。犯人の凡ミスをコロンボがコンサート中継の再放送を見て気がつき、これが決め手になる。最後は妻の証言が決め手となるけれど、それは夫の下ごころ見え見えの嘘に愛想を尽かしたということなんやろう。この話はコロンボの勝利というよりは、芸術家としても一人の男性としても二流の人物がしがみついていた命綱を断ち切られるという話やったのですねえ。犯人のクズぶりが、妻の耳元でささやくセリフにこめられていた。
 もっとも、殺されたピアニスト役の女優さんはピアノを弾くふりがあまりお上手やなかったし、指揮者役の俳優さんもそれらしい格好をしているだけやったのはちょっと興ざめやったかな。

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保健室の日常 [日常生活]

 まだ腰の張りはおさまらんので、やむを得ずコルセットで固めて出勤。今日は全く授業が入ってへん日なんで、一日デスクワーク。
 出勤してすぐに生徒が保健室を訪れ、動悸が激しく息苦しいという。保健室にいてる先生やったらすぐに「それは病気やね」みたいなことを言うてくれると思うたんやろうけれど、残念ながら私は素人。問診票を書かせ、体温を計り、状況を聞くことくらいしかでけん。しばらくして養護教諭が出勤してきたので、すぐにバトンタッチ。気の毒に、白衣を羽織る間もなく脈拍を測ったり、氷嚢を首筋にあてたりと、そこはさすがにプロです。私はその間に職員室に電話して担任の先生に連絡。まあ素人のおっさんでもそれくらいはできる。
 母親が迎えに来てくれるということで落着。そうか、これが保健室の日常なんやね。心なしか養護教諭も生き生きしているように見えた。状況を聞きながら、楽しそうに話しかけていくあたり、不安になっている生徒を安心させる効果があるんやろうね。
 一日パソコンに向かい、ワードでの作図に大半を費やす。内科検診の会場となる教室の配置図を作っていたんやけれど、なかなか思うように書かれへんなあ。これやったらペイントなどの画像ソフトを開いて作図し、ワード文書に貼りつけるとかしたらよかったと、書き終わってから気がついた。まあそんなもんです。
 作らんならん書類はほぼできたので、一日寝かせて明朝見直しをすることにしよう。というわけで定時に退出。歩くの、ちょっとまだ苦しいなあ。
 夕食後、妻に肩をほぐしてもらう。鉄の塊でも入ってるみたいに硬い。それでも少し指が入るくらいまで柔らかくしてくれた。そのあとで、帰りにドラッグストアによって膏薬でも買うてくるんやったと気がついた。まあそんなもんです。明日は授業と会議。休まれんよ。早目に寝て疲れを取らんとあかんね。

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目の前のマスクと目に見えないコロナ [日常生活]

 起床後、腰の張りは多少ましにはなっていたけれど、立ったり座ったりするときが辛い。朝食前にアニメを見ながら筋肉ほぐし体操をする。でも、この体操は即効性はないのですよね。妻が出してくれていたコルセットを腰に巻き、背中までがちっと固めて出勤。おかげで今日の5時間連続授業はなんとかこなした。とはいえコンピュータ室が使えないんで図書室にタブレットを持ちこんで(WiFiが備わっていて、空いている部屋はそこしかなかったのです)授業をしたり、けっこうあちこち階段を上ったり下ったりときつかった。しかも放課後、学生食堂の再開に関する打ち合わせがあり、密になるのをどうやって防ぐかという方策をたてる。それを養護教諭に伝え、彼女たちの意見を管理職に伝える伝言ゲームの真ん中の人みたいなことをしたり、図書館にほったらかしにしておいたタブレットを片付けたり、とにかくきつかったです。
 定時から30分遅れで退出し、帰宅してコルセットを外したら、また背中から腰が痛い。ずっと同じ体勢で仕事をしていたわけやないけれど、体をほぐす運動をしたわけでもないからね。
 帰路はコロナ前と変わらぬ混み具合。大阪市は新規感染者ゼロらしい。ただ、今はまだ第二波の潜伏期間ととらえている。そやのにマスクもせんとおしゃべりばかりしてる生徒がいて、マスクをするよう指示したら、「このまま梅田に行ってもかかってへんし」とか「私がしてへんでも他の人はしてるから大丈夫やし」とか何の根拠もない理由を並べたててがんとしてマスクをしない。しばいたろかと思うくらい怒りがこみあげてきたけれど、こういう子には理屈は通らん。そう思うとあきらめの心境に。何のために分散登校を続けながら授業を再開してると思うてるん。目の前にあるマスクの息苦しさと、感染した場合のリスクを比較しても辛抱でけんタイプなんやなあ。まわりの子たちに迷惑をかけているという意識はないのかねえ。

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父の納骨 [日常生活]

 今日は父の百か日法要と、納骨を一度にしてしまう。家を出るのがぎりぎりになってしもうたんで、なんとか予定の午後1時にはお寺についたけれど、妹たちには迷惑をかけてしもうたな。
 こうやってお住持さんのお経を聞くのは四十九日法要以来、一月ぶり。次は一周忌に聞くことになるのか。てなことを考えてました。お父さん、かんにん。まあもう父は極楽浄土で仏さんになってはるから、許してくれるやろ。
 タクシーで移動し、納骨の補助をしてくれる石材店に。京都の人ならわかるでしょう、河波忠兵衛(会社名です、これ)さんです。昔、KBS京都でのCMで、「お墓のない人生は、はかない人生です」とやっていた、あの石材店です。京都以外の人にはわからんと思う。「亀岡 山田木材経営団地、よいしょ!」というのもあったねえ。「ちょいと岩田だよ、ちょいと岩田だよ」と歌う呉服屋さんとか。京都ローカルのCMの話はどうでもよろしい。とにかく石材屋さんの事務所に行き、もうお墓で待ってるというので慌ててしもうた。
 墓地の事務所に行って手続きを済まし、バイクでやってきたお住持さんといっしょにお墓に。焦っていて妹と事務所で合流すべきところをさきにあがってしもうた。妹と連絡をとりあい、樒(しきみ)を一対買うてきてもらう。無事納骨は終了。かんかん照りでとにかく暑かった。水分をあまりとってなんだので汗がたらたら流れるということなかったけれど、よう熱中症や脱水症状にならなんだもんです。別に我慢してたわけやないんやけれど。
 事務所で墓地の承継の手続きをし、本日のおつとめは終わり。祇園から四条河原町まで歩く。まだまだ人は少ない。もっとも先月はゴーストタウンみたいに人気がなかったから、これでも多少はにぎわいを取り戻しつつあるという感じ。これならさ来週は「たちよみの会」例会を再開できそうやね。
 帰宅して着替え、ちょっと寝床に横になったらもうぐっすり。予定より一時間近く遅く起きてきて夕食。妻に声をかけてとお願いしてたんやけれど、よう寝てたから起こしにくかったそうな。明日は仕事やし、寝るまでにしときたいことを考えると予定がちょっとずれたのは痛かったかも。夕食時から食後にかけて、留守録の「タイガース-ホークス」の練習試合を見る。あと10日もしたら、開幕か。6月初めになると3月末のようなわくわく感よりも待たされたじりじり感が強いなあ。
 よほど今日に向けて緊張していたのか、夕刻起きてきた時から腰が張る。いろいろと仕事でも緊張感が続いているからなあ。明日も腰が痛むようやったら、以前同じように腰が張った時に使うたコルセットを使わんとあかんかも。

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案里氏 [新聞]

 今日は完全休養日。午前中は昨夜録画した深夜アニメ、1週間分の朝ドラ「エール」のまとめ視聴など。疲れた。いやもともと昨日までの疲れもかなりたまってたわけやけれど。で、昼食後はすぐに午睡。たっぷりと眠る。明日は納骨なんで、今日休んでおかんと月曜からまたきついのです。
 夜は妻とサンテレビで再放送されている「未来少年コナン」を見る。いよいよラストに向けインダストリア地下の住民を解放。この回はレプカがラナを三角塔の空中に立たせて「泣け、助けを呼べ!」とサディスティックに脅し、ラナちゃんがそれに耐え続ける名場面登場。独裁者ぶっている奴は実は小物なんやということが暗に示された場面でもある。いよいよ次回は太陽エネルギー復活か。そしてギガントの飛行という一大クライマックスへと進んでいくのだなあ、わくわく。終わってほしいような、続いてほしいような。まあサンテレビの再放送が終わったら、NHKの再放送も録画してるんで、そちらをまた見直したらよろしい。どんだけ「未来少年コナン」好きやねん。そんだけ好きやということです。「ナウシカ」以降の「国民的巨匠」になる前の宮崎作品はどれも好き。
 ネットニュースを見ていたら、河井夫妻がいよいよ選挙違反で立件されるみたいです。こういう小物政治家がどうなろうと知ったこっちゃないんやけれど、新聞での表記が気になる。夫は河井前法相、妻は案里氏とたいていの新聞、ニュースで表記されている。夫を克行氏と表記する場合もあり。私、この場合、名前に「氏」をつけるのがいつも気になるのです。「氏」というのはその由来は大和朝廷の氏姓制度にあるわけで、本来は天皇から与えられた一族名なわけです。まあ現代に天皇から与えられてなければ「氏」やないとか極端なことは言いません。ただ、語源からいうと、「氏」は苗字につけられるべきもので、名前につけるものやないと思うのです。だいたい夫は名字で書き、妻は名前で書くというのは不公平やと思うし、この場合は例えば「河井克議員」「河井案議員」くらいの表記でええと思う。それでは区別しにくいというなら「河井夫」「河井妻」でもええよ。「案里氏」は気持ち悪い。そういう苗字の人と勘違いすることも出てくるんやないか。
 しょうもないこだわりと鼻で笑われるかもしれんけれど、敬称として「氏」をつけといたらええやろうという安直さが透けて見えるのも気持ち悪さのひとつかもしれんが、如何。

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やはり江夏はすごかった [プロ野球]

 なんとか1週間、フルに授業をしましたよ。でも、フルにやったのは教員の方だけで、生徒は分散登校という形で半数ずつを午前と午後に分けて来させるという苦肉の策。そやから来週は残りの半数に今週と全く同じ内容の授業をせんならん。
 4ヶ月近く授業から離れていたのを必死になって勘を取り戻しながらやらんならんのやから、かなりきつい1週間やったなあ。昼前くらいに睡魔と闘い、勝ったり負けたりしながら仕事をしていた。定時に退出し、帰宅後は昨日と同様マスクを洗うとすぐに仮眠。
 夕食後、サンテレビの「虎辞書なる!」という番組を見る。サンテレビに残されているアーカイブからタイガースの歴史に残る試合をダイジェスト版でみせてくれる番組。ナイター中継の代替として、いつもならオフシーズンにやっている企画を現在放送しているのです。
 こんばんはノーヒッター2試合。まずは川尻哲郎投手が倉敷でドラゴンズ相手にやった試合。今季からタイガースのコーチとなったドラゴンズの井上一樹や、タイガースからドラゴンズに移籍した久慈照嘉などに目がいくけれど、タイガースは暗黒時代。画面を見ていたら、アロンゾ・パウエルがタイガース側にいるのがちらりと見えたり、タイガースの捕手が現監督の矢野輝弘やったり、その矢野がドラゴンズ時代にノーヒッターをした野口がドラゴンズの先発投手やったり。三塁を守るデーブ・ハンセンは打つ方はぱっとせなんだけれど、守備は堅かったんやなあなんて、忘れていたことを思い出したり。
 二つ目は江夏豊が11回をノーヒットノーランに抑え、自らのバットでサヨナラホームランを打って決めた試合。江夏のホームインなんかもうよれよれという感じで、ほんますごい試合やったんやなあという感じ。ドラゴンズの井上弘昭のホームラン性の当たりを捕球して助けたのは池田純一。三塁を大倉一貴が守っていたり、捕手はダンプこと辻恭彦やったり、代打で出た田淵が一塁をそのあと守っていたり。私が小学生のころの試合です。でも、出てくる選手、みんな記憶にある。代打で出たのは後藤和昭。川藤はこのころは代走要員やったはずですね。ベンチにはウィリー・カークランドの姿もある。二塁は中村勝広から野田征稔に交代。代走は佐藤正治が出てきた。俳優の西田敏行さんの親類で、そのため西田さんは東北人やのにタイガースファンになったという。サヨナラホームランを打ってホームに走ってくる江夏の横でいっしょになって走っているのはスタンドから降りてきたファンのおっさんたちや。すごい時代ですね。もっともスタンドもガラガラで、いっぱい入っているところに江夏をワイプして入れてさも満員であるかのように見せている。苦労してますなあ。
 ようこんな歴史的な試合をちゃんとビデオで保存していたものです。この時代はビデオテープは貴重品やったから、上書きして使うていたはず。これはおそらくプロデューサーの決断で保存していたものやないか。やとしたら、サンテレビは偉い! 他の局にはラジオの録音かニュース用のフィルムしか残ってへんはず。
 それにしても川尻の試合には監督として、江夏の試合にはラッキーゾーンでリリーフとして星野仙一がいてて、まさか後にタイガースの監督として甲子園で胴上げされるようになるとは、だれも想像もしてなんだやろうなあ。いやあ、小学生の記憶力ってすごい。ほんま、昔の選手の名前、どんどん出てくるもんなあ。ベンチから飛び出して喜んでる背番号47の上には「KIRA」のネームが。選抜優勝投手として期待されて入団した吉良修一や。この試合にベンチ入りしてたんですね。いやあ、ほんま、よう覚えてるもんや。
 それにしても、江夏豊はやっぱり凄かった。疲れが飛んで元気になりましたぞ。

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役所と壮絶演奏でへとへと [日常生活]

 急に真夏。午後は30度くらいまで上がる。生徒のマスク熱中症を防ぐためにも、エアコンはつけんならん。現在はエアコンをつける期間外なんやけれど、最終的には学校保健主事の判断で28度以上になった場合にはエアコンをつけてもええということになっている。保健主事さんは大変ですなあ、なんてのんきなことは言うてられん。それ、私の仕事です。養護教諭のアドバイスでエアコン運転の許可を出し、あちこちの職員室に電話してまわる。うーむ、奨学金とはまた違う、臨機応変に動かねばならん忙しさがあるんやなあ。とにかく何事も初めて経験することばかりなんで、きついです。
 午後、休暇を取る。今度の日曜日の納骨の時に、墓所の名義を書き換えておきたい。そのためには印鑑証明がいる。ところがなかなか役所に行っている暇がない。無理にでも休みをねじこんで、書類をとっとかんと。で、帰路の電車で読書をしようとしたら、無性に眠くてたまらん。あ、今日は仕事場でコーヒーを飲んでへんやないか。毎日なんとか居眠りせんとやっていけているのはコーヒーのおかげやったのですね。で、帰りの車中で寝る。
 大阪市の区役所やと、居住地以外のどの役所に行っても住民票やら課税証明やらを発行してもらえる。そこで、地下鉄を途中下車して天五の北区役所に寄る。初めて行ったけれど、番号札を交付してもらい、パネルにその数字が出るまで待ち、受け付けがすむと交付してもらうまで待っていて、やはりパネルに自分の持っている札の数字が表示されると取りに行けばええというシステム。
 まるで銀行の待ち合いみたい。総合病院で薬を受け取る時もこんな感じかな。居住地の区役所には長いこといってへんから、そこにも同じシステムがあるのかどうかはわからんけれど、さすが人口や企業、お店も多い区の役所ですね。
 帰宅し、マスクを洗うともうすぐに寝床にぶっ倒れる。なんや知らん、こんなにしんどいのはなんでや。なんか今日が金曜日みたいな気分になってたけれど、木曜日なんですねえ。まだ明日仕事があるのですねえ。大丈夫かな。
 夕刻、先日録画したアリス・紗良・オットというピアニストのコンサートを聴く。気にはなっていたけれど、聴いたことのないピアニストで、よかったらCDの一枚でも買おうかなどと気楽に考えていた。ドビュッシーの「夢」、サティのジムノペティなど3曲とラヴェルの「夜のガスパール」というプログラム。コンサート前のインタビューで「ナイトフォール」つまり「逢魔ヶ時」をイメージしたコンサートというていたけれど、まさしく「魔」に逢いました。こんなすごいサティ聴いたことない。だいたいサティのピアノ曲は「すごい」と表現するようなものではないのです。「心地よい」とか「しみじみする」というようなことはあっても凄みのあるサティなんてこれまで聴いたことがなかった。そしてアンコール曲はラヴェルの「亡き女王へのパヴァーヌ」。これ、アンコール曲やないからね。これもすごい演奏で、番組が終わったあと、妻もしばらく動かれなんだ。
 あー、こんなんで明日仕事なんてできるんでしょうか。心配になってきた。

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ボーアは縁起が良い? [プロ野球]

 今朝、サンスポの電子版で「虎のソナタ」という連載コラムを読んでいたら、面妖なことが書いてあった。
 パース、キーオ、シーツ、ムーアと三文字で間をのばす外国人選手は活躍しているから、新外国人選手のボーアも活躍するんやそうな。
 これやから阪神ファンというのは困るなあ。私も同じ阪神ファンとして恥ずかしい。
 1996年、グレンとクールボーを途中で解雇して獲得した外国人選手をご存知ないはずなかろうに。ひとりはクレイグ・ワーシントン。登録名はクレイグ。もう一人はケビン・マース。
 そう、その名前から来日当初はバースのヒッティングマーチで応援された(すぐにロブ・ディアーのものに変わったけれど)選手です。

 この選手です。
 あ、1980年にちょっとだけ在籍したポール・デードという選手もいた。俊足好打の触れこみが、守備はポロポロ打撃はスカスカ、故障ばかりで途中帰国した。


 ちなみにバースはほんまはバスという名前で登録するところ、ダメ外国人やったら「阪神バス、ストップ」なんて関連会社に引っ掛けてスポーツ紙に書かれてしまうと恐れてわざわざバースとのばしたというのは有名な話。また、サンスポはタイガースがボーアを獲得しようとしていた時にぎりぎりまで「ボア」と表記していた。私の記憶ではニッカンとサンスポが「ボア」でスポニチとデイリーが「ボーア」やったと思うけれど。デイリーはどうやったっけ。報知は……知らんわ。
 というわけで、バスやボアやったらくだんの法則は成り立たず、マースも大活躍していたはず。カタカナ三文字でなく間をのばしてへん選手で活躍した人の方が多いやないか。メッセンジャーとか、マートンとか。タイガース唯一の日本シリーズ胴上げ投手は誰でしたっけ。リチャード・ゲイルでしょ。ゲールやないでしょ。
 ま、スポーツ紙のデスクのたわごとに目くじらを立てていても仕方ないけれど、専門家なんやから、そういうつまらんことをわざわざ書くのはおよしなさいよ、と思うたのでありました。

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ジョージ秋山の死 [追悼]

 今日は全日空き時間。昨日はいっぱいこでやれなんだ仕事を、一つずつ片付けていく。昼休みの時間帯には墓地に電話をして納骨について予約をとったり、石屋に電話をして墓石に父の法名(浄土真宗では戒名と言わずに法名と呼ぶのです)を彫ってもらう算段をしたり。ひととおり手配できてよかった。
 外部講師となかなか連絡が取れなんだんやけれど、退出直前に連絡がつき、明日に仕事を残さずにすんだ。定時よりは少しばかり遅くなったけれど、とりあえずやっとかんならんことはできたのでよしとする。
 帰路の電車は時間帯もあってか少し混んできた。形だけはもとの生活のように見えてきたけれど、みんなマスクをしてるからね。ただ、やはり「密」の状態であることに違いはない。内閣の専門委員会が提示している「新しい生活様式」なんて、画餅でしかないのです。夜は妻とアニメを何本か見て過ごす。
 明日は授業はあるけれど、割とすいているので、今日の仕事を踏まえた次の仕事ができる。生徒が登校してくると、これまでできていた事務作業ができなくなるけれど、生徒のためにしている事務作業なんやからね。
 漫画家ジョージ秋山さんの訃報 に接する。享年77。死因は公表されていない。
 子どものころに「パットマンX」というギャグ漫画でその名を知ったけれど、ギャグに徹し切れてなかったという印象がある。いわばペーソスというのか。赤塚不二雄のギャグ漫画を知ってしまっていた幼い私にはペーソスなんてものがわかるわけもなかったのです。
 次に意識したのは「ザ・ムーン」かな。子どもたちが意思を統一して巨大ロボットを動かす話……やったと思う。内容よりも、子どもたちの名前が「サンスウ」とか「カテイカ」という科目名なのが面白かった。でも内容は地味で暗くて重かった。「銭ゲバ」は小学生の子どもにはちょっと難しかったかな。「デロリンマン」になるともう高校生やったけれど、正直何を狙うてるのかがわからなんで困惑した。「浮浪雲」も同様。私が面白いと思うツボといつもずれていたように思う。ただ、渡哲也主演でドラマ化されたものは面白かった。ドラマを見てやっと原作者の狙いがどこにあるのかわかったような気がした。ずいぶん長いこと連載してて、最終話直前にたまたま掲載誌を手にとったら、線に力がなくなっていて驚いた。もうそろそろ描けんようになるんやないかと思うていたけれど、思うたより早く逝ってしまわはった。
 私には面白さがわからないけれど、世間的には評価が高いものがあると子ども心に教えられた、なんて書くとファンの方に怒られそうやけれど、事実そうやったんやから仕方ない。「ピンクのカーテン」は「京一会館」という京都の端にあった名画座で、デビュー作の「制服処女のいたみ」など「美保純特集」三本立ての一本で見ましたなあ。はい、もう18歳を過ぎてから見に行ったので、ご安心ください。原作つきのせいかあまりエロくなかったので逆に印象深い。
 とはいえ、あの画風と作品内容のギャップはやはりかなりインパクトがあったし、漫画史に欠かせないひとりであることに間違いはないやろう。
 謹んで哀悼の意を表します。

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ついに授業再開 [日常生活]

 わかっていましたよ、ええ。わかっていましたとも。今年度は月曜日の時間割が一番重いということを、ね。2時間目から6時間目まで休みなしに入ってる。そやけどね、4ヶ月ぶりの授業でいきなりそれというのはきついですよ。
 というわけで、3時間分は「私の推し」を熱く語ってみせ、2時間分は「旅」について各自の持っているイメージを書かせたあと、沖縄の観光団体が学校に送ってきた修学旅行誘致のプロモーションビデオを見せる。
 その間にも細々とした仕事が入ってきて、催促されるのがきつい。おまけに妹から父の納骨について問い合わせるメールがきたりして。昼食を取っていたら奨学金担当の後継者がやってきて、かなりこみいったところを質問してきてそれに答えたりもする。私はマルチタスクは苦手やのに、ダブル、トリプルでくるのです。週の初めにこれだけ重いと、全てをこなし切れん。いくつかは明日にまわす。
 でもね、疲れはしたけれど、なんか昨日までのくすぶった疲れとは違うのです。力を出し切った疲れというのか。エネルギーをぎりぎりまで絞りだし、放課後は空っぽになっていた。授業にはある種のストレスを解消させるような効果があるとは常々思うていたけれど、4ヶ月ぶりの授業ではっきりした。なんか脳内から興奮物質がどばどば出たのでしょうね。
 で、明日は1日授業はなし。ほんまはテレワークにするか休みにしたいけれど、今日の仕事を明日にまわしたのでテレワークにするわけにもいかず、休むわけにもいかんようになってしもうた。明日の仕事がうまいこといったら、木曜の午後くらいは休みを取ってもええかもしれんなあ。
 帰宅後、昨日録画したNHKの相撲特番を見る。栃若時代から柏鵬時代、北玉時代への変遷をまとめたもの。昭和30年代から50年代は、力士の体も引き締まっていたんやなあ。相撲の稽古だけでついた筋肉は美しいなあ。

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