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翠富士の快進撃 [大相撲]

 今日は春分の日。定休日と重なり、何か損した気分。たぶん世間の人々の多くが朝からWBCの準決勝戦、日本代表対メキシコ代表の試合を見ていたんやないかと思うけれど、私は昨日の深夜に録画した番組やら、ずっと前に録画してそのままになっていたアニメ「プリンセスコネクト! Re:Dive season2」をまるごと1クール分まとめて見たりして過ごす。やっぱり1クールまとめて見るというのはけっこうしんどいものですね。
 午後はずっと午睡。夕刻起きてきて大相撲春場所10日目を見る。なんとなんと翠富士が10連勝! 体格があまり変わらん翔猿とがっぷりの相撲を取り、割り出しという豪快な決まり手で下す。小兵力士なので、いつもは大きな力士相手に肩透かしなど相手の重さを利用した取り口の相撲を見せるけれど、体格が同じくらいの相手にこういう大きな相撲を取るということは、かなり力が強いということなんやろう。伊勢ヶ浜部屋では横綱照ノ富士や幕内宝富士など大きな力士とも稽古をしているから、それだけ力もついたということやと思う。1敗で追っていた大栄翔が豊昇龍に組まれてなすすべなく敗れたんで、2敗で大栄翔、琴ノ若、遠藤が追う展開になった。私が勝手に優勝の本命に推していた高安は新入幕の金峰山に押し出されて3敗に後退。今場所こそ初優勝と期待していたんやけれど、ここから逆転は難しくなってきたな。残り5日間で翠富士が大崩れしたとしても、大栄翔や琴ノ若はそう崩れんやろうからな。横綱も大関もいてへんし、翠富士には大きなチャンス。まさに相撲の神様がついてくれているというような感じ。
 十両では落合が熱海富士に逆転負けを喫し、朝乃山と逸ノ城が1敗で並んでいる。どちらが十両優勝してもおかしくない。いっそのこと、翠富士にはこの2人と当ててみてはと思うくらい強い。そうや、朝乃山が今場所幕内に戻っていたり、逸ノ城が謹慎で先場所休場してなんだら、翠富士との割りも組まれていたはず。そういう意味では翠富士にはやはり相撲の神様がついているのかもしれんな。
 相撲を見たあとはしばらく寝床で読書。少しうとうと。明日は仕事。そろそろ新年度の勤務校からいろいろと連絡が来るやろう。落ち着かんことではあるなあ。

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インタビュー ザ・大関 [読書全般]

 今日は出勤日。デスクまわりの片付けをもっと進めたかったけれど、奨学金関係の仕事が入り、思うように進められず。
 朝は冷えこんでいたけれど、日中は気温がぐっと上がる。体がそれについていけず、えらくだるい。昨日外出した疲れもあったのかも。そろそろ動けるかと思うたら、会議の時間。なかなかギアが上がらん。それでも不要な書類を捨てたりしてたら、もう退出時間になった。定時に退出し、帰宅後はしばらく寝床でどぶさっておりました。
 これではいかんと録画した相撲中継を見る。翠富士が快調に9連勝。大栄翔も前進あるのみで1敗を守る。こうなると、優勝経験のある大栄翔の方がいくぶん有利か。正代はやはり大関相撲で琴ノ若を追い詰めたが逆襲され、引いてしまいつけいられて土俵から落ちた。十両では朝乃山と逸ノ城が1敗をキープ。こちらはこの両者が最後までデッドヒートを続けるんやないかな。
 夕食をはさんで、相撲を見てしまう。その後はしばらく読書。
 武田葉月「インタビュー ザ・大関 運と人を味方につける」(双葉文庫)読了。琴風を除く存命のもと大関22人と現役大関貴景勝を合わせ、それぞれにインタビューしたもの。横綱にはなれなんだけれども、大関という限られた者にしかなれない地位を勝ち取った力士たちの本音が読みとれる。千代大海や魁皇など長く大関をつとめたものと、雅山のように早く昇進し過ぎて大関であった期間の短い者では、大関という地位のとらえ方もまた違うということがよくわかった。また、親方として協会に残った者と、協会から離れ外から相撲界を見ている人という違いも感じられる。定年まで部屋の師匠として多くの関取を排出し、悠々自適生活を送る清國、旭國や増位山は思い出が美化されているという感じであるし、大関としては短命やった雅山は大関という地位にいないとわからないプレッシャーに苦しんだことを述懐する。
 興味深いのは新大関の時にインタビューされた御嶽海で、「大関には長くいるものではない」と横綱を目指す決意を示していたのに、その言葉通り1年ともたず陥落し、大関という地位には長くはいられなかった。それが陥落という形になることを本人は予想もしてなんだんやないやろうか。
 横綱という最高位には届かなかったけれど、協会の屋台骨を支える立場になった者にしか語れない言葉がここにはある。ただ、掲載されている順序はランダムなので、できれば大関昇進の早い順から並べるという工夫はほしかった。貴景勝→清國→武双山と、現役の大関の次が定年退職したもと親方、そして弟子を育てている最中の親方というような配列では連綿と流れている大関の系譜もたどりにくい。また、巻末の霧島と小錦の対談は非常に面白かったけれど、できればインタビューをしてみて著者がどう感じたかをあとがきとして添えてもらいたかった。ファン歴の浅い若い人たちやとわかりにくい部分もあったんやなかろうか。大関経験者へのインタビューだけというユニークで秀逸なアイデアも、インタビューから著者の姿が見えてこなんだのは残念。

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シャーロック・ホームズの誤謬 [読書全般]

 今日はたちよみの会例会。朝から録画した番組を見て、昼前に出かける。阪急の特急で上洛。お彼岸なんで時間に余裕があったら墓参も考えていたんやけれど、例会に間に合いそうにないので墓参は春分の日に行けたら行くということにしよう。
 古参会員Y氏と読みかけの本を見せて話をしたりしてから、丸善へ。Amazonの買い物かごに入れておいた本を探し、見つけ次第かごから削除。中には、実物を手にとりぱらぱらと見てから買うのをやめたものもあり。新刊で面白そうなものがあったのでそれを買うというものもあり。新書や文庫ばかり何冊か購入。さあ、どんどん読んでいくぞ、といつも思うのですけれどね。
 丸善から出て、上島珈琲でまたしばらくおしゃべりして散会。帰宅後、録画しておいた相撲中継を見る。幕内では翠富士が8連勝で勝ち越し。1敗で大栄翔が追う展開に。高安は土俵際で足が出てしまい2敗目。北青鵬が琴恵光をはりま投げの珍手で下す。土俵際、押しても押しても土俵を割らず、肩越しにまわしを取って降り捨てる。この懐の深さは大きな武器やね。十両では1敗で朝乃山ら3人が並ぶという展開。こちらの優勝争いも面白くなってきた。朝乃山と落合の取り組みを早く見てみたいものです。
 夕食後はスマホで社説のダウンロードなど。
 ピエール・バイヤール/平岡敦・訳「シャーロック・ホームズの誤謬 『バスカヴィル家の犬』再考」(創元ライブラリ)読了。シャーロック・ホームズの第3長編で人気も高い「バスカヴィル家の犬」でホームズが示した犯人は間違いで、真犯人は別にいるという分析を行ったもの。ただ単に、名探偵の推理の穴を指摘しているだけやなく、「バスカヴィル家の犬」をドイルが執筆した時の状況……ドイルが「最後の事件」でホームズのシリーズを終了させたにもかかわらず、ホームズ再開を希望する声が社会現象にまでなって、しぶしぶ新作を書いた……をも含めた考察を試みる。ドイルのホームズに対する複雑な感情が、ホームズがほとんど活躍しない長編を書かせたこと。読者が虚構の人物に対してまるで実在の人物であるかのように熱狂していたこと。虚構に対する読者の向き合い方など、「バスカヴィル家の犬」という作品を奥深くまで掘り下げたうえで、ホームズのあての外れた推理をチェックし、ドイルすら気が付いていなかっただろう真犯人を指摘していく。その論の立て方など、小説というものの社会における位置まで考えさせられた。私はここまで緻密に本を読んでいるわけやないけれど、書評家として自分はどのように小説に向き合うてきたかも改めて考えさせられた。読書好きな方にはぜひご一読を勧めたい。ただし、少なくとも「最後の事件」(「回想のシャーロックホームズ」所収)と「バスカヴィル家の犬」だけでも読んでおいたほうがよろしい。思い切りネタバレしてるからね。「バスカヴィル家の犬」、再読したくなること必至。これまでとは読み方が一変してしまうことやろうなあ。

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WBCよりセンバツ [プロ野球]

 今日は完全休養日。午前中は例によってテレビ漬け。昨日の深夜に録画した分まで見てしまう。昼食時は選抜高校野球大会の第一試合を少し見る。私は高校野球よりもプロ野球の方が好きなんやけれど、なぜかWBCは純粋に楽しまれへんなあ。やっぱりタイガースの試合やないというのは大きいね。例えばタイガースの湯浅とジャイアンツの大勢が仲良く話している写真なんか見てたら、「もっともっと仲良くなってFAでタイガースに行く」くらい言わせろとかいらんことを考えてしまう。仲良くなりすぎるなよ、と思うのです。がんばり過ぎてシーズン中に影響するような故障だけはしてくれるな、と思うのです。開幕戦に間に合うように、早いとこ負けて日本に帰って来てくれとまで思うのです。
 思えば2008年、五輪大会に出場した新井貴浩選手が腰を痛めて帰ってきて、シーズン終盤になるまで復帰できず、新井選手を欠いた打線は五輪前よりも迫力がなくなり、結局ジャイアンツに大逆転で優勝をさらわれてしもうた。その二の舞だけはごめん。日本代表かなんか知らんけれど、WBCなんて米大リーグがほしがる選手の品評会みたいなもんやん。そんな試合、心から応援できるわけない。サッカーやラグビーのW杯とは全く性格が違うものなんやから。中野がWBCでヒットを打ってもそれほど嬉しくないけれど、サトテルがオープン戦とはいえスワローズの小川投手からホームランを打ったらむちゃくちゃ嬉しく感じる。高校野球を見ていたら、この中からもしかしたら将来タイガースのユニフォームを着る選手がいるかもと想像してわくわくする。
 そんなわけで、高校野球を少しだけ見たあと、午睡。夕刻起き、いつもの内科に行き、血圧の薬などを処方してもらう。
 帰宅後は録画した相撲中継を見る。貴景勝は今日から休場。横綱どころか来場所はカド番や。千秋楽、結びの一番は関脇や。横綱も大関も不在の場所は、昭和以降(東西合併して今の協会ができてから、ですね)初めてやそうな。土つかず同士で高安と翠富士が対戦し、翠富士の突き落としに高安が這い、大栄翔も敗れて無敗で翠富士が単独トップに立った。誰ですか、高安と正代が優勝争いを引っ張るとか書いてたんは。私です。ほんま、荒れる春場所の言葉通りになったなあ。

 明日、3月19日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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耳づまりの現状 [日常生活]

 今日は定休日。例によって午前中はテレビ漬け。昼前に駅前へ。今週も耳鼻科で通気。長引いているのがお医者の先生も気になるのか、今週は少し長めにびびびびびびびとしたあと、薬を入れていつもの倍くらいの時間をかけてびびびびびびびびびびとやる。鼓膜が引っ張られて痛いくらい。おかげで医院を出てしばらくは普通に聞こえた。もっとも、夜になったらまた耳づまり。ただ、耳鼻科に行く前のつまり具合よりはかなりましではある。そうやなかったら医者に行った意味がないんやけれどね。
 実は午前中にテレビを見ている時は、ステレオイヤホンで音を聞いている。聞こえにくくて大きな音を朝っぱらからというのはご近所にも迷惑をかけるからね。イヤホンをしたまま立ち歩くと、耳から外れることがある。つまっている左耳の方が外れても、音は右耳で十分聞こえるんやけれど、右側が外れたら、左耳は音をほとんど拾うてへん。聞こえないわけやないけれど、かなり小さく、遠い感じがする。今、この日記を書きながら音楽のCDをステレオイヤホンで聞いている。どちらを外してもちゃんと聞こえる。こんなに違うんかと驚くくらい。
 ほんまは毎日通気してもらいたいところやけれど、医療費もかかるし、休みの日はわざわざ駅前に行くのも面倒。平日は仕事帰りによることはできるけれど、木曜は午前中のみの診療なんで仕事帰りにはもう閉まっている。というようなわけで最低週1回の通気に抑えている。
 お医者の先生も週に何回きなさいという指示を出してはいない。「また寄ってください」と言われているから、よほど耳づまりがひどい時でなかったら仕事帰りに寄ることもない。そんなこんなで毎週金曜日とこちらで勝手に決めているだけ。
 新年度、次の勤務校に行ったら、右耳が聞こえにくいことだけは伝えておかんとあかんな。
 帰宅後、昼食をとり、午睡。夕刻起きて相撲を見る。貴景勝が3敗目。左足を痛めて前に出られんようになっている。横綱とか優勝とかそういうこと以前に千秋楽まで足がもつか心配。千秋楽に見に行く予定になっているけれど、今年は貴景勝は見られんかもな。大栄翔、高安、翠富士が土つかず。1敗で阿炎、錦富士、琴恵光が追う展開に。どうした琴恵光。今場所はよう体が動いているやないか。これまで三賞とも縁がなかった力士だけに、この調子で最後まで突っ走っていってほしいぞ。

 3月19日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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ガーシー氏 [新聞]

 今日も出勤日。急に温くなったせいか、体がついていかれへんで一日だるい。今日も机周りの片付けを中心にした作業をするけれど、なかなかはかどらん。来週こそはギアを上げていかねば。
 定時に退出し、帰宅してすぐに録画した相撲を見る。新入幕で勝ちっ放しやった北青鵬と謹慎のために十両落ちしている逸ノ城が対戦。逸ノ城が重い腰を生かして北青鵬をがっちりとつかまえ、時間をかけて寄り切る。腰高なのに懐の深さで勝ってきた北青鵬も、三役格の力士にじっくり相撲を取られたらさすがにかなわなんだ。これで勝ちっ放しは大栄翔、高安、翠富士、錦富士の4人で序盤戦を終えた。正代は大栄翔の突きをもろに食らってなすすべもなし。昨日までの強さはどこへ行った。予想では高安とともに優勝争いをリードすると見ていたけれど、正代はまだ復活してへんかったか。
 各紙の社説をダウンロードしていて気になったことがある。参議院選挙で当選後もドバイから帰国せずずっと欠席を続けていたYoutuberのガーシーこと東谷義和さんがついに参議院から除名されたんやけれど、各新聞は彼のことをいずれも「ガーシー氏」と呼んでいる。「氏」という言葉はもともと古代朝廷で大王が豪族に与えたファミリーネーム。むろん今はそういうものやないけれど、私は基本的には苗字につける敬称と思うている。
 そやから、例えば「喜多哲士氏」という表記もおかしいんやないかと思い、フルネームの場合は「さん」を敬称として使用することにしているんですわ。ましてや「ガーシー」というのはいわばハンドルネームで、苗字はない。ガーシーという名を使いたければ「ガーシーもと参院議員」と、肩書きを敬称として使うべきやないかと。また、どうしても「氏」という敬称を使いたければ本名の姓の「東谷」に「氏」をつけた方が座りがよい。だいたいハンドルネームなんやから「ガーシー」と呼び捨てにしても失礼にはあたらんと思う。あるいは「ガーシーこと東谷氏」でもええ。
 肩書きは敬称にならんと思うなら、「さん」でええやんか。アニメの「異世界おじさん」の原作者のペンネームは「もう死んでいる」という。新聞的には「もう死んでいる氏」となるのかな。気持ち悪くないですか、この呼び方。ネット上の小説投稿サイトではこの手のペンネームがかなりある。そういう人たちは自分がその名前で呼ばれることを前提につけているんやろうけれど、街中で「おーい、もう死んでいるさん!」と声をかけたら振り向くんやろうかなどといらん心配までしてしまう。
 とにかく、苗字はなく名前だけという芸能人も多いことやし、なんでもかんでも「氏」をつけんでもええやん、と思うのでありますが、如何。

 3月19日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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まだまだ放送終業式 [季節ネタ]

 今日は出勤日。後期終業式の日でもある。マスク着用が緩和されたというても、在校生を体育館に集めてということはせず、これまでと同様教室で校長の話やら生徒指導部長の話やらなんやらを放送で流すというやり方。これは今後も続けていってほしいものやね。
 クラスごとに整列させるのも大変面倒な上に、生徒のおしゃべりがしずまるまで待てず、壇上から生徒指導部長が叱りつけるというのもあまり聞きたくない。寒い日の体育館は生徒だけでなく教員にとっても体に悪い。校長の話が退屈で眠くなるのは生徒だけとは限らん。まあ、それは校長にもよるけれど。
 というわけで私や同僚も進路指導室で仕事に専念。ただ、一昨年、保健主事として生徒たちに新型コロナウィルスに関する注意喚起を放送でした時、生徒の表情が見えないまま一方的に話すのはちょっと不安ではあった。ちゃんと聞いてくれているのか、放送室のマイクに向かうているとわからんからね。またあの頃は私がすべき話を、当時の校長がよほど話すネタを持っていないのか全部やってしもうてくれたから、注意喚起するにも「先ほど校長先生の話にもあったように」と同じことを繰り返すしかない。前もって「新型コロナについてこういうところまで話をするよ」と教えてくれたらええのになあと何度思うた事か。
 今日は進路指導部長が放送室からすぐ帰ってきた。進路のことについてなど、あらかた校長が話してしもうたからですね。年度末の終業式なんて言うことはだいたい限られているもんな。
 というわけで、生徒たちは通知表を受け取ると、あらかた帰宅してしもうた。
 午前中は机周りの片付け、午後は進路指導部の今年度最後の会議。月末、今年度最後の職員会議で配布する年間総括についての確認や、新年度用の「進路の手引き」の内容の検討などをして、無事終了。もっとも、私はその後も転学や退学をする生徒が育英会から奨学金を貸与しているかどうかという問い合わせが各クラスの担任から来るから、ほとんど進路指導室にはりついていたけれど。
 来年度、再任用で行く勤務先からの連絡はまだ来ない。ちょうど後期入試の採点の真っ最中。とてもそこまで手がまわらんのでしょう。あるとしても来週になるかな。何曜日が定休日になるか決まらんと落ち着かんねえ。
 定時に退出し、帰宅後すぐに大相撲春場所の録画を見る。十両では朝乃山が逸ノ城に逆転負け。十両に陥落しているとはいえ、三役クラスの実力者が相手やと、これまでみたいには勝てんということがわかった。再入幕したとしても、一気に大関に復帰できるかどうかはわからんな、これは。貴景勝が昨日の相撲で左足を痛め、阿炎に引き落とされる。場所後の横綱昇進が非常に危うくなってきた。勝ちっ放しは大栄翔、翠富士、高安、錦富士、北青鵬と一気に減る。追手風勢は大栄翔以外はみな負けた。追手風が止んだ、などと駄洒落のひとつも出そうなくらいですね。今日現在の感触やと、高安と正代のもと大関、そして関脇の霧馬山が優勝争いをリードしそうな予感。そこにかんでくるとしたら新入幕の北青鵬か。まあまだ序盤戦。まだ11日も残っているし、何が起きるかはわからんけれどね。

 3月19日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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流行りものの話題 [日常生活]

 今日は定休日。午前中は深夜に録画した番組を見たあと、「題名のない音楽会」を何本か見て削除し、HDの残容量を少しでも増やしておく。かなりたまっていた番組やけれども、まとめて見ているので昨年の夏くらいまで見ることができている。それから、以前放送されたもののまとめみたいなものや、「ディズニーソングの音楽会」みたいなあまり面白くないものは適当に流し見をして削除したりもする。「アナ雪」の歌なんて、私にはもうどうでもええんである。
 昼食後、午睡。夕刻、大相撲春場所3日目の取組の録画を見る。十両ではもと大関の栃ノ心がいいところなく3連敗。日本国籍をとったという話は聞いてへんので、このまま引退したら協会には残れん。もしかしたら国籍を取れるまでは現役を続けるのかなと思いながら見ている。相撲ぶりを見ていると、とてもまともに相撲が取れる状況やないように見えるからね。貴景勝は好調正代を一方的に下して連勝。大栄翔、翔猿、翠富士、高安、宇良、大翔鵬、北青鵬、剣翔が3戦勝ちっ放し。追手風部屋の力士がみんな好調やな。ただ、優勝争いに最後まで残るのは大栄翔くらいかな。
 今場所寂しいのは解説の北の富士さんの休場。お歳もお歳やから無理してほしくはないけれど、あの洒脱なやりとりを聞くことがでけへんのはやっぱり残念。毎回変わるおしゃれな服装も見られへん。粋という言葉の意味を人に問われたら、「北の富士さんですよ」と一言で言える。相撲ファンならその一言でわかっていただけると思う。もっとも、今、職場でそんな相撲の話ができる人が身近にいてへんのが残念。WBCは職場でも見ている人が多く、最近はもっぱらその話題が中心になっている。私はそんなのはどうでもよく、タイガースの大山の調子が気になるとか、B・ケラーはやっぱり開幕には間に合わんやろうなあとか、ノイジーはけっこうやってくれそうとかそんな話をしたいけれど。
 なんでやろうなあ、サッカーW杯の時はにわかサッカーファンが増え、冬季五輪になると突如フィギュアスケートファンが増え、「鬼滅の刃」が人気になっていたらみんな全集中がどうしたとえらく詳しくなる。
 自分の好きなものに関心を持ってくれる人が増えるのは嬉しいけれど、ブームが去るとその話題が出なくなるのはいかがなものか。どうもそういう生き方がでけん私は、にわかにできる話題の輪の中に入りづらいのです。
 実はこの前「ジョジョの不思議な冒険」の大好きな方と他の人がいない時に「ウェザーリポートのカタツムリは気持ち悪い」てな話をできて、ちょっと嬉しかった。その人も流行りものの話題の輪にはほとんど入らん方なんで、なんとなく同じ匂いを感じたりしているのです。
 今日はホワイトデー。妻にはマシュマロやキャンディではなく、先日入手した「魔法使いの嫁」の最新刊特装版を贈る。気持ちがあればそれでいいのです。

 3月19日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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いきなり高画質録画 [日常生活]

 今日は出勤日。もう不要になったプリント類を廃棄したり、大阪府育英会に送る書類を準備し、帰宅途中にポストに投函できるようにしたり。時間に余裕があるので、ていねいに、そして粛々と作業する。
 明け方雨が降り、出勤時にはもう雨はあがっていたけれど、そのせいかまたぐっと冷えこみ始める。昼、一服つけに外に出たけれど、冷たい風が吹きつけて寒い。
 定時に退出。帰宅してすぐに相撲の中継の録画を見る。今メインで使用しているデッキはHDの残容量が少なくなると突然高画質で録画し始め、残容量が録画途中で無くなってしまう。なぜそうなるのか、理由は不明。ちゃんと計算して予約を入れているんやから、指定した画質で録画してほしい。なぜ突如高画質で録りはじめるのか、全く不明。で、それに気付いた妻が見たかった映画を削除してくれたおかげで録画できなんだのは十両の取組4番ほどですみ、幕内の取り組みはすべて録画できていた。録画でけなんだ取り組みはNHKの配信のおかげでスマホで見ることができたけれど、何のために画質を落として録画しているのかわからん。困ったものである。
 ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんや、もと宝塚歌劇で参議院議長もつとめた扇千景さんなど訃報が相次ぐ。大江さんの作品はちゃんと読んでへんし、扇さんにも特に思い入れはないので、何を書いてええのかからんけれど、扇さんは先に亡くなったご主人の坂田藤十郎さんが写真雑誌で芸妓と戯れているところを撮られて誌面で暴露されても、まったく動じる様子を見せなんだのに感心したことがあった。それくらいですかね。それでも衆議院議長となった土井たか子さんに次いで、今のところ女性で唯一の参議院議長にまでなったんやから、政治家としても存在感を示していたなあ。ご両名に謹んで哀悼のの意を表します。
 相撲は貴景勝が玉鷲を押し出して連敗はせず。それよりも正代が今日も大関相撲で連勝したのには驚かされる。大関陥落は気持ちの問題やったのか、それともどこか傷めていて、それが治ったということなんやろうか。この2日間のような相撲を千秋楽まで取り続けられたら、すぐに大関に復帰できそうなもんやけれどね。
 明日も冷えこむという予報。定休日でよかった。

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新・平家物語(十四) [読書全般]

 朝からテレビ三昧。新たに録画した番組を一通り見てから昼食。食後、少し読書して午睡。
 夕刻社説のダウンロードをし、録画した大相撲春場所初日を見る。平幕に落ちた正代が豊昇龍を大関相撲で下す。なんでこの相撲が大関時代に取られなんだのか。同じ部屋の豊山の引退で闘志に火がついたのか。横綱を狙う貴景勝は翔猿の引きにばったりと前に落ちて初日黒星。翔猿にはこれで3連敗。苦手力士を作ってしまうと横綱に昇進したとしても苦しくなるぞ。
 夕食時には録画したプロ野球オープン戦、タイガース対ジャイアンツの試合を見る。ジャイアンツは今季から昔のように背番号の上のネームを外した。これが困る。ジャイアンツの選手は毎年のように背番号が変わる。原監督がそうさせているのかどうかわからんけれど、その上で背番号の上のネームを外したんでは、「これ、誰やったっけ」と悩んでしまう。昔はレギュラーが固定されていたから背番号だけで選手も特定できたけれど、今のジャイアンツはオーダーがよう変わるから背番号を見ただけで名前が浮かんでこない。タイガースは野村監督の時代にビジターのユニフォームだけネームを外したことがあったけれど、星野監督が「まだ背番号だけで誰かわかる選手が少ない」とネームを復活させた。さて、ジャイアンツの背番号の上のネームはいつ復活するのかな。
 録画した試合を見たあと、しばらく読書。
 吉川英治「新・平家物語(十四)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。ついに本書で平家は壇ノ浦にて敗れる。作者はその過程も細かく書きこみ、平家の誰がどのような動きをしたか、義経はどのようにして平家の誇る水軍をしずめたかを示していく。不思議なことに、作者は義経が平家の船の漕ぎ手を矢で討たせたという説はとっていない。また、八艘跳びもさせない。おそらくそういった話は作品のリアリティを損なうと考えたのだろう。
 ここでは梶原景時がはっきりと義経の敵として描かれる。以前の巻で伏線をはった、頼朝は義経も家臣として扱うという姿勢が、この巻で生きてくる。本書では囚われた平時忠に、源氏もまた平家と同じく権力の毒に魅入られたと述懐させている。作者は権力というものの毒を繰り返し繰り返し描いてきたが、その姿勢はここでも貫かれている。そして、清廉な義経もまたその毒によって滅ぼされていくのだという予兆を示している。
 さて、残りは2巻。義経の最期がここからどのように描かれていくのか。あと一息、じっくりと読んでいきたい。

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