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阪神タイガースはなんで優勝でけへんのや? [読書全般]

 今日は定休日。少し早目に起きて、午前中はひたすら録画した番組を見る。さすがに疲れ、昼食後、午睡しようとしたが、目が冴えて眠れず。読みかけの本を一気に読んでしもうた。夕刻、スマホで社説のダウンロードをしたりしてから、夜はナイター中継を見る。今日の中継はサンテレビ。解説は福本豊さんと糸井嘉男さん。糸井さんはサンテレビの解説初登場。福本さんとは旧知の仲ということもあり、リラックスした感じの天然解説。動体視力が落ちて若手投手の速球が打ちづらくなったので目薬をようけ差したとか。そんなん目薬で見えるようになるの、と妻がびっくりしていたけれど、これが糸井さんの不思議なボケなのです。
 試合は西純矢投手が味方の援護を守り切れず敗れる。カープ戦のカード3連勝はならず。試合終了後、しばらく読書。
 喜瀬雅則「阪神タイガースはなんで優勝でけへんのや?」(光文社新書)読了。著者は産経新聞、サンスポで長らくタイガースを担当し、現在は西日本スポーツなどでライターをつとめている元記者。過去のドラフト戦略や大成しなかったドラフト1位の選手への取材、そして藤田平監督解任から吉田義男監督就任の裏で行われたスクープ合戦の顛末など、かなり生々しい記述が多いけれど、決してよくある暴露本ではなく自分がタイガースを担当していた時代のことを数多くの証言で改めて裏を取り、定説となっている事柄の真相を明らかにしていく。例えば中込投手がその悪戯で中谷捕手や山村投手の選手生命を奪ったとされていることなどは、当時のスポーツ紙が憶測で話を広げたもので、中谷氏も山村氏も実は中込氏にいろいろと面倒を見てもろうていたことが明らかになる。藤田太陽投手にしても、山村投手にしても、タイガースのドラフト1位という看板につぶされかけた。東北や北関東でゆったりと育った彼らが大阪人の人間関係の作り方になじめなんだことや、スポーツ紙の取材攻勢に押し流されていったこと、タイガースファンのどぎついヤジに苦しめられたことなどが明らかになっていく。最後に明かされる次期監督選任に関するスクープ合戦の内情では、当時のサンスポのトラ番記者の上司が久万オーナーに食い込み、記者の情報を自分の都合のよいものにねじ曲げて報道するさまや、関西のスポーツ紙各紙の抱える専属解説者の誰が監督になるかで取材が有利になったり不利になったりする状況も隠さず書かれている。はっきりと名前はあげていないけれど、サンスポの人を使いつぶすと言われた上司の見当はつく。そうした内情を暴きつつも、著者はもとタイガース担当記者として、そしてタイガースのファンとして、なんとか正確な情報を本書でタイガースファンに提供しようとしているのは読んでいて強く感じられた。そして、事実を誇張して報道するスポーツ紙や、それに乗っかって面白がる一部のタイガースファンがタイガースを優勝から遠ざけているんやないかという思いはますます強くなった。現在、藤田太陽さんがノンプロの指導者として活躍していたり、飲食店を経営する中込さんが「悪名も、名前が残るというだけでありがたい」と笑い飛ばしていたりする様子を読むと、長年のファンとしてはほっとする思いだ。タイガース中毒みたいなファンはともかく、そうでない人が読むとちょっとそのどぎつさにあてられてしまうかもしれんけれど、阪神タイガースというチームの特殊性は十分にわかってもらえる一冊やと思う。

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新しい発見 [日常生活]

 今日も出勤日。まだ3連勤、4連休という生活リズムに慣れてへんのと、新しい環境になじむまでの緊張感が続いているのと、土日の徹夜の疲れが取れてへんのとで、非常にしんどかった。それでもこと授業に関しては昨日やった内容を、クラスごとに工夫しながら繰り返していけるので、それほど負担にはならなんだ。昨年度までの21年間は総合学科やったので、毎日毎時違う授業。養護学校から全日制高校に転勤してずっとそんな調子やったから、仕事の仕方が激変したということになる。普通科から総合学科に転勤してきた先生方がよく「総合学科は大変や」というてはったけれど、今ひとつピンと来てなんだ。今年度普通科で初めて教壇に立ってそれがようわかった。いろいろとキャリアを重ねてきたけれど、環境を変えることで新たな発見があるもんなんですね。
 定時に退出して、梅田で書店に寄り道をしたりしてから帰宅。ナイター中継を追っかけ再生で見る。地上波ではABCとサンテレビ・KBS京都とのリレー中継やったけれど、BS朝日では試合開始から終了までぶっ通しの中継。BS朝日の方を録画した。タイガースがカープに連勝。日帰り帰省から帰宅した妻と海鮮ちらしを食べながら見たりする。ヒーローインタビューの途中で放送が終わったんで、その部分と監督インタビューはDAZNの配信で補う。
 試合終了後、寝床で社説のダウンロードをし始めたけれど、寝落ち。緊張の糸が切れてほっとしたみたい。明日から4連休。明日はひたすら録画した番組を見ることになるんやろうね。

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新任のつもりで [日常生活]

 今日も出勤日。授業は3コマ。これで受け持ちのクラスすべてで授業をしたことになる。なにしろ「公共」という新しい科目で、授業計画はある程度決まっていたもんやから、その中で私なりに工夫しながら、ということになる。授業態度がよく、理解力が高い生徒たちやけれど、私にできるのは丁寧にわかりやすい授業をすることのみ。授業のねらいを示し、何のためにプリントを出して考えさせているかを明確にすること。これはどんな学校に行っても変わりはない。「書き切れなかった人は次回までの宿題にします」という具合に生徒の様子を見ながら臨機応変に対応している。
 空き時間は来週の授業の準備にあてる。特に板書計画はきっちりとしておかんと、ひとつの授業案を5回繰り返すわけやから、クラスごとに漏れや手落ちがないようにせんとあかん。定年再任用のベテラン教師でございと余裕ぶっこいてられんのです。学習塾講師のキャリアを含めると「先生」と呼ばれるようになって37年目とはいえ、オデッセイ学校では1年目。新任のつもりでまわりの先生たちとも接しているつもりです。若い先生たちは一応ベテラン教師として立ててくれはるけれど、それにあぐらをかいていたらあかん。
 ただ、新任と違いいろいろと引き出しに隠し技を忍ばせている。そこはうまく小出しにしてやっていかんとね。
 定時に退出。帰宅途中、マンションを目前に大粒の雨が落ちてきたので急いで屋根の下に。幸い早めに上がったようです。今日のプロ野球中継はytv。7時から9時までの2時間のみ放送。試合開始から1時間分はDAZNの配信をスマホで見て、テレビ中継は追っかけ再生で見る。テンポの良い投手戦で、なんと放送時間内に試合が終わる。ytvは幸運ですなあ。好調カープに逆転サヨナラ勝利でタイガースは首位返り咲き。ヒーローインタビューは放送時間に入りきらず途中で切れたんで、DAZNの配信で残りと監督インタビューを見る。
 その後寝床でスマホをいじっていたらついうとうと。週末の徹夜の疲れはまだなかなか取れてへんみたいやなあ。

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つかみは上々 [日常生活]

 愛すれどTigers「横浜スタジアムで10連敗し首位陥落」を更新しました。

 今日は出勤日。土曜から日曜にかけてのあれやこれやで疲れがたまっていて、朝もアラームで目覚めたあと気力を振り絞って起床する。
 昨年度までやと職場に着いた段階でへろへろやったのに、今年度はそうでもなかった。実は今日、転勤後初めての授業。生徒たちと本格的に顔合わせをすることになる。意外に緊張はしなかった。それよりもどのような反応が返ってくるかの期待の方が高く、精神的には高揚していたからかもしれん。あるいは土曜から日曜にかけての時の疲れよりも、通勤の疲れの方が軽かったのでへとへと感が薄かったのか。
 オデッセイ学校では受け持ち科目が一つだけ。4コマ授業をしたけれど、時間ごとに違う内容の授業をしていた昨年までと違い、1度授業をしたら同じ内容を生徒の反応を見ながら繰り返していくだけ。30年前の中学校講師時代にも経験していた形で、今日一日の授業でその当時の感覚を取り戻した。
 生徒たちの反応もまずまず。自己紹介ではパワーポイントを使い「私の好きなもの」をいろいろと並べ、私がどんな趣味かを知ってもらおうというわけ。あるクラスでは授業が終わった後タイガースファンの女子生徒が話しかけにきてくれた。こういう反応があるのも嬉しい。昨年度も同じような自己紹介でやはりタイガースファンの男子生徒が話しかけてくれたしな。ファン歴50年は伊達やないぞ。
 この調子で1年続いてくれたら、と願うばかり。もちろんそのためには授業の質を高く保つよう準備を常にしておかねばならんのやけれどね。
 定時に退出したけれど、バスが少し遅れてきたり、梅田で書店に寄ったりしてたので、帰宅は少し遅くなった。というてもお山の学校から帰ってきた時とほぼ同じくらいの時刻。オデッセイ学校の方が通勤時間がいくぶん短いということですね。
 帰宅後は緊張の糸が切れたか寝床にどぶさっておりました。少しばかり読書。久々に海外ミステリの文庫に手をのばしております。

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日本のカルトと自民党 [読書全般]

 昨日の夜10時ごろ、妹よりLINEのメッセージで母の再入院を知る。実は夕食後、少し寝ていたんやけれど、同じグループでメッセージを読んだ妻に起こされて知ったのです。どうやらかなり危険な状態なんで、家族は揃った方がよいということらしく、急いで出る支度をして京都方面の阪急電車に乗る。各停の列車しか止まらん駅で、心中焦りつつもこればかりはいくら焦っても仕方なし。11時50分ごろ、病院に着く。
 コロナ対策で多人数は病室に入れず。妹たちと入れ替わりで病室に。確かに容体はよろしくない。妹たちと交代で病室に詰め、ほぼ徹夜。始発の電車で妹たちはいったん帰宅して所用をすませる。私と妻はそこから午前中いっぱい病室に。
 幸い母の容体はよくないながらも安定し、看護師さんの交代とともに、規定である15分のみの面会に切り替わった。病室にずっと詰めていたので朝食は私がたまたま持っていたチョコレートを食べたのみ。別に遭難したわけではないけれど、急いでたんで食べるものも用意してなんだのです。
 妹が来てくれて交代。病院内のコンビニでサンドイッチなどを買い、イートインで朝昼兼用の食事を取る。兄妹全員揃うたところで、あとは病院に託してそれぞれ帰宅することに。阪急の準急で帰阪し、帰宅後私はすぐに午睡。妻は洗濯をしたりしながらビデオデッキのチェック。また勝手に高画質で録画しよって予約していた野球中継が録画でけんところやったとのこと。録画したけれど見てへん映画を削除してくれて、なんとか野球中継は録画でけたし、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」も録画でけた。
 野球を急いで見る。試合は投手戦のロースコアで、MBSの中継時間内にすべておさまっていた。
 てな訳で、昨晩から老体に鞭打つハードスケジュールでへとへと。明日から授業やけれど、大丈夫かしらん。
 橋爪大三郎「日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す」(集英社新書)読了。安倍晋三射殺事件を機にカルト宗教の統一教会と自民党とのずぶずぶの関係が明らかにされた。それでも自民党には統一教会との関係の深かった議員たちはそのまま居座り、反省した様子もないまま大臣など重要なポストについている。本書では、宗教社会学者が「成長の家」から生まれた「日本会議」と自民党との関係、「統一教会」の足跡と、自民党との癒着の歴史を非常にわかりやすく説明した上で、「創価学会」と公明党の関係も含めて政教分離の重要性を説く。宗教団体の組織票が、なぜ民主主義と反しているのか、宗教団体の組織票と労組や経済団体などの組織票とはどのような点が違うのかということを、政教分離の大本である米国の宗教事情から解き明かすところなど、非常に説得力がある。著者が本書で主張しているように、特定の宗教の主張をそのまま政策としている自民党は非常に危険な状態にあると言えるし、夫婦別姓やLGBTQ関連法案での自民党の抵抗、「こども庁」発足にあたって、「こども家庭庁」にむりやり名前を改めさせた背景など、日本会議や統一教会の主張を丸のみしている現状には寒気すら覚える。こういった基本的な知見を示してくれるものは、より多くの人に読まれるべきやと思う。ぜひご一読を。

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諸般の事情により [日常生活]

 諸般の事情により、本日の日記はお休みします。
 また、明日予定していた「たちよみの会」例会は中止いたします。
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新・平家物語(十六) [読書全般]

 今日も定休日。昨日の深夜にどっさりと録画した番組を見る。私の好きな「王様ランキング」の第2シーズンやら、「魔法使いの嫁」の第2シーズンやら楽しみの多い曜日ではあるけれど。午前中たっぷりかけてテレビを見、昼食後すぐに午睡。
 夕刻起きて、駅前の耳鼻科に。今週も通気をびびびびびびびびびとしてもらう。劇的によくなることはないけれど、そやからというて最低週1回は水を飛ばしてもらわんと、膿んだら中耳炎になってしまう。面倒でも耳鼻科には行くかんならん。
 帰宅後、スマホで社説のダウンロードなどをしてから、ナイター中継を見る。BS-TBSは6時に中継開始やけれど9時前には中継終了。カンテレは6時10分中継開始やけれど、10時前まで中継してくれる。BS-TBSを冒頭10分間だけ録画し、カンテレに切り替えて録画予約という形にした。試合はベイスターズに京セラドームのお返しをされた形。今季、青柳が初めてめった打ちを食らう。
 試合終了後、しばらく読書など。
 吉川英治「新・平家物語(十六)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。遂に最終巻。吉川英治は以前「宮本武蔵」と「三国志」を読んだので、これで一応代表作は読み通したことになる。本巻では義経の逃避行が描かれる。能楽「安宅」や歌舞伎「勧進帳」でおなじみの安宅の関越えの場面でも、作者はリアリティを出すために白紙の勧進帳を弁慶に読ませたり、弁慶に義経を打ちすえさせたりという芝居がかったことはやらせておらず、関所の番人の富樫の心情を描きこみ、また弁慶の僧侶としての力量を発揮させたりするという形で緊迫した場面を作り出している。しかし、義経の最期はあえてぼかした描き方で「義経生存説」が鎌倉を脅かしたというあたりにとどめている。そして、本巻の真の主役は医師麻鳥と妻の蓬。戦乱の世を生き延び、なんとか静の鼓を義経に渡した麻鳥と、無実の罪で捕えられたりしながらもなんとか夫に世話になった者たちの助けで助かった蓬は都に戻り、やっと戦乱のなくなった都で安寧な生活を取り戻し、二人して吉野へ花見の旅に出、この長い物語を振り返る。保元の乱、平治の乱、平家の栄華、木曽義仲の進撃、頼朝と義経の葛藤、平家の滅亡、鎌倉幕府の強権など、50年に渡る時代の激しい波にもなんとか飲みこまれずにすんだ老夫婦の姿こそ、戦前、戦時、戦後を「国民的作家」として駆け抜けた作者の代弁者やったんやなあと思う。医師としてその時々の時代の主役と接してきて、時には重用され、時には追われということを繰り返しながらも、視線は貧しい者や公正な心の持ち主にだけ向けられていた麻鳥。時には戦意高揚に利用され、時には戦犯扱いされしながらも常に読者に向けてメッセージを発してきた作者。作者の最後の大作である本書は吉川文学の総決算なんやろう。勢いだけでは読み切れず、途中でほかの本を読んだりという回り道もしながら、私もなんとかその長い旅路に最後までついていくことができた。読了後、いささか感無量という気分になったのでありました。

 4月16日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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推しの子 [テレビアニメ]

 今日は定休日。日曜の晩から昨晩までに録画してまだ見てへんアニメなどをまとめて見る。圧巻やったのは「推しの子」。第1話をなんと1時間半の枠でやるという思い切ったことをしてるので注目してたんやけれど、確かにこれは一気にやって貰うて正解。
 ストーリーは、地方都市の総合病院で働く産婦人科の医師の前に、彼の「推し」であるアイドルが妊娠して極秘裏に出産するために現れるという衝撃の事態から始まる。実は彼がかつて病院でよく話をしていた不治の病の少女がそのアイドルを「推し」ていて、その影響で彼もそのアイドルのファンになったのだが、全てを受け入れたうえで「推し」の担当医となる。ところが、そのアイドルの出産を前にして医師はアイドルのストーカーに殺されてしまう。ところが、死んだはずの医師はなんと「推し」のアイドルの子どもとして生まれ変わってしまった。双子の妹もまた彼女を「推し」ていたらしい。子どもの視点で、人間としての「推し」を見つめ直すことになった医師は……と、ここまでにしておきましょう。芸能界の暗部、虚像と実像とはどういうことか、愛情とは何かというテーマが重層的に描きこまれていて見応えがあった。この1本だけで劇場用映画やと言われても疑わんくらいの力作。そやけど、この第1話はまだプロローグでしかないんやね。この後大きく育った「推しの子」がさまざまな謎を解き、医師やった自分を殺した犯人の背後にいる者に復讐をするという展開になるようで、そこが本番。プロローグでこんなに見応えがあるんやから、本番はどうなんやろう。原作もちょっと読んでみたいなあと思わせる。「SPY×FAMILY」がなくても「大雪原のカイナ」が終わっても、「シュガーアップル・フェアリーテイル」がなくても、今クールは「推しの子」と「魔法使いの嫁」があるから大丈夫。
 定年再任用の爺さん先生が深夜アニメを見まくってるなんてことは、オデッセイ学校の生徒には秘密にしておこうか。いやでも、授業のネタについつい使うてしまいそうなんで、ある程度は「深夜アニメも見ている先生」というくらいにはしておこうかな。
 午睡をたっぷりとしたあと、夜はナイター中継を見る。今日もジャイアンツ戦。ジャイアンツ打線はどうなっておるのやら。昨日はあわや完全試合を食らうというところまで打てず、今日は12安打で1点しか取れず。どうも戸郷投手が先発の試合以外はかなり負けているみたい。タイガースは今日の勝利で首位スワローズと並んだ。しかしジャイアンツは今日の敗戦で最下位ドラゴンズとゲーム差なしの5位。代打にホークスを戦力外になった引退寸前の松田や戦力外にするのはしのびないので、カープの温情でトレードという形で戻ってきた長野が代打で出てきてもちっとも怖さを感じない。先発ローテーションに入っている投手は新外国人や実績のない若手投手ばかり。勝ちパターンで出る投手はクローザーの大勢以外は確定してへん。こんなチームを優勝候補に挙げんならん東京在住のプロ野球解説者は気の毒で仕方ない。私は父の教育で徹底的なジャイアンツ嫌いに育てられたから(「巨人の星」などは絶対見せてもらわれなんだ)もっともっと弱体化してもええよと思うているんやけれどね。とはいえ、宿敵のはずがここまで落ち込んでしもうているのを見るのはなんか哀しいなあ。

 4月16日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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幻の完全試合 [プロ野球]

 今日も出勤日。通勤には慣れてきて、もう道を間違えたり乗るバスを間違えたりはしなくなった。午前中は実力テストの監督など。生徒たちの様子がお山の学校とはかなり違い、来週から始まる授業ではどんな感じでいけばいいのかの参考にもなった。
 午後は授業準備。生徒の帰った教室にパソコンを持ちこみ、プロジェクターにつないでみるが、なぜか思うようにいかん。定休日の間に対策を考えねば。
 定時に退出。途中、梅田で書店をのぞいたりする。オデッセイ学校に異動してからは、こんな感じで書店に寄り道できたりして、いい気分転換になっている。
 帰宅してすぐにナイター中継を見る。今日はBS日テレ。解説は江川さんと福留さん。面白い組み合わせやね。
 試合はジャイアンツ相手に村上頌樹投手が7回裏まで一人も走者を出さない完全試合ペース。プロ入り初勝利が完全試合なんて、ロマンあふれる展開やなあと楽しんでいたら、8回表、走者もいないのになぜか岡田監督は代打の切り札の原口選手を送りこむ。一瞬、何が何だか分からなくなった。確かに1点差で追加点はほしいところやけれど、チャンスでもなんでもないところで取っておきの代打を使うか。しかも完全試合がかかっている投手をこんなところで降板させるか。岡田監督の野球勘がそういう選手起用をさせたんかもしれんけれど、ファンとしては、完全試合の可能性があるのにわざわざその投手をひっこめるなんて信じられん。もし、村上投手が打たれて逆転負けを食らったとしても、投手として一生に一度あるかないかというチャンスなんやから、行けるところまで行ってほしかった。しかも、交代した石井大智投手が岡本選手に同点ホームランを浴びて試合は振り出しに。わざわざ代打を出して追加点は取れず、継投も失敗して完全試合はおろかプロ入り初勝利まで奪ってしもうた。試合は延長10回に近本選手の決勝タイムリーヒットで勝ったからよかったようなものの、もし負けていたら完全試合の夢もプロ入り初勝利も奪った上に試合まで落とすというやり切れない結果になっていたやろう。試合終了後のインタビューで、岡田監督は村上投手を6回で降ろすつもりやったけれど、完全試合をしていたので続投させた。で、投手交代は予定通り、やそうです。勝負師は非情に徹するものとはいえ、試合の流れを無視してまでしてツキを手放すものでもなかろう。2008年にジャイアンツに大逆転を食らうた時のことを思い出した。終盤、追いつかれかけていた時に連日サヨナラ勝利で選手たちはまだ執念を見せていたのに、「こんな勝ち方はうちの勝ち方と違う」と醒めたコメントを繰り返し、この試合には負けられんというところでリーソップという実績のない外国人投手を先発させてボロ負けし、ツキを自ら手放したことを。岡田監督をほめそやす声は多いけれど、自分の思い描いた図と違うと、へたれてしまう監督なんやった。今日の試合なんか見てたら、それは全く変わってなんだ。
 プロ入り初勝利完全試合は幻と消えた。村上投手に、また次のチャンスがあるさとはとても言われん。それくらい完全試合のチャンスなんて希少なものなんです。
 試合終了後、寝床でどぶさっていたらついうとうと。明日は定休日。しっかりと疲れを取りたいね。

 4月16日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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手探り授業案 [教育]

 今日も出勤日。昨日の疲れが残っていて、結構辛い。昨年度はここで定休日が入っていたからかなり疲れを取ることができたんやけれどね。まあ、時間割編成の都合があるから仕方ない。
 午前中は一度家に持ち帰っていた外付けHDなどをオデッセイ学校に持っていったので、どこにセットするか考えたり、来週の授業の進め方を考えたりした。ただ、私はそれなりにキャリアを積んでいるので、まず来週の授業案だけを組みたてて、実際に生徒の反応を探ってから再来週の授業の案を考える、ということができる。教える内容はほぼ頭に入っているので、どこまで丁寧に、どこまで詳しく進めていくかを先に考えてから、授業案の組み立てができるのですね。
 私は総合的な学習を主にやってきているという、普通科に入ってしまうと非常に特殊な教員なんで、教材も教科書を基にした板書と、独自に工夫した「答えが一つではない」考える力をつけてもらうようなプリントの2本立てで行くつもり。これはもう前々任校とお山の学校での21年間、そしてその前の養護学校の9年間で、教科書に頼らない授業づくり、あるいは教科書がないので一からすべてを組み立てる授業づくりがしみついているのですね。
 それ以前の中学校の講師時代は教科書に頼った授業をしてたけれど、それははるか昔のことなんで、もうやり方を忘れた。
 お山の学校での最初の校長から、もっと教科書を使えと指摘されたこともある。
 現在の指導要領では「思考・判断力」も評価の対象となっているから、そのためにも教科書に頼らん変なプリントをたくさん作ろうと思うている。
 とにかく来週スタートしてから。それまでは漠然とした授業計画で行くしかない。授業は生き物。生徒に合わせて作り上げていくもの。まだ生徒と接してへん現段階ではただただ手探りをするしかないのです。
 午後は分掌の仕事をし、その後は作った教材の印刷など。
 定時に退出し、帰宅してすぐにナイター中継を追っかけ再生で見る。今日のジャイアンツ戦はBS1。途中まではしまった試合やったけれど、最後に点差が開いて負け。その後しばらくどぶさっていたら動かれん。いやいや、明日は明日で準備やら役割分担やら、いろいろあるからね。そしたら次は4連休です。うーむ、このリズム、慣れるのに時間がかかりそう。

 4月16日は「たちよみの会」例会の予定です。新型コロナウィルス感染症についてはマスク着用の緩和はされましたが、決して流行が終わったわけではないので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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