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シナリオライターの非常識 [テレビアニメ]

愛すれどTigers「3連勝3連敗で4月負け越し」)を新規更新しました。

 アニメでもドラマでも、シナリオの出来不出来で番組そのものの質が変わってしまうということは当たり前のことなんやけれど、原作つきでその原作を読んでへん場合はどこからが原作者の責任でどこからがシナリオライターの責任かは判断でけん。
 ずっと以前にあるアニメで主人公たちを歓迎するパーティーが立食バイキングの形式になっていて仰天したことがあったけれど、これなんかはシナリオライターがパーティーというたら立食バイキングしか知らなんだということやろう。
 土曜の深夜に放送されたあるアニメを見ていたら、これから入学したいと考えている学校に生徒だけで見学に行く、そこで忘れたものを深夜に学校に入り込んでとりに行くなどという場面の連続でやっぱり仰天した。世間知らずというのか常識がないというのか。学校というてもそんな簡単に部外者がほいほい入れるものやないんやで。特に近年は部外者の学校への立ち入りについてはかなり厳重な注意が払われている。いくら異世界という設定であっても、そんなにガードの甘い学校があるかとあきれてしもうた。
 私が教師やから厳しいというんやないですよ。いっしょに見てた妻も同じことをツッコンでたんやから。こういうシナリオライターというのは、学生時代、よほど学校というものに対して興味や関心がなかったんやろうね。それやったらちょっとくらい調べてよ。
 私に相談してくれたらなんぼでもアドバイスしまっせ。ほんま。学校のことなんて、生徒の立場ではわからんことがいっぱいあるんやからね。


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貴重な映像? [テレビ全般]

読書感想文「吉本興業、カネの成る木の作り方」(大下英治)を新規更新しました。

 今日の夕方に関西テレビで放送された「松本竜介の一周忌やねん」という特番を見た。昔の映像を見せるたびに「貴重な映像」を連発するのには閉口した。どんな映像であっても、過去という時代をちゃんと記録している映像が貴重なのは当たり前やん。家庭用ビデオも普及していた時代の映像やから、個人で録画して所有している人もいてるかもしれんし、あまり「貴重な映像」を連発し過ぎたらかえって安っぽく感じてしまう。
 そして、その「貴重な映像」のすみに、現在スタジオのモニターでそれを見ている人の顔をはめこんだりしてるんやからなあ。ほんまに「貴重な映像」やったら、そんな細工をしたら値打ちが下がるやろうにね。
 「貴重な映像」という言葉に製作者側の思いがこめられてへんから、扱いはぞんざいになり、その言葉は空疎になってしまう。この前の植木等さんの追悼番組でもそうやったけれど、「貴重な映像」ならば、見せ方もそのようにせんならんでしょうにね。


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占いにドッキリ [日常生活]

読書感想文「女学校と女学生」(稲垣恭子)を新規更新しました。

 今朝、スポーツ新聞の占いを見たら、私の星は「たまっているビデオ録画を見たり本を読んだりすればよい」というようなことが書かれていた。
 いやあまいったなあ。ここ数週間、土日に外出することが多かったから、ビデオはたまりまくってるんですわ。さてさて占いの先生、私の私生活をそこまで見抜いているとはおそろしやと、ちょいとドッキリ。
 昼ごろ京都の医者に行く用事があったんで、出かける前にHDDレコーダの録画を何時間分か見て削除し、帰宅してから野球の試合を見終わった後、またまたひたすら録画番組を見るのに時間を費やした。
 別に占いに書いてなくてもやっていたと思うんですけどね。なんか占いで「吉」と書かれていたら、どうせ「休みの日を使ってたまっている用事をしたほうがいいよ」という一般的な意味で書かれていたとしても、「ビデオ見まくったらええことあるかも」なんて気分になったりしますよねえ。普段は占いに書いてあることなんか適当に読み流しているのに、現金なもんですな。


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木炭の下に新聞紙 [日常生活]

 今日は遠足。私は担任をもってへんので、本来ならば学校待機という役どころなんやけれど、障害児学級の生徒が自力で集合場所に行かれへんので、校門前で待ち合わせ、新大阪の駅まで連れていき、さらに現地に同行して状況に応じた対応をし、帰りの解散場所である新大阪駅から校門まで連れていく……つまり遠足についていったわけです。
 クラス単位の遠足なんで、本来ならその生徒の所属しているクラスの担任の先生と副担任の先生だけが引率者なわけやけれど、私も同行して、引率教師は3人。もっとも、ほとんどすべてが初対面の生徒ということで、これはこれで私も生徒もいろいろと気を遣うのですね。それだけにどう指導すべきかなんていうのは、担任の先生にいちいち確かめんならん。おじゃま虫が好き勝手にふるまうと生徒も混乱するしね。まあ次第に打ち解けてきたらお互いに地金が見えてくるし、担任の先生の指導方針もわかってくるんやけれど。
 てなわけで、どこに行ってきたかというと、琵琶湖畔の松の浦というところ。JR志賀駅から歩いてすぐのところで、写真で見ていただければ一目瞭然やけれど、実に広々として景色のええとこや。


 琵琶湖なんて何年ぶりかなあ。20年近く行ってへんのやないやろうか。大学生のときに和邇浜で泳いだ記憶はあるけれど、それ以来行った覚えがない。今日は湖岸でバーベキューをしたんやけれど、最近の高校生はキャンプや合宿で飯盒炊爨をしたりという経験に乏しいのですかねえ。コンクリートのかまどにいきなり新聞紙をしいてその上に木炭を並べてる生徒がいるかと思うと、別のかまどでは木炭と丸めた新聞紙をみっちり詰め込むようにしていたりする。これはさすがに見かねて木炭の置き方、着火剤の使い方、新聞の有効的な利用法などを教える。まてよ、彼らは去年はホームルームの合宿でカレーライスを作っているはずやぞ。学習してへんのか君らは。
 火さえおこれば後は焼くのみ。焼肉屋でバイトしている生徒がいて、裏返すタイミングなんかは絶妙やったりする。私が普段生徒に進路指導するときによく言うのが、「金を払って習うより、金をもらって学べ」ということなんやけれど、これこそその実例ですな。
 てなわけで、ひたすら肉を焼きただただ食う。こんなに焼き肉を食べたのは3月に部活動で淀川の川岸でバーベキューして以来やな。
 私は私生活では焼き肉を食わんという事実が判明してしもうたな。ベジタリアンというわけでは決してないんですけどね。


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ネタ切れ大河ドラマ [テレビ全般]

 再来年のNHK大河ドラマは「天地人」と決定したんやて。戦国大名上杉景勝の懐刀やった直江兼継を主人公にしたドラマやという。
 今年は武田信玄の軍師で、再来年はその次の代の上杉景勝の家老ですか。時代はちょっとずれているけれど、なんかパターン化しているように思うぞ(ちなみに来年は幕末、時代の波に翻弄された女性天璋院篤姫が主役)。
 どうもネタ切れらしい。同じネタ切れなら、例えば奈良時代を舞台にして藤原氏の台頭と朝廷の動揺を軸に女の半生を描く藤原光明子やとか、飛鳥時代を舞台にして猜疑心の強い兄と気の強い妻の間に挟まれつつも自分の時代を築く天武天皇やとか、平安時代を舞台にして藤原北家でも傍流に生まれながらもあらゆる策を使うて栄華を誇るまでになった藤原道長やとか、江戸時代を舞台にして低い身分から出発して高級官僚にまでなり高度経済成長の時代を創出しながらも陰険な門閥に押しつぶされる田沼意次やとか、時代の主役やった人物で、山内一豊や山本勘助や篤姫や直江兼継よりもエピソードの多い人物はまだまだいてるやろうに。
 結局、主たる視聴者層である高年齢層にはなじみのない時代の人物なんかを主人公にしたんでは視聴率はのびない。そやけど戦国、幕末の主要な人物はほとんどやりつくした。そしたらなじみのある時代のめだたなんだ人物を主人公にしたらよかろう、てなもんですかな。
 大河ドラマというたらNHKの看板ですがな。その主人公にしては小粒な人物ばかり続けてどうするのといいたい。子どものころから大河ドラマはけっこう好きであれこれ見てきただけに、こういう形で変質していくのは寂しく感じるなあ。
 もっとも、「天地人」の原作者は火坂雅志さんで、かつて新書ノベルズで伝奇アクション系の小説を連発していたころに「SFマガジン」でもとりあげたことがある方だけに、「大河」原作者にまで登りつめたかという感慨はあるし、嬉しくもある。デビューしたころの無名時代に評価した作家さんがこうやってビッグネームになってきたというのは、書評家としてはすごく嬉しいのですね。
 それにしても直江兼継か。戦国ファンには人気のある人物ではあるけれど、地味すぎませんかねえ。それとも大河ドラマのプロデューサーがマニアックなだけかな。


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関西弁の演技 [テレビ全般]

 関西弁というのはイントネーションの言語やというのは、「関西弁講義」という本で考察されているけれど、例えばアニメやドラマで関西弁を話す役が出てきたときに、演じる役者が関西育ちかどうかはセリフのイントネーションでだいたいわかる。「ラブ・コン」というアニメは大阪が舞台の恋愛漫画が原作なんやけれど、主役の岡村明美さんはようがんばっているけれどもやっぱりイントネーションが変や。プロフィールを見ると、東京の人やねんな。他のキャストはほとんどを関西出身者で固めているのに、なんで主役だけとか思うけれど、まあ彼女は演技力でカバーしているので引っかかりはするけど気にはならん。
 関東の人の「大阪弁」は、変なところにアクセントを置いたしゃべり方になっていることが多く、つまりふだんアクセント言語を操っているから、つい「大阪弁」もアクセントの変化でそれらしく発音しようとするんやろうね。
 私が一番感心したのはNHKの朝ドラ「てるてる家族」で主演した石原さとみちゃんで、私はてっきりネイティヴの関西人やないかと思うたぞ。東京出身とわかってほんまに驚いた。おそらく彼女は非常に音感がよく、耳で関西弁の「音階」をとらえることができたんやないやろうか。もしかしたら、ものすごく歌もうまいのかもしれん。一度彼女の歌を聞いてみたいものでありますね。


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きくちまこと [テレビアニメ]

 「アイドルマスター XENOGLOSSIA」というアニメを見ていたら、いきなり登場人物が「あの人は『菊池誠』」とか言うやないか。痩身の物理学者がニセ科学を批判し始めるのか、あるいはテルミンを演奏し始めるのかと思えば、そこにはショートカットヘアの少女が。ううむ、今確かに「菊池誠」と言うたよなあ。
 というわけで、こういう場合は四の五の言わずに公式ホームページで調べるに限る。
 ううむなるほど、かの少女は「菊地真」なのね。「池」と「地」、「誠」と「真」というふうにわざわざ違う字をあてているあたり、確信犯くさい。「天才アイドルマスターで、非常にクールな性格」なる設定の少女にこの名前を持ってくるというのにもなにか意図がありそうな気がする。偶然の一致とは思われん。
 もともとはバンダイナムコのアーケードゲームなんやそうやけれど、原案を考えたスタッフにSF関係者がいてるのか。あるいは菊池誠さんのファンがいて、どうしても名前を借りたかったのか。
 どなたか事情をご存知の方がいたらぜひ教えていただきたいものです。
 どちらにしても、こういう名前をつけられてしまうと、アニメで菊地真が名前を呼ばれるたびに菊池さんの顔が浮かんでしまうやないか。いやはや。


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代打完了 [日常生活]

愛すれどTigers「シンデレラボーイ狩野大活躍!」を新規更新しました。

 新学期が始まる直前に倫理の授業を担当するはずやった先生が病気で倒れたので、しばらくの間、代打で授業を担当した。
 今日、正式に授業を引き継ぐ講師の先生が来てくれはって、ぶじ引き継ぎ。
 まあ代打の気楽さでなかなか楽しく好きにやらせてもらえたから、楽しくはあったが、肩の荷が降りた気分といえなくもないですね。成績をつけんならんとかいろんなことを考えずにする授業がこんなに楽しいとは。
 いえいえ、ちゃんとおさえるべきところはおさえてやってますよ。プロですからね。
 こういう感覚は忘れずに大事にしておきたいところかもね。


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テレビは誰のために [テレビ全般]

 ほれほれ、わずか15分しか延長でけなんだとしても、その15分で試合終了まで見られるんやから、野球ファンにたくさんテレビを見てほしいと思うなら、やっぱり中継延長はやるべきなんですよ。今日の朝日放送のプロ野球中継を見ていてそう思う。
 まあ民放のスポーツ中継が「そのスポーツのファンのため」のものとは必ずしもいえんというのは、どんなスポーツの中継を見ていても思うことで、そのスポーツにまったく関係のないタレントをずらずら並べることでほんまに視聴率が上がるのか、実に疑わしい。
 HDDレコーダではWチューナーがついたりしているし、ワンセグ携帯でもテレビを見られる。CS放送、インターネットテレビと、視聴率とは無関係なところで見られている番組も多い。そういう時代に旧態依然の(しかも一社独占の)視聴率を気にして番組作成をしているという姿勢でいつまでもええのか、と思うわけですね。
 アニメの場合、いまや視聴率が番組の運命を左右しているわけではないのですからね。1年間の予定で始まった番組の命運を分けるのは、視聴率もさることながら、DVDの売り上げなんですな。「天保異聞・妖奇士」が打ち切られたのはDVD第1巻が売れなんだからやと聞いている。それなら数字の根拠が明確で、うなずかざるを得んね。ただ、何年かたってから再放送やなんかで評判が上がったアニメも過去にはあった。今のDVDがすべてという傾向は、再放送での再評価という手段が奪われている分、なんか即物的で嫌ですな。
 それにしても、今のテレビ番組というのは誰のために作られてるんやろうね。視聴者のためやないというのは漠然と感じるんやけれど、それをうまく語る言葉が見つからんなあ。


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全国中継はいらない [プロ野球]

読書感想文「封印歌謡大全」(石橋春海)を新規更新しました。

 久しぶりに土日の予定が何もない。ふんだらたまっているHDDレコーダの録画番組を見てやろうと意気込んでいたけれど、午前から昼過ぎにかけて、大河ドラマ「風林火山」3本、韓国ドラマ「ホジュン」1本、アニメもろもろ8本と「日本の話芸・落語『江戸荒物(笑福亭福笑)』」を見たところでむやみに眠くなり、寝る。起きたら午後7時半。とっくにプロ野球中継が始まっていた。くやしいことに今日のジャイアンツ戦は地上波はよみうりテレビだけしか放送してへん。土曜日はたいていサンテレビも放送するのになあ。昨日はNHK衛星第一放送で見られたから延長戦でも安心してられたのに。せっかく気を利かせた妻が録画をしていてくれたけれど、追っかけ再生の早送りで見ても追いつく前にリアルタイムの放送が終わってしもうたんではなんにもならん。妻の気持ちをありがたくいただきつつ、録画は途中で切ってリアルタイムで見る。私はリアルタイム感覚でつぶさに見たいのに。延長がないことは最初からわかってるんやから、タイガースは午後9時からはサンテレビに放送権を許してもよかろうと思う。京阪神のタイガースファンは完全中継が当たり前と思うているから、全国放送で中途半端にやるくらいならすべてローカルUHFに放送権を与えてやれよと思う人も多かろう。もっとも、サンや京都テレビでは深夜アニメもけっこう充実してるから、アニメファンには不評かもしれんけれど。
 ああなんかほんまに今日という日を象徴するようなだらだらした日記になってしまいました。かんにんね。


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