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業界紙がいっぱい [日常生活]

 愛すれどTigers「甲子園90歳をサヨナラ勝利で祝う」を更新しました。

 大阪府庁が高校生向けに「インターンシップ」と称して職場体験を行っておりまして、図書室担当として図書委員の生徒に府立図書館での実習を募集したら、今年は2年生が一人応募してきた。
 府庁からの書類を見ると、3日間の実習の間、最低1日は巡回という形で様子を見に行かねばならんとのことでありまして、昨年に引き続き、私は中之島図書館に行ってきたのであります。
 少し早目に中之島につく。ちょうど大阪市役所は昼休み。職員がぞろぞろと役所から出てきて土佐堀川の川端に行く。みな煙草を取り出してすぱすぱやっている。市役所は敷地内禁煙で、喫煙できるのは昼休みだけ。これは私ら府の公務員も同じ。私も昼休みに当たる時間帯にしか喫煙はしておりません。
 それにしても、自分たちも外に出て一服しているんやけれど、はたから見たらこんな感じなのか。寸暇を惜しんで煙草に火をつけ、もくもくと煙を吐き出す集団……。なんか見せしめにされているみたい。25年ほど前みたいにどこでもすえる用にしろなんてことは言わんけれど……。
 もくもく集団の前を通り過ぎて、図書館に。うちの生徒は資料室で新聞の整理など。新聞というても、朝日や読売などの一般紙やなく、様々な業種の業界紙。図書館に送られてきたものを新聞別に閉じる作業。そして案内用のリストに掲載するコメントを考えたりする。横からのぞいたら、「自動販売機新聞」を一所懸命読んで、紹介文を考えている。
 私も司書の方から一覧表をいただいた。いやあ、いろんな業界紙が所蔵されているんやなあ。「瞬間接着剤新聞」なんて、ページが貼りついている図が思い浮かぶ。「きのこ通信」はしいたけ農家向けの情報が載っているらしい。書きあげだしたらきりがないんやけれど、業界ごとに機関誌があり、その編集・発行を主たる業務にしている会社がある。それなりに経営は成り立っているのでしょうね。
 リストを見ているだけで、それぞれどんなことが書いてあるか気になりはじめた。いやいや、そんなことをしに図書館に行ったのではないのだぞ。生徒の様子を見に行ったんやぞ。
 というわけで、またいずれ中之島図書館に行くことがあれば、資料室に足を運んで業界紙をあれこれつまみ読みしてみたいなあなんて思いつつ、図書館を後にしたのでありました。