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1日遅れの原爆忌 [新聞]

 今日は年休を使うて休む。まとめて休まんと、体がもたんのであります。一日ほとんど寝て暮らす。ここまで、特に5月~6月はもういっぱいいっぱいで、精神的にも余裕がなかっただけに、やっと一息というところ。
 ところで、昨日書いた社説の話の続き。
 読売と産経は足並みそろえて本日「原爆忌」について触れている。1日遅れなら許容範囲ということなんやろうけれど、その新聞が何を重視しているかという順位を示していると考えると、1日遅れでとりあげるということは、それほど原爆忌を重視してへんのやなあと取られても仕方ないように思うね。
 いっそ河北新報のように翌日もまたスルーという方が潔くてよろしい。
 読売の社説はものすごくきれいに「核廃絶」についてまとめてあって、かえって気持ち悪い。その点産経は「長崎の式辞は集団的自衛権について盛り込まれるので政治的利用にあたるからけしからん」と、どこまでも参戦権の正当性を訴えていて、これはこれで筋が通っといてよろしいな。それに賛同するかしないかは読み手の自由でもあることやしね。
 ただ、それなら最後は核廃絶を結論にもってこない方がよかったと思うぞ。原発再稼働、武器輸出賛成という流れの社説を書き続けてきている産経なんやから、各兵器の保持の可能性について踏み込んでもよかったんやないか。
 それとも、核兵器保持という一戦は踏み越えてはならんというところが産経の論説委員のぎりぎりのラインなのかなあ。そこらあたり、ちょっと読んだだけでは真意をはかりかねるところですね。

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