クマさんのタイガース昔話

　今日は午前中は新転任の先生といっしょに地域の知的障碍者の共同作業所に。これで新転任研修は一応終了。午後からは夏休み明けの授業に向けて調べものや資料読みなど。なんとか蒸し暑い１週間を乗り切った。
　夜はテレビでナイター観戦。甲子園球場の９０歳の誕生日ということで、同年生まれのタイガースＯＢ後藤次男さんがゲスト出演。
　後藤のクマさん！　懐かしいなあ。私の子どもの頃のサンテレビ（京都ではＫＢＳ京都で放送していた）解説といえば、後藤さん一人だけやったのね。「クマさんの虎情報」なんてコーナーもあったなあ。特に「情報」なんてものはなかったけどね。後藤さんが１９７８年に監督に就任した際に鎌田実さんが解説の席に座り、後藤さんが１年で退陣すると、以降は交代で解説するようになった。それから並木輝男さんなどが解説陣に加わって、だんだん後藤さんの出番は減っていったけれど、放送初期のロベルト・バルボンさん（私はバルボンさんの解説は記憶にない。私が中継を見出した頃はもう阪急ブレーブスの通訳で現場復帰してはったからね）と並んで、サンテレビのタイガースの中継を支えた懐かしい声を再び聞くことができて、嬉しかった。
　レギュラー解説陣の小山正明さん、真弓明信さんとともに、昔話に花が咲く。御歳９０歳とは思えん元気な声で、往年の解説を思い出させてくれた。いまやタイガースＯＢとしては最長老。１リーグ時代、ダイナマイト打線の時代にユニフォームを着ていた貴重な生き証人。梶岡、藤村、本堂、長谷川、土井垣、金田、呉、別当なんて名前がすらすらと口から出てくるんやもんなあ。また何か記念の時にはこうやって出てきてほしいものです。