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その女アレックス [読書全般]

 今日は朝から年賀状の宛名書き。予定の半分くらいを書き、昼過ぎに投函。残りは明日。うまくいけばほとんどが元日に間に合うんやないかな。家から一番近い郵便局は本局なんで、投函したらすぐに仕分けしてもらえるので。ただ、外に出たらものすごく寒かった。京都や滋賀は雪やったそうな。明日も宛名書きをして全部出してしまう予定なんやけれど、今日みたいに寒くならんといてほしいですね。
 帰宅してから午睡。夕刻起きて読書。ピエール・ルメートル「その女アレックス」(文春文庫)読了。ちょっとえぐいサスペンス・ミステリ。書店に行くと必ず平積みにしてあって、気になっていたのです。海外ミステリはこれまで古典的な本格ミステリばかり読んできた。現代ミステリなんてめったに読まんのですけどね。倒叙ミステリみたいに殺人シーンがこれでもかこれでもかと出てくる。しかもどついて気絶させておいて硫酸をむりやり呑ませるというやり口。そういうの苦手という人にはお薦めでけんのです。読後感もすかっとしないけれど、読んでいる間は「どうなんねん、どうなんねん」と二転三転する展開で一気に読ませる。好みかというと、どうかなあ。でも、展開のスリリングなところとか、どうにもやりきれない結末とか、唸らされる作品であることは確かですね。

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