親よりも年上

　午前中は特に体の切れがよくなかった。仕事部屋でデスクワークの合間に何度もストレッチしながら体を動かすんやけれど、思うように仕事がはかどらん。前半休をとってゆっくりと仕事に行くべきやったかな。少しずつできるところから仕事をする。
　午後は部屋に生徒を呼んで奨学金のネット申請をさせたりする。母親の年が大阪万博よりあとやったりする。気がつけばそんな年齢になっていたんやね。かと思うと父親がなんと私の生まれた前日というような生徒もいてたりする。ただし、その生徒は末っ子で、上の兄弟は２０代前半やったりするのですが。
　自分に子どもがいてへんせいか、なんかピンとこないのですねえ。
　大相撲の十両昇進力士が発表される。化粧まわしの手配やなんかで、十両だけは場所後すぐに昇進を知らせてもらわなあかんのですね。で、その中のひとりである照強（てるつよし）ですけれど、この力士はあの阪神淡路大震災の日に、淡路島で産まれているのです。そういうとこと、小兵ながらきびきびしていて力強い相撲をとるので以前から応援していたんやけれど、めでたく関取に。いやしかし、震災の日に生まれた赤ちゃんが立派なお関取になるのですからねえ。あの震災は私たち夫婦が結婚してすぐやったから、ひょっとしたら照強くらいの年齢の子どもがいててもおかしくないわけか。
　てなわけで、自分の年齢についていろいろと考えさせられる師走の入りでございます。