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紅白饅頭担当 [日常生活]

 本日はお山の学校の卒業式。私は前任のぼっち部屋担当者の仕事を引き継ぎ、会場の外で物品の仕分けを担当。いやなに、前日配達されてきた紅白饅頭の分配係です。職員室に教員の分の饅頭を置き、学年や分掌の各職員室に取りに来るよう連絡したり、卒業式に参列する在校生の分を控室に運んだり。
 卒業生に配布する「学校新聞」が式の最中に配達されてくるというので、正門前で待っていたりもした。届いたらクラスごとに枚数を数えて卒業生の担任に渡しに行く。
 実は、私は講師時代も含めて卒業式には必ず式場内にいた。ただ参列するだけという時もあったし、担任として生徒の呼名をすることもあったし、放送係として入場用の音楽のCDをかけたりしたこともあった。
 現任校に転勤した昨年も、参列して卒業生を見送った。
 今年のように会場外に出て正門前に立つなんてのは長くなった教員生活でも初めてのこと。体育館から国歌や校歌が聞こえてくる。担任の先生が生徒の名を呼んでいるのがかすかに聞こえてくる。
 ああ、やってるなあ。外にいてたらそんな感じ。卒業式の感慨も何もなく、淡々と饅頭配りや新聞の配達をした。なんだか変な気分やね。
 午後はパソコンに向かい、エクセルにプリント等の点数を入力して成績の計算。なかなかエンジンがかからなんだのと、担当している人数が多いので、遅々として進まず。明日の午前中には終わるでしょう。というか、終わらさんとあかん。
 寒い中外に出ていたり、眼鏡の度が合わなくて目が疲れたりとかあれこれあって、定時には仕事を切り上げて帰宅。録画しておいたプロ野球オープン戦「タイガース-スワローズ」のカードを見る。若手が打ちまくって大勝。甲子園をのびのびと駆けまわる若手たちの姿を見て、球春きたると実感。夕食後は妻と紅白饅頭を食する。饅頭を口にして初めて卒業式の感慨に浸るのでありました。

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