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巨神計画 [SF]

 今日も休暇を取り休養に努める。とはいえ一日ゴロゴロしててもなんなんで、雑誌などを買いにコンビニに行ったりはした。朝のうちに行ったんやけれどむちゃむちゃ暑かったんですぐに帰りましたけれどね。
 午前中はたまっているアニメなどを見てから、昼食後に少し午睡。暑くて寝苦しかったのかわりと早く目覚めたので、寝床で読書。去年は教員免許更新のためにダウンロードしたテキストをひたすら読んでいたけれど、今年はそこまでせんでもええ。
 夕刻からはラジオでナイター中継を聞く。今日は地上波もBSも中継なしなのです。こういう時にはタブレットかスマホを買うといたらよかったと思うなあ。もっとも月に1試合あるかないかのテレビ中継なしの日のために月払いでDAZNに入会するのはもったいなくもあろうけれど。まあ、試合はタイガースの負けやったから、明朝の「おはようコールABC」でハイライトを見ればよいか。
 シルヴァン・ヌーヴェル/佐田千織・訳「巨神計画 上・下」(創元SF文庫)読了。「巨神計画」というても、東京ドームでのジャイアンツ対タイガース戦を盛り上げる計画でも、オール阪神巨人の漫才独演会のプランをたてるわけではありません。わざわざ書かんでもわかるか。全国各地から巨大ロボットのパーツが発見される。「インタビュアー」なる謎の人物がいろいろな専門家を呼び集め、ついにパーツをすべてそろえる。操縦できるのはロボットに適合した男女2名のみ。しかし、完成した巨神の強大な力のために国際政治は大きく動き……。なんやしらんテレビアニメの設定みたいやと思うたら、解説には「UFOロボグレンダイザー」が作者のヒントになった、とか。そんなアニメみたいな設定を米国人の作家がどう料理するかというのが読みどころ。ただし、それは私にとって、ですけれど。おーい、話が終わってへんぞ。「インタビュアー」なる人物が何者かもわからんし、巨神をこしらえた古代に地球に来ていた生命体の秘密もわからんし。実はこれは3部作の第1作なのでした。というわけで、実は第2作「巨神覚醒」について「本の雑誌」で山岸真さんが紹介していたのを読んで興味がわいたので、まず第1部を読んでみたのです。子の終わり方やったら第2部も読まなあかんやん。というわけで、「巨神覚醒」も近いうちに読む予定。続けて読んでもええけれど、読みたい本は他にもあるので。そんなこんなで評価は未訳の第3部を読んでから、ということになるかな。

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