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ヒトラー 最期の12日間 [映画]

 早朝まで雨。午後からは日がさしてきた。しばらくは地面の水分が蒸発する関係やろうか蒸し暑い。日が落ちる頃にはそれなりに涼しくなってきた。
 授業で生徒といっしょに「ヒトラー 最期の12日間」を見る。ソ連軍に囲まれ、万事休したナチスドイツの面々がどのように動いたかを丹念に描いていて、生徒たちにはちょっと重かったかなあ。そやけど、戦争に負けるというのはこういうことなんやで、とか、自分で考えずに盲目的に為政者に忠誠を誓うというのはこういうことなんやで、というメッセージは伝わったんやないかと思う。
 でもやっぱり降伏が決まると次々と自決するSSたちの姿や、市街戦で弾に当たって目をあけたままことりとも動かない兵士やとか、自分の子供にねむり薬を飲ませ、寝ている間に毒を飲ませて殺し、そして自分たちも自決するゲッペルス夫妻の姿やとか、かなりきついシーンが次々と出てくる。ドイツ人が歴史を美化せず、真正面に向き合って作った映画なんやなあ。いろいろと思うところあり。
 そんな映画を見てへろへろになって帰ってきて、相撲のあとタイガースの試合を追っかけ再生で見たら、いやまあなんかもうそのなんです、試合に負けるというのはこういうことなんやというメッセージをタイガースナインがファンに送っているんやないかというような。うーきつい一日でありました。

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