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勝利の誕生日プレゼント [日常生活]

 本日、私の誕生日。56歳になりました。
 今朝はバスも復旧して通常営業。曇りがちで、仕事部屋は30度未満。汗だくにならずに仕事ができました。疲労が蓄積してるので、適度に休憩をとりながら、ですけれど。定時に退散。
 夜はナイター中継を見ながら、妻がはりこんでくれた鶏料理に舌鼓を打つ。誕生日のお祝いに恒例のケーキを食し、プレゼントもいただく。「大人の科学」の小型活版印刷機であります。いやあ、楽しそうやなあ。組み立てに時間がかかりそうなんで、土日に遊ぼう。私と妻の趣味嗜好はよく似ているので、妻が「これはおもしろそう」と思うたものはだいたい当たる。嬉しいことです。
 私の誕生日を祝うかのように、タイガースは20安打13得点でカープに連勝。昨日と今日を見ている限り、どちらが首位かわからん。この調子であと1ヶ月たのむでえ。
 江戸川乱歩・編「世界推理短編傑作集 1」(創元推理文庫)読了。偶然の一致か、今日の朝日新聞夕刊の連載エッセイで三谷幸喜さんもこの本に触れていた。私はミステリは好きやけれどマニアでも大ファンでもなかったんで、まずSFを優先して読んでいたから、本書の旧版は未読。本書は何本かを新訳にして、また旧版では収録されている作品がかぶるため割愛されていたポオとドイルの作品も収録。もっとも「盗まれた手紙」も「赤毛組合」も読んで知っている作品やけれど。これは新版を編集した戸川さんが「ベスト・オブ・ベスト」を作りたいとこだわったということなんやろうと思う。
 本巻はミステリというジャンルが形成されていく時期に書かれた傑作を収録。草創期に早くもミステリのパロディ的な要素のあるコリンズ「人を呪わば」の苦みのあるユーモアなんか私好みでよろしいね。戸川さんによる解説もくわしくていねいで、この解説だけでも値打ちがある。今月には第2巻が出るので、今から楽しみにしております。ことミステリに関しては初心者というほどやないけれどそれほど量を読んでいるわけやないんで、新しい宝の山を掘るような気分なのですね。

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