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影との戦い [SF]

 朝から少しずつ風が強くなってきた。気象情報では明日、大阪直撃であります。朝から妻は諸般の事情で実家に。雨が強く降ってくる前に帰ってこれたらええんやけれど。私は朝食後、昨夜録画した深夜アニメを見てから午睡。昼過ぎに起きて昼食をとる。
 ちょうど食べ終わったくらいに妻が帰宅。私はプロ野球中継を見る。放送枠が短かったんで、中継終了後はスマホで続きを見た。その間、妻はベランダの鉢植えを玄関に移動させたりする。台風の影響で、明日のナゴヤドームは試合中止。ドーム球場での中止は珍しい。
 試合終了後、読書。読了後は妻とテレビを見たりする。何度かベランダへ一服つけに出るけれど、今のところはそう風も強くなく、雨も弱い。問題は明日ですね。
 アーシュラ・K・ル=グウィン/清水真砂子・訳「影との戦い ゲド戦記1」(岩波少年文庫)読了。ル=グウィンの訃報をきっかけにちゃんと読もうと思いつつ数ヶ月。私はファンタジーの熱心な読者やないのと、ル=グウィンに関しては若い頃最初に読んだ「マラフレナ」のおもしろさが理解できず、相性悪い作家のカテゴリーに入れて手を出しかねていたのです。そろそろ読んでみようかなとついに1巻に手をつけた。そんなに勇気のいることではないですね。書評家を名乗るくせに「ゲド戦記」も読んでなんだのかいとあきれられるかもしれんけれど、こういうのはタイミングがあるんですよ。
 傲慢な少年ゲドがつまらぬ理由で自分の手に負いかねる魔法を使い死にかける。それ以降謙虚になった彼は、魔法でできた「影」と戦うことになる、というお話。子どもが大人になる過程をファンタジーという入れ物で表現した、という感じかな。シリーズはまだまだこれから。大人になったゲドがこれからどのような冒険をしていくのか。1巻だけではなんともいえんなあ。やっぱりル=グウィンとの相性はそれほど良くないのかにあ。訳文のせいなのかなあ。ちょっと読みにくい感じがした。

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