SSブログ

特攻の真実 [読書全般]

 大相撲小言場所「秋場所をふりかえって~白鵬幕内1000勝で全勝優勝~」 を更新しました。

 昨日までの疲れのせいか、朝、深夜アニメを録画見たり日曜朝の「ライダー」「戦隊」を見ていても非常に眠く、ひととおり見たあとすぐに寝床に。昼食をとりに起きて、また寝る。
 夕刻、プロ野球中継と大相撲中継を録画で見る。金本監督はなんであそこで青柳をかえるかなあ。負けられない一戦とはいえ、あそこを自力で乗り切られせてこそのチーム強化でしょうが、とぶつぶつ言いながら見ていた。相撲は優勝がもう決まっていたので、比較的冷静に見てました。来場所は千秋楽での優勝決定を見たいものです。
 大島隆之「特攻の真実 なぜ、だれもとめられなかったのか」(幻冬舎文庫)読了。NHKスペシャルのディレクターによる、番組の書籍化。本という形で残すにあたり、番組には盛り込むことのできなかった証言なども加え、より充実させたものになっているという。しんぞう総理と忖度の問題が表面に出たり、ゼロサム先生のデマゴーグ政治、米国大統領の気まぐれ政治などを見るにつけ、「今は戦前なんやないか」という思いが強くなってきた。そこで「特攻」に関する文庫や新書を何冊か買い、まとめて読むことにした。本書は(私にとっての)第一弾。副題の「なぜ、誰も止められなかったのか」に本書のテーマがある。止められんのである。そういう「空気」が醸成されてしまうのである。その「空気」を乱す者は非難され、「非国民」とされる。そういう時代が確かにあったんや。21世紀になり、「反日」という言葉で攻撃を行う人々が目立つようにってきた。「反日」が「非国民」になる前に、「特攻」を「おかしい」とはっきりといえるようにしとかんとあかんし、そのためにも本書のような貴重な証言や記録をしっかりと読みこんでおかんならんと感じた次第。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ: