どうした木村玉治郎

　今日は定休日。昨日までの３日間、あれやこれやで忙しく、かなり疲れていたんやろうな。だいたい毎週木曜日はその疲れを癒す日になるんやけれど、今日は特に一日すごくだるかった。急に寒くなったということもあるのかもしれん。
　だいたい起床した時間がかなり遅かった。いつもなら午前中に昨日までにためていた深夜アニメをほとんど見てしまえるんやけれど、少しばかり残してしもうたし、昼食後もすぐに午睡。寝ている間に妻は日帰り帰省。
　夕刻目覚め、少しばかり午前中に見られなんだアニメを見る。
　妻が帰宅し、夕食を取った後、寝床で読書。またもや眠くなり、少し寝る。
　きょうからものかき関連の作業をしようと思うていたんやけれど、それもできず。困ったことです。
　少し前の話題。日本相撲協会は今の式守伊之助親方をやっと木村庄之助に昇進させることを決めた。投の昔に庄之助昇進を果たしていてもよかったんやけれど、今の伊之助親方はとにかく差し違えが多かった。若い行司へのセクハラで退職した先代の伊之助親方は年齢的に若いから庄之助昇進を待たされた上に不祥事でやめたけれど、裁きに関しては定評があった。
　で、同時に三役格の木村玉治郎が辞表を出した。理由は一身上の都合というだけで明らかになってへんけれど、突然の辞職に驚いた。玉治郎こそ庄之助にふさわしい行司と思うていて、伊之助が空位にならんように同時に立行司に昇進させてもよかったくらいやのに。なんでかわからん。今のところ相撲協会が辞表を受理したという報道はないので、きっと慰留中なんやろうけれど、一身上の都合というのが非常に気になる。玉治郎は差し違えも少なく、先代玉治郎譲りの独特のかけ声も印象的。先代が先ごろ亡くなったのと関係しているんやろうか。先代玉治郎は若くして伊之助に昇進し、庄之助としてもかなり長く裁き続けていた“熊谷の親方”。当代も行司としては得難い存在やと思う。
　私のような一ファンにはうかがい知れん理由があるんやろうけれど、協会はちゃんと慰留して辞めさせんようにしてほしいし、それでも意志がかたく辞職した場合、相撲ファンにも納得がいくよう説明してほしい。そやないと、次の立行司候補となる木村容堂にかかるプレッシャーはかなり強いものになるやろう。先代伊之助をもっと早く庄之助にしておくべきやったのが遠因とはいえ、どうも協会の行司の人事については不可解な部分が多い。八角理事長はそのあたりをちゃんと説明してほしいと思うのですね。

熱海富士は素直

　大相撲小言場所「秋場所を振り返って～貴景勝が熱海富士を下してカド番優勝～」 を更新しました。

　今日は完全休養日。今回の彼岸は諸般の事情で墓参は休むことにした。午前中、例によって録画した番組をたっぷり見、「仮面ライダーガッチャード」と「キングオージャー」を見てから、少しだけ作業をし、昼食。食後は午睡。
　すっかり涼しくなった。夏の服装やともう肌寒い。この落差の激しさはなんやねんな。
　夕刻起きて読書。それからＤＡＺＮでナイター中継を見る。タイガースとドラゴンズの試合やったけれど、延長１２回で０－０の引き分け。こんなんやったら先に録画した相撲を見とくべきやった。
　相撲は優勝決定戦まで行ったけれど、熱海富士がもうがちがちになっていて、相撲を取る前から勝敗が予測できた。素直な性格なのはいいけれど、こんなにわかりやすく顔に出てはいかんやろうと思う。それにしても白鵬引退後の揺り戻しはまだまだ続く見たいやなあ。あまり強者が長期にわたって君臨し過ぎるのも考えものですね。
　テレビ中継を見てたら、「アレ」と書いた紙を掲げているファンがいた。タイガースの優勝で、「アレ」が浸透しているということか。年末の流行語大賞に入ってきそうやなあ。

三賞候補が少ない

　今日は定休日。昨日までの疲れがあってか、いつもならもう坂道の学校についているくらいの時刻に起床。例によって録画した番組を見て、昼食後は午睡。爆睡。
　夕刻起きて社説のダウンロードなどをしてから、プロ野球中継を追っかけ再生で見る。今日はＢＳ１の完全中継。ジャイアンツとの最終戦。青柳が満塁ホームランを打たれ、９回に２本のホームランで２点差に迫るけれど、残念ながらジャイアン戦の連勝はストップ。青柳は今季は８勝どまりに終わった。３年連続最多勝というのはやはり難しいんやな。
　その後、録画した相撲中継を見る。熱海富士が大栄翔に敗れて２敗目。さすがに大関を狙おうかというような実力派に対しては、勢いだけでは勝つのは難しかったか。明日は大関貴景勝との対戦が組まれている。３敗で追うのはその貴景勝と高安。両力士とも故障持ちなんで、もし明日貴景勝が熱海富士を下したとしても、優勝ラインは４敗まで下がる可能性があるな。残りまだ３日あるわけで、優勝争いはまだまだ混沌。それ以上に三賞候補が今のところ熱海富士以外に考えられん。高安にも何かあげたいけれど、もと大関には三賞選考委員会はかなり厳しいしなあ。優勝よりも三賞の方が気がかりになるというのもおかしな話やけれど。
　相撲を見てから、少し横になってスマホをいじっていたら、寝落ち。すぐにパソコンに向かう元気がないのです。なんでこんなにしんどいのかなあ。

高安と「アレ」

　今日は「たちよみの会」例会。朝から深夜アニメやら「仮面ライダーガッチャード」やら「キングオージャー」やらを見てから、昼前に出る。９月中旬とは思えん暑さ。京都河原町の「フランソア喫茶室」に着いたらもうすぐ汗だくに。夜のニュースでは京都は最高気温３４℃やったとか。真夏ですやん。もうじきお彼岸やというのに、季節感がない。
　駅売店で買うたタイガース優勝記念のタブロイド版のスポーツ紙特別号を読みつつ待つ。午後２時半ごろに古参会員Ｙ氏が来てくれる。話題はもっぱら相撲とタイガース。すぐに「丸善」に移動。文庫の新刊や「本の雑誌」で紹介されていた面白そうな文庫を買う。話し足りなかったんで、場所を変えて「ドトールコーヒー」で話の続き。午後５時過ぎに散会。
　帰宅後、サンテレビのタイガースの試合を追っかけ再生で見る。村上投手が好投したけれど、ベイスターズの濱口投手も好投。９回表にソロホームランを打たれて惜敗。その後録画した相撲を見る。高安と熱海富士が１敗で並走。高安を応援するファンの手書きのボードに「高安、アレを！」なんて書いてあるのが映る。そうやね、高安関はいつも「優勝」を意識するとガタガタと負けるからね。高安関こそ「アレ」と、意識せんようにせんならん。岡田監督の言葉を借りると、「普通にやってたらそいでええねん」となるか。３人の大関がそろって負ける。貴景勝がまたどこか傷めたらしい。顔をしかめ、首を傾けて花道を帰る姿が痛々しい。
　そのあと社説のダウンロードをしていたらまたうとうと。どんなに密でもみんなマスクはしてへんし、観光客で人はいっぱいやし、外は暑いし、喫茶店と書店は冷房が効いていて冷えるし、体がもたんなあ。

新入幕優勝はならず

　大相撲小言場所「名古屋場所を振り返って～豊昇龍初優勝で大関に、伯桜鵬旋風吹き荒れる～」 を更新しました。

今日も完全休養日。録画するアニメを少しでも減らすべくふるいにかけているけれど、最近は箸にも棒にもかからんと私ら夫婦が思えるようなものが減ってきて、それなりに楽しめるものが多いから、とにかく今日もひたすらテレビにはりつき。
　午睡のあと、大相撲名古屋場所千秋楽の、地上波放送分をとりあえず先に見る。さすが豊昇龍。新入幕の伯桜鵬は控えに座っている時から落ち着かん様子やったのに、ぐっと目をつむって精神統一していた。そして及び腰の伯桜鵬を下し、決定戦では北勝富士にも勝って見事に初優勝。というわけで、私の予想ははずれました。さすがの伯桜鵬も負けて元々という気分で伸び伸びと最後まで相撲を取ることはでけなんだなあ。
　三賞の予想は割と当たった。錦木の殊勲賞、豊昇龍と北勝富士の敢闘賞、伯桜鵬の技能賞が当たり。伯桜鵬の殊勲賞はなく、代わりに敢闘賞やった。そして、悪い方の予感も当たった。琴ノ若には申し訳ないけれど、まさか勝てば敢闘賞なんて条件付きで受賞させるかね。そして新入幕の豪ノ山と湘南乃海も、勝てば敢闘賞。こちらは１０勝したら自動的に敢闘賞という新入幕の特権。この慣例、やめてほしいなあ。
　というわけで、１０９年ぶりの新入幕優勝はなりませんでした。
　そのあと、ＤＡＺＮでナイター中継の配信を見て、ＢＳで録画した幕下と十両の相撲を見て……。ほんま、目が疲れたわい。

たぶん新入幕優勝

　今日も完全休養日。午前中は例によってたまった深夜アニメをひたすら見る。今、何曜日に放送されたものを見ているかなんてわからんようになってきた。まあ、坂道の学校が夏休みに入ったら休暇も取りやすくなるんで、そこでまとめて見たりもできるか。私は何のために生きているのでしょう。１日ずつ余命が減っていっているのにこんな毎日でよいのでしょうか。
　午後からは午睡。実はストレスなどもあって体調はあまりよくないのです。午睡せんともたんのです。
　夕刻起きて、社説のダウンロードなどをしてから、ＤＡＺＮでタイガースとスワローズの試合を見る。タイムシフトして見られるので、多少見始めが遅くなってもちゃんと試合開始から終了まで見られるのはありがたい。ただ、青柳が村上宗にホームランを打たれて、その流れで負けてしまう。ＤＡＺＮの中継のソースはＣＳのものと同じみたい。実況担当は「田淵裕章」とあった。もしかしたらあの田淵幸一さんの息子さんかな。
　野球を見たあと、録画した相撲を見る。なんと伯桜鵬が北勝富士に勝ち、３敗で豊昇龍、北勝富士、伯桜鵬が並び、４敗で琴ノ若、錦木、竜電が追う展開に。テレビ解説では、向正面の中村親方（もと嘉風）は豊昇龍が優勝と予想。正面の鶴竜親方は「わかりませんねえ」と正直に言うたはる。豊昇龍は番付通りなら大栄翔と当たるところが、割を崩して伯桜鵬と対戦。新入幕の伯桜鵬はこと今場所に関しては負けて元々という立場なんで、それほどプレッシャーを感じずに土俵に上がれるやろう。対する豊昇龍は優勝と大関昇進がかかる一番になったので、かなりプレッシャーがかかってくる。「勝ちたい」という気持ちが勝ち過ぎると、焦りも出る。伯桜鵬にも十分チャンスがあると見る。北勝富士は錦木と対戦。もしこの一番で勝った方にのみ三賞、なんて条件が付いたりしたら、まだ三賞のない錦木にプレッシャーがかかると思う。できれば、三賞選考委員会の人たちは錦木と北勝富士には無条件で三賞を出してほしい。逆に、琴ノ若や竜電は候補から外してもよいと思う。ずっと優勝争いのトップに立ち続けていた二人と、前半に負けていたけれど後半勝ち続けて気がつけば優勝争いに名前が出ていたという二人とでは、明らかに今場所を盛り上げた貢献度が違う。三賞は勝利数だけで決めるもんやないと私は思うてるからね。
　私の予想では、優勝は伯桜鵬、殊勲賞は錦木と伯桜鵬、敢闘賞に豊昇龍と北勝富士、技能賞に伯桜鵬と、まあそんな感じかな。さて、どうなるか。ちなみにこれまでの日記を読み返してみると、私は非常に多く予想を外しているのです。なに、徳勝龍でさえ優勝したんやから、伯桜鵬が優勝するのに不思議も何もないと思うぞ。

まさか新入幕優勝？

　愛すれどTigers「青柳復帰勝利で前半戦首位折り返し」を更新しました。

　今日も完全休養日。午前中は例によってかなりたまっている録画番組を見たんやけれど、まだまだ残っているねえ。というても、適当に流しているのではなくきっちりと見ているから、脳が疲れるのです。
　というわけで、例によって昼食後は午睡。夕刻起きてから社説のダウンロードなどをし、夜は録画しておいた大相撲名古屋場所１３日目を見る。北勝富士は勝ったけれど、錦木はなんと新入幕の伯桜鵬に打ち掛けで倒されてしまう。大関昇進レースは、豊昇龍が大関霧島を破り、頭一つだ抜けた感じ。大栄翔は若元春をのど輪で攻めたけれど、最後は逆転の突き落としで痛い敗戦。うーむ、この昇進レース、昨日の時点では大栄翔有利と見ていたけれど、わずか１日で様相がころりと変わる。しかも優勝争いのトップは２敗の北勝富士ひとり。３敗で豊昇龍、錦木、伯桜鵬が並ぶ。展開次第では伯桜鵬の新入幕優勝の可能性まで出てきた。私も長いこと相撲を見続けてきているけれど、新入幕でここまで活躍したのは大錦以来やないか。あれ、私が小学生の時やで。まだちゃんと相撲を見てなんだ頃のことです。
　大錦は結局三賞独占。優勝は逃した。さて、伯桜鵬はどうなるか。明日の結果次第では、千秋楽の割を崩して豊昇龍と伯桜鵬をぶつけるというようなこともあり得るなあ。むむむむ。もう予想ができません。北の富士さんが解説席にいたらどう言うたはるやろうなあ。やっぱり孫弟子の北勝富士を応援したはるんやろうけれど。

みんなプレッシャーに弱い

　今日は定休日。坂道の学校では終業式をしている。何も問題が起きていませんように。
　近畿は梅雨明け。梅雨入りが早かった分だけ、梅雨の期間が長かったんやそうな。昨日の晩なんか強い雨が降ってたりしたけれど、そのせいか空気が冷え、さらに梅雨明けと同時に空気もかなり乾いていて、ベランダに出て風にあたると、非常に気持ちいい。
　今日も午前中は録画した番組をどんどん見ていく。ただ、先週の木金とほとんど録画した番組を見られなんだのが積もり積もって、まだかなり残っている。
　ああ、これもストレスの原因なんかな。
　昼前に駅前の耳鼻科に行き、通気をびびびびびびびとしてもらう。昨日の夜なんか、耳にフィルターがかかっていような感じで妻が何を言うてるのかわからず聞き返したりしてたけれど、今日は夜になってもそれほど鼓膜に水がたまってへん感じ。鼻の調子が悪くないのもあるかもしれん。鼻水がたまるとどうしてもかんだりすすったりして耳に影響が出てくる。今日は一日快適に過ごし、仕事によるプレッシャーもなかったせいか、鼻の調子もそれほど悪くなかった。
　午睡し、夕刻起きて社説のダウンロードなどをしてから相撲中継の録画を見る。優勝争いは混沌としてきた。錦木は今日はプレッシャーがかかってるからか強引に巻きかえに行ったところを湘南乃海の小手投げに屈した。明日はやはり新入幕で好調の伯桜鵬と対戦。勢いに乗っている若手に対してベテランがどう対応するかが見もの。北勝富士はがちがちで体の動かん豊昇龍に快勝し、２敗で錦木と並びトップ。大栄翔は大ベテランの玉鷲のいなしに足がついていかずばったり。若元春は大関霧島に一方的に敗れる。数字の上では若元春は目安の３場所３３勝を達成できなくなった。ただ、あと３日間の相撲内容次第ではチャンスはあるし、来場所につなぐ意味でもなんと残りはすべて勝ちたいところ。それは豊昇龍も大栄翔も同じこと。のこり３日をどう戦うかで昇進は決まる。なんか今のところ、３関脇すべて大関昇進見送りになるんやないかという気もしてきた。大栄翔がまだ可能性を残しているように思う。豊昇龍は今日の相撲を見ていたら、かなりプレッシャーに弱いような感じ。伯父の朝青龍はプレッシャーがかかればかかるほど力を出していたけれど、そこはあまり似なかったみたいやね。
　相撲のあとはプロ野球オールスターゲーム第２戦を見る。今日もパ・リーグが打ちまくって連勝。タイガースの選手は大量に出場した割には活躍する場面がほとんどなかったなあ。

錦木ついに三役に

　今日は海の日。ハッピーマンデーで移動してきた祝日ですね。ずっとしんどい思いをしてきたんで、今日が休みでほんまによかった。完全休養日で、午前中はなるべく多く、録画してあった番組を見て過ごし、昼食後は午睡。
　とにかく暑い一日。我が家はクーラーを設置してへんので、暑い時は扇風機が頼り。テレビを見ながらずっと風にあたっていた。
　夕刻起きてきて、大相撲名古屋場所９日目を見る。豊昇龍、錦木、北勝富士が１敗を守り勝ち越し。錦木は来場所の新三役がほぼ確定。これまで三役にも三賞にも縁がなかった地味な力士だけに、今場所の活躍は嬉しい限り。大関候補の大栄翔も若元春も２敗をキープ。このまま千秋楽までこの状態が続くということはないのは、三役力士の星のつぶし合いがあったりするのでまずあり得んけれど、１日でも長く続いてほしいものです。
　相撲を見たあとは、ＤＡＺＮの配信とＭＢＳの地上波放送とＤＡＺＮの配信をリレーするような形でタイガースのナイター中継を見る。サトテルの久しぶりのホームランが出て、気持ちよくオールスター前の最終戦を勝利で締めた。来週金曜まではオールスターブレーク。明日のフレッシュスターゲームを含めて、勝敗は別にしてタイガースの選手の活躍を楽しみにしよう。
　試合を見てしまい、社説のダウンロードを始める。危うく寝落ちするところやったけれど、なんとか目覚めて、この日記を書いている。明日から仕事再開やけれど、短縮授業の関係でめちゃめちゃ時間に余裕がある。これが先週の頭やったらなあ。余裕を持ってミスのないように仕事ができたんやけれど。思い返せば過酷な日程やったわい。

もと大関たちと大関候補たち

　今日も定休日。午前中はアニメ「るろうに剣心」などを見る。昼前に駅前の耳鼻科に。今週もずっと耳づまり。びびびびびびびびびと通気してもらう。
　帰宅して昼食を取り、午睡。夕刻起きて、パソコンに向かう。社説のダウンロードなどをしてからナイター中継を見ようとおもうたら、甲子園は雨中止。読書をしたりスマホをいじったりして過ごす。
　日刊スポーツでここのところ毎日連載しているのが、もと大関たちへのインタビューで、自分が大関に昇進した場所のことを語ってもろうている。その地位についた人にしか語れんことが多いけれど、以前読んだ文庫本「インタビュー・ザ・大関」とダブる部分も多いので、そちらを読んでいたら特に目新しいこともないかもしれんな。ただ、文庫の方を読んでへん人にしたら非常に興味深いインタビューになっている。あまりスポーツ紙には登場しない琴光喜にもちゃんと話を聞きに行っているあたりが日刊スポーツの相撲記者の心意気みたいなものが感じられてよかった。
　なんでこんな連載をしているかというと、日曜日から始まる名古屋場所では、大栄翔、豊昇龍、若元春の３人に大関昇進のチャンスがあるからで、個人的には大栄翔には大関になってほしいなあと思うている。若元春や豊昇龍はまだ今後もチャンスはありそうやけれど、大栄翔は突っ張り一本という相撲の性質もあり、今回を逃すとだんだん力が落ちてしまうんやないかという気がするのです。あと、大栄翔が有利かなと思う理由としては、優勝経験もあり、また本割と決定戦で連敗して優勝を逃した経験もあり、というあとの２人よりもいわば修羅場をくぐってきている、そこを買いたい。
　一番楽しいのは３人そろっての大関昇進なんやけれど、照ノ富士が立ちはだかり、怪我で苦しいとはいえ大関貴景勝、新大関霧島もいて立ちはだかるやろう。三役力士同士の星のつぶし合いもあれば、大関復帰に向けて三段目からかけあがってきた朝乃山の存在感も大きいし。
　さて、誰が大関に昇進するか、それは場所が終わるまで見当もつかんねえ。