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被災地のゆずポン酢 [1月17日の記憶]

 東日本大震災から3年。被災者の中にはまだ仮設住宅に住む人もいるし、フクイチは相変わらず汚染水漏れのニュースが伝えられる。震災はまだ続いているんやなあ。
 この日記で何度も書いてきたけれど、私は津波の恐ろしさを被災者と共有することはでけん。しょせんは他人事であるから。
 ただ、震災からしばらく、嫌というほど「ぽぽぽぽーん」というACのCMを見せられたことは、全国の多くの人と共有できる体験やないかと思う。震災という大事に対して、通常のCMを流さないという放送局の「自粛」のいやらしさいうたらなかったなあ。
 それはともかく、昨年暮れ、障碍者の共同作業所の物品販売で気仙沼の「ゆずポン酢」を購入したところ、これがなかなかいけるのであります。気仙沼はゆずが自生する最北限やそうで、地元のゆずを使うた「ゆずポン酢」なのですね。私にできることというたら、そういう物品を購入して、ちょっとは被災地にお金がまわる(雀の涙ではあるけれどね)ようにすることくらいやな。おいしかったので、今年の暮れにも同じ商品が販売されるのなら、また買おう。
 鎮魂のなんのというより、復興に向けて踏ん張っている人たちのお手伝いがちょっとでも(ほんまにちょっとやけれど)したいという気持ちを持ち続けていくのが、恐ろしさを共有でけん者のつとめやないかと思うのです。
 ところで、「ぽぽぽぽーん」の歌を歌うてはった歌手の方は、今はどうしてはるのか。なんとなく気になってしもうた。

 3月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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