ベルギーチョコ

　今日はホワイトデー。もともと日本の菓子屋がバレンタインズ・デイのお返しといういかにも日本的な発想で作った日なんやけれど、最近では台湾や韓国にもこの風習が広がっているとかいう。どこが反日やねんという気もするが、まあ商売のタネになることなら別に親日も反日もないんでしょうね。
　というわけで、私も菓子屋に乗せられて、妻にチョコレートをお返し。とはいえ、ほんまにちゃんとした菓子屋で買う余裕がなくて、コンビニでホワイトデー用に並べられたものから選んで購入。
　いやいやなかなか最近のコンビニは侮れませんぞ。ベルギーのチョコレートを輸入したりしたものが並んでいたりするのであります。別にベルギーチョコレートということなど意識せずに「お、トリュフチョコか。これはうまいかもしれんな」などと思うて買うたら、たまたまベルギーチョコやったという次第。
　そう言われてみれば、包装紙のデザインなど日本のものにはない感じやったし、しかもその包装紙はビニールでコーティングされていたりして、これは明らかに日本聖とは違うなあ。
　疲れはなかなか取れず。飲み会などの誘いも断り、明日は星新一賞の贈賞式があって、一次・二次の審査をつとめた関係で私のところにも招待状が届いていたんやけれど、とても東京まで行かれん。だいたいそんなことをしていたらバルコニーの物置を整理なんかでけんやないですか。
　一個だけ、妻からトリュフチョコレートをおすそわけしてもらう。お、なかなかいけるやないですか。これ一個で疲れが取れるわけはないけれど、気分的にはちょっとだけ元気が出たかも。なかなかやるなベルギーチョコ。

　３月１６日（日）は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。