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人材流出 [教育]

 花冷え。一気に肌寒くなり、一週間の疲れとあいまって、朝から体が「休め休め」と訴える声が聞こえる。それでも、なんとか気力で一日もたせた。帰宅後、ラジオとテレビでプロ野球中継を聞いたり見たりまた聞いたり。タイガースも投打とも花冷え。この時期のオープンエアの球場のナイトゲームはきつかろうなあ。
 試合終了後、無性に眠くなり、仮眠。週末はゆっくり休もう。
 それにしても、ここ2年ほど私の勤務校では、若くて実力のある教員の大阪府外への流出が続いている。特に男性の教員が、出身地の県の採用試験を受け直して採用されるケースが目立つ。新規採用されて数年、やっと戦力として頼りになったと思うたところでこれですわ。職場としてはたまらんよ。
 昔は違うた。私の大学時代の友人など、大阪府は合格しにくいからあえて他府県の採用試験を受けて、それから大阪に帰るようにすると言うて香川で採用されたりしていた。もっとも彼は現地で結婚してそのまま帰ってこなかったのでありますけどね。
 新規採用で着任してくる女性の教員が多いのも、ここ数年の特徴。
 これは何を意味しているのか。待遇面など(特に給与)で大阪府の教員というのはかなり魅力が薄れているということなんやろうな。採用通知を受けてから辞退するものも多いと聞く。おそらく他府県で合格し、比較して大阪での着任を避けているんやろうね。
 逆に、女性からしたら、産休育休が保障されていて、給与面でも男女差がなく、自分の力を発揮できる職場として学校には魅力があるんやないやろうか。
 逆に、若い男性教員(または教員志望者)にとっては同じ仕事なら待遇のええところで働きたいと考える人が増えているということやないかなあ。
 これは明らかにゼロサム市長が最初に府知事になった時からなんですな。コストカットによる給与の削減はノック知事からずっと継続して行われていることではあるけれど。改革と称して仕事上の負担が増えたのも大きいように思う。
 具体的な数値をもとに書いているわけやないので、正確さという部分では弱いかと思うけれど、これが現場での私の率直な実感であります。

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