シンフォニーホールで落語？

　愛すれどTigers「ジャイアンツに４連勝し日本シリーズ出場決定」を更新しました。

　今日は午後からザ・シンフォニーホールで芸術鑑賞会の打ち合わせ。いよいよ本番近くなってきた。
　午前中は授業や運営会議などでずっと詰まっていた。会議が終わるとすぐに出られるように予定していたんやけれど、予想以上に会議が長引いたんで、大急ぎで出る。むろん、昼食などとってる時間はない。
　駅のホームでもそもそ食べようとカロリーメイトを買うてきたんやけれど、電車がすぐに来たんで口にする暇もなし。電車では座れず食べられる状況でなし。梅田についた時間が遅かったんで、自腹でタクシーに乗りザ・シンフォニーホールへ。約束の時間の５分前に到着。すぐに打ち合わせに入ったので、鞄からカロリーメイトを出す間もなし。
　楽団とホールの担当者と入念に打ち合わせをし、なんとか細部について詰めることができた。やれやれ。で、「来年の鑑賞会は？」とホールの方にきかれる。「古典芸能ですね。うちの場合たいてい落語ですけれど」。そう答えたら、担当さん。目を輝かせる。「僕、落語好きなんですよねえ。どうです、来年はうちのホールで落語会というのは？」。
　うわあ、残響の美しいホールで落語ですか。「うちのホールならマイクいりませんよ」。そらまあ響くかもしれんけど、二階席までは聞こえんのやないでしょうか。「金屏風もありますし、出ばやしもよく響きますよ」。いやいや、はめものが入ったら落語家の声がかき消されるのでは。「パイプオルガンを背に落語会、いいですねえ、やりましょう」。
　もう一人のホールの担当者の方が苦笑してはった。日本有数の残響を誇るホールの係り員でも、発想はやはり大阪なんですなあ。東京のホールでは冗談でもこういう話は出んのと違うやろうか。
　福島から大阪駅経由で阪急梅田に。午後３時過ぎ、やっと持参のカロリーメイトを口にすることができた。駅のホームで缶コーヒーを飲みつつもそもそとカロリーメイトを食べるおっさん。見栄えは実によくないけれど、空腹には耐えられませんでしたよ。格好なんか気にしてられるか。
　職場に戻り、職員会議で午前中の運営会議で練られた芸術鑑賞会の実施要項を説明。もうほんまに息を抜くことのでけん一日でございました。