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隆の鶴と若の里 [大相撲]

 今日は「全校集会」という名の「始業式」。3年生の授業は残り1ヶ月ほど。私は朝から今日配布する保護者向けプリントの印刷などでばたばた。あとはパソコンに向かい府教委に提出する書類作成などで1日を過ごす。集中力が途切れないように、ときどき立ち上がってがらんとした仕事部屋でストレッチをしてみたり、人権関係の資料にと買うた角田由紀子「性と法律」(岩波新書)をところどころ読んでみたり。
 来週の金曜日には、児童虐待相談を中心としたスクールソーシャルワーカーの方に職員と保護者向けに講演をしてもらうことになっているので、そちらの予習もしておきたい。
 帰宅してすぐに録画しておいた相撲中継を幕下の取組から見る。まだ3日目やけれど、日馬富士と豪栄道が2敗目を喫してはやくも優勝戦線から脱落か。役力士の勝ちっ放しは鶴竜、白鵬、稀勢の里の3名のみ。現段階では3者の三つ巴で今後進みそう。特に白鵬は場所前に予想していたように先場所とは違い安定した相撲ぶり。実況の吉田アナウンサーが珍しく「強い!」と唸ったほど。勢いに乗っている御嶽海を組み止めて圧勝。稀勢の里も荒鷲を相手にせず。鶴竜も宝富士に相撲を取らせず。稀勢の里は取りこぼしの危険性はあるけれど、両横綱はよほどのことがない限り勝ち進むやろうな。
 今日の解説は伊勢ヶ浜親方(もと旭富士)。日馬富士の師匠であります。日馬富士が松鳳山に小手投げを打って逆に引っ張りこんでしまい体勢を崩して寄り切られると、「相撲が雑です」と一刀両断。さすが師匠、横綱に対しても容赦なし。もっとも親方も元横綱やから、その地位の重みなどはようわかってるやろうしね。
 週刊誌の広告の見出しで稀勢の里の師匠の田子ノ浦親方がいい加減過ぎるようなことが書かれていた。立ち読みで確認するまでもあるまい。前の師匠の鳴戸親方(もと隆の里)の急死で、部屋付きの親方が部屋を継承せんならんかったという事情で「師匠」になってしもうた人ですからね。もと平幕の隆の鶴と聞いて、どんな力士やったか覚えている人はよほどの相撲ファンやと思うね。太鼓腹ともみあげは立派やったけれどなあ。この際やから、実績でも人望でも圧倒的に上の西岩親方(もと若の里)と名跡交換して部屋をひきいてもろうたらどないやろうなどと、無責任にも思うのでありました。

 1月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。