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被災地のゆずポン酢 [1月17日の記憶]

 東日本大震災から3年。被災者の中にはまだ仮設住宅に住む人もいるし、フクイチは相変わらず汚染水漏れのニュースが伝えられる。震災はまだ続いているんやなあ。
 この日記で何度も書いてきたけれど、私は津波の恐ろしさを被災者と共有することはでけん。しょせんは他人事であるから。
 ただ、震災からしばらく、嫌というほど「ぽぽぽぽーん」というACのCMを見せられたことは、全国の多くの人と共有できる体験やないかと思う。震災という大事に対して、通常のCMを流さないという放送局の「自粛」のいやらしさいうたらなかったなあ。
 それはともかく、昨年暮れ、障碍者の共同作業所の物品販売で気仙沼の「ゆずポン酢」を購入したところ、これがなかなかいけるのであります。気仙沼はゆずが自生する最北限やそうで、地元のゆずを使うた「ゆずポン酢」なのですね。私にできることというたら、そういう物品を購入して、ちょっとは被災地にお金がまわる(雀の涙ではあるけれどね)ようにすることくらいやな。おいしかったので、今年の暮れにも同じ商品が販売されるのなら、また買おう。
 鎮魂のなんのというより、復興に向けて踏ん張っている人たちのお手伝いがちょっとでも(ほんまにちょっとやけれど)したいという気持ちを持ち続けていくのが、恐ろしさを共有でけん者のつとめやないかと思うのです。
 ところで、「ぽぽぽぽーん」の歌を歌うてはった歌手の方は、今はどうしてはるのか。なんとなく気になってしもうた。

 3月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

孤立したポスター [時事ネタ]

 追試、採点、1年生の成績つけ、会議、会議、会議……。一日が慌ただしく過ぎた。昨日しっかり午睡したこともあってか、午前中は集中力も続き、なんとかやらねばならん仕事はすべてこなす。夕刻、力尽きる。1日休んだくらいでは疲れが取れてへんのと、大事な仕事をなんとか完了させてほっとしたのと、まあ両方でしょうね。帰宅して録画した相撲を見る。遠藤は将来有望とはいえ、さすがに横綱日馬富士と比べるとまだまだ格が違うなあ。それでも真っ向勝負で横綱に当たり、思い切りのよい相撲を見せてくれた。何番か当たるうちに力の差は縮まっていくんやないかな。
 大阪市長選が公示された。議会の多数派政党は、駄々っ子の相手はしとられんとばかりにスルーして候補者を立てず。反対なら正々堂々と対抗馬を立てるべきという市民の声があると産経新聞のサイトには書いてあったけれど、これが任期満了による選挙ならそうすべきやと私も思うけれど、そうやないもんなあ。ゼロサム市長が勝手に辞職して選挙になっただけで、だいたい公明党なんか別に都構想に反対しているわけやないし。
 というわけで、現職に対し泡沫3名というなんともしまらない選挙になった。近所の中学校の前に貼られた掲示板には、現職市長のポスターがぽつりと一枚貼られているだけ。市長の孤立感を際立たせている。
 はてさて、こんな選挙につき合う気にはなれんし、抵抗の意を表明する意味でも棄権するか。あるいは「該当者なし」と書きにいくか。意思表示としては後者かな。白票というのは、当選者に白紙委任するような感じになるので、それだけは嫌やなあ。
 泡沫さんが大好きな私やけれど、今回に限っては、泡沫さんに投票するのは気が引けるのですね。どないしたもんやら。

 3月16日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

内輪受けは副音声で [プロ野球]

 今日は完全休養日。午前はテレビを見て過ごしたけれど、午後からは午睡。爆睡。多少は疲れは取れたかな。
 起きてから、録画しておいた大相撲春場所初日と、オープン戦のタイガース対ジャイアンツ戦を見る。
 オープン戦は毎日放送が中継していたんやけれど、同局の深夜番組「カワスポ」の宣伝と、今季から解説者として放送席に座った藤本敦士さんの宣伝番組かというくらい、グラウンドの様子の実況が適当。私は「カワスポ」は見てへんし、その番組のレギュラーの元ビーチバレーの浅尾美和さんにも関心はないし、聞いていてイライラする。
 内輪受けもええけれど、毎日放送って、そういうのあまりうまくないんやなあ。昨シーズンの中継で「ちちんぷいぷい」という番組の司会者たちを引っ張り出してきた時もちっとも面白くなかった。
 そういうのは副音声ですればいいと思うんやけれど、如何。

藤浪対大谷に癒されて [日常生活]

 大相撲小言場所「平成二十六年春場所展望~平成二十六年春場所展望~鶴竜と稀勢の里の双曲線~~」を更新しました。

 休め休めという体の警告を振り切って、本日は休日出勤で合格者登校のお仕事。体育館でプロジェクターとパソコンをつなぎ、パワーポイントを使って本日の説明内容を舞台上のスクリーンに映し出す。新入生たちが各教室に分かれて書類書きをしたり制服の採寸をしたりしている間に、撤収作業を行い、これでお役御免。
 午後からは月曜日の追試の準備やプリント印刷などなど。もっとも、警告を発する体に対して気力で仕事をしていただけに、一仕事終わるとスイッチが切れて、作業のペースががくんと落ちてしまった。本来、休日なんやから、まあぎりぎりのところまでなんとか踏ん張っていたというべきか。
 帰宅後、録画しておいたタイガースのオープン戦の模様をごろごろしながら見る。藤浪くんと大谷君が甲子園で投げ合うという話題の一戦。もっとも、藤浪くんはコントロールが甘く、ぼこぼこに打たれてしもうた。もっとも、オープン戦での調整段階なんで、心配はしてへんけどね。タイガースの試合を見られたというだけでへたっていたのが少しだけ元気になった。
 明日はほんまにしっかり休まんとあかんな。背中の張りはかなりましになった。相撲も始まるし、仕事も大きな山は越せたし、気持ちよく休むことにしよう。

鉄腕アトムの手ぬぐい [教育]

 本日は卒業式。ここ2年は3年生の担任をしていて礼服で参列したりしていたけれど、今年度は裏方。照明係で、体育館の上からスポットライトを当てたりする。ダウンジャケットを着込み、カイロを背筋に貼るなど、寒さ対策を万全にする。式が終わると、漫研の部室にまわり、卒業生たちに2年の生徒とともに記念の会誌を渡したり、記念写真をとったりする。
 卒業生たちが、なんと私に寄せ書きと、鉄腕アトムの和手拭いをくれた。まさかそんなことをしてもらえるなんて思うてもいなんだので、思わずうるっときてしもうた。この学年の生徒たちにはあまり十分なことをしてあげられなんだという思いがあっただけに、よけいに嬉しかった。この手拭いは使われんなあ。
 午後からは、明日の新入生登校日の準備など。疲れがピークに来ていて、スムーズにとはいかなんだけれど、なんとかなりそう。明日も冷え込む中、体育館詰め。背中の張りはまだ取れず、改源を飲んでしのぐ。風邪薬と、背筋に貼ったカイロの効果もあってか、夜になるとかなり張りはましになってきた。そのかわり、吹き出物に口内炎と、別な形で体調不良の印が出てきた。体が休めと主張しているんかなあ。でもあと一日、なんとか気力で乗り切るしかないのです。

トリフィド対スペース・ダンディ [テレビアニメ]

 背中の張りは取れず。たんなる肩凝りやないみたい。妻も同じ張りを訴えている。風邪の一種で、熱が出るかわりに肩から背中が張るものなんやろう。風邪薬をのんでしのぐが、体調不良をなんとかテンションをあげてカバーしようとしているのか、今日の私は妙にハイテンションで、情緒不安定でありました。それでも「歴女」部員は無事入部してくれて、新入部員募集のポスターを二人して作ったりできて、まずはよかった。
 アニメの話でもしよう。昨日の深夜に録画した「スペース・ダンディ」。今週はかなり本格的なSFであります。未知の宇宙生物を求めて旅をするダンディがたどり着いた星は、植物が進化し、種類別にコミュニティを作っている。植物は未知の種族であっても賞金の対象にならない。植物の学者と知己になったダンディは、彼らの禁断の地にいって調査することにする。うまくいったら、そこには未知の生物がいるに違いないという思惑を秘めたダンディがそこで発見したものは……。てなお話。
 トリフィドを思わせる植物人間の描写や、植物人間の進化の秘密など、最近のアニメでは珍しい本格的なSFで、朝からなんかええもん見せてもろうたという気分になった。テレビ東京系のアニメなので、見られへん地域の方もいてはるやろうから、これ以上のネタばらしはしませんが、レンタルDVDが出たらぜひご覧あれ。
 毎回読み切りで、スペースオペラありスラップスティックありホラー風味ありとバラエティに富んだ構成で、さすが「カウボーイ・ビバップ」の渡辺信一郎監督、見せ方がうまい。今年の星雲賞では部門賞の候補に上がることでしょうな。ライバルは「サムライ・フラメンコ」あたりか? こっちは毎回予想を裏切るいったいどうなるのかわからん展開で、面白いんだかなんなんだかわからんところが面白い。
 あ、今日の妙なテンションは「スペース・ダンディ」のせいかな。

歴女集まれ! [教育]

 今日は卒業式予行準備のため、照明担当にあたっている私はピンスポットライトのセッティングなどを行う。これがなんとも重い。えっちらおっちら運んで一汗かく。体を動かしたせいか、昨日はパンパンやった背中の張りがかなりましになった。それでもまだ凝ってはいるけどね。そやけど、昨日のちょっと背筋をのばしただけで突っ張ったり痛んだりというようなことはなくなった。
 ところが、帰宅したら妻も背中が張るという。ただ単に同じ体勢を続けていたからというわけだけではなさそう。気候が不安定やから、風邪でもひいているのかな。
 その後、漫研の、卒業生に贈る部誌の印刷をする。部員が増えたので、思いのほかページ数が多く、予定以上に時間がかかってしもうた。まあ、顧問としてやっておかんならん仕事やからね。
 実は私はもうひとつ「文化歴史研究会」なる同好会の顧問もしている。2年前に部員が卒業してから、誰一人いなくなり、来年度から休部になることが決まっている。ところが数日前に、突如入会希望の生徒が私を訪ねてきた。一人でも部員がいたら休部は免れる。ただ、一人でどんな活動をするんやという話で、来年度入学する一年生の勧誘などもしてもらわなならん。この手続きが明日締め切り。くだんの生徒が入部届けを持ってくるのが明日の予定。届けを受けつけたら即生徒会本部に行ってポスターを書かせたり新入生オリエンテーション用の冊子に使う原稿を書かせたりせねばならん。
 コピーはもう決まっている。
 歴女集まれ!
 さて、明日、うまく事が運ぶかどうか。簡単に休部、廃部にはしたくないので、私も気合が入るというものであります。

中年夫婦のつき合い方 [日常生活]

 今日はしゃきっと行きたいところやったけれど、昨日の帰路に取り返した(?)緑茶パックを家の冷蔵庫に入れたまま、職場にもっていくのを忘れていました。ぼけぼけですわ。
 仕事でボケててはいられん。追試のテスト作り、期末考査の採点と、とにかく同じ体勢でひたすらデスクワーク。そのせいか、だんだん肩が凝り始め、しまいには背中に鉄の棒でも入ったかのようにパンパンに張ってしもうた。ちょっと背中をのばすだけで痛いくらい。膏薬かなんかほしいところであります。
 夜、パソコンに向かうていたら、妻が背中を叩いてくれた。パソコンの作業を中断してリビングに寝そべり、上から押してもらう。体重をかけて、ぐいぐいと。これが効いた。まだ張りは残るものの背伸びをしても痛くはなくなった。いやあ、ありがたいことです。お返しに妻の頭のツボをぐりぐりとする。中年夫婦が凝ったところのマッサージをお互いにする。仲良きことが美しいかどうかわからんけれど、歳を取れば取ったなりのつき合い方でありますねえ。
 明日は卒業式予行の準備などもありますからね。ちょっとは体を動かして筋肉もほぐれるかな。

緑茶がない! [コンビニ]

 朝、昼食などを買うためにいつものコンビニに寄ったら、レジが慣れないバイト君。私の前のお客の注文したピザまんを包むのにももたもたもたもた。出勤する時というのはただでさえ早くしてほしいものなのにねえ。
 で、私の番になった。たいした量のものを買うているわけやないのに、もたもたもたもた。支払いをすませると急いで袋を持って店を出、職場へ急ぐ。職場について昼食や休憩時につまむチョコレート、会議の時に眠気に襲われないようにと思い買うたボトル缶のブラックコーヒーなどなどを取り出してはたと気がつく。
 緑茶がない! 私は紙パックの緑茶を買うて、ペットボトルに移し替え、それをちょびちょび飲むようにしているのであります。金曜日に飲み干したので、今日はどうしても必要やったのです。空気が乾燥しているから、のどを湿すのに必須なのですね。ちゃんと籠に入れた。レシートを出して確認すると、ちゃんと「リョクチャ1l」と印字されている。
 ああバイト君、君も焦っていたんやね。すこんと入れ忘れていたとみえる。私の後ろに作業服姿のお兄さんたちがずらずらっと並んでたもんなあ。
 職場について仕事を始めたら、緑茶のためだけに戻るなんて暇はない。というか、職場よりも家に近いコンビニでありますからね。レシートを大切になおし、帰路にそのコンビニに立ち寄る。
 幸い店長と肩書の入ったネームプレートをつけた女性がレジにいて、「そういえば、メモも何もつけてない緑茶のパックが控室においてあったけど、これやったんですね」と、新しいのを出してきて渡してくれはった。バイト君、慣れてへんのは仕方ないけど、メモくらい書いて申し送りをしておいてくれよ。店長さんがしっかりしてはったからよかったけど、下手したら単なるクレーマーにと思われるかもしれんところですぞ。私はちゃんと申し送りくらいされていると思うて店に寄ったんやからね。
 朝にそんなことがあると、どうしてもその日は気持ちよく仕事がでけん。今日は目覚めた時からもうひとつすっきりしてなんだから、緑茶パックを入れ忘れられてもぼーっとしてそのまま袋を受け取ったのかもしれんなあ。あ、昼食用の弁当につける箸をちょくちょく入れ忘れられることがあるから、それを気にし過ぎて緑茶にまで気がまわらなんだのかもしれん。
 何にしても、明日はもう少ししゃきっとしたいものです。

トッキュウジャーと鎧武とハピネスチャージ [テレビアニメ]

 今日は完全休養日。午前中は例によってテレビ漬け。昼食後、夕刻まで午睡。よほど疲れていたのか、爆睡。来週は卒業式やら新入生登校日やらまだまだ忙しいので、ここでしっかり休養しておかんとね。
 日曜の朝というと、戦隊に仮面ライダーにプリキュア。ええ歳して、いつまで見続けるのかなあ。とはいえ、できの悪い大河ドラマよりよほど面白かったりするんやから、やめられん。
 「烈車戦隊トッキュウジャー」は、まだ3回目やけれど、戦隊のメンバーの失われた記憶、どこかに消えた故郷を探すというテーマが早くも打ち出されていて、ここらあたりは脚本の小林靖子さんのうまさかな。単純な正義の味方にしてしまわないところがいいのですよね。
 「仮面ライダー鎧武」は、脚本の虚淵玄さんの黒い部分がだんだんあらわになってきている。主人公が反抗する巨大な組織の中でも勢力争いがあるなんてのは、小さなお友だちにはちょっと難しいかな。敵が怪人ではないというところがポイント。
 「ハピネスチャージプリキュア」はまだちょっと評価が難しい。4人のプリキュアが出そろうまで、まだ少しドラマがありそう。「アイカツ」に対抗してカードで着せ替えができるという設定をつくっているけれど、どうかなあ、というところ。まあ、ニチアサのラインナップでは一番小さなお友だちにフィットしているわけではありますが。
 というわけで、朝から子ども向きの番組を一所懸命見てたりするから疲れるのよね、きっと。休むならもっとしっかり休まんかい。