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劣等感と世間知らず? [テレビアニメ]

 大相撲小言場所「平成二十七年九州場所展望~休場明けの横綱~」を更新しました。

 今日も完全休養日。午前中は例によって昨晩録画した深夜アニメやら日曜朝の定番「戦隊」「ライダー」「プリキュア」などを見る。
 今クールに限らず、ライトノベル原作のアニメには「劣等生のレッテルを貼られているが、実は相当な実力の持ち主が本当の力を発揮する」というパターンのものが多く、ちょっと食傷気味であります。それやったら見なんだらええと思うけれど、どういう着地点があるのかを確かめたいという気持ちもあり、見続けているんやけれど。
 あとライトノベル原作で多いのは「養成学校の学生たちが動員されて強敵と戦う」というもの。なぜかこの手のものでは、卒業してプロもしくは正規の軍人になった先輩たちというのが出てこんのですね。学生でも最上級生はかなり強かったり単独で敵を倒すだけの力を持ったものがいてるんやから、卒業生はさぞかし強かろうと思うんやけれど。
 ここらあたりを見ていると、原作者像というのが推測されてくる。まず「劣等生が実は強い」という点からは、原作者の持つ強烈なコンプレックスを感じる。次いで「卒業生がほとんど出てこない」という点からは、原作者が社会の仕組みをあまりわかってないんやないかという感じがする。端的にいえば「世間知らず」。そういう言葉で切り捨てたくはないんやけれど。
 むろん私の推測(私の妻の意見もはいってます)やからほんまは違うのかもしれんけれど。で、こういうパターンのものが何作もアニメ化されているということは、読み手もそんな感じで、自分の願望を作品に託しているのか。これもまた推測の域を出ないんやけれどね。
 むろんライトノベル原作のアニメがそんなのばかりやない。ただ、そういう傾向のものが毎クール必ずひとつはあるということで、根強い読者層があるということなんでしょうねえ。

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