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蛍光灯がなくなる? [時事ネタ]

 飲み薬、湿布薬、そしてコルセットで腰を締めあげ、なんとか1日乗り切った。時間を決めて肩をまわしたり背伸びをしたりして、肩がこれ以上こりないようにもした。帰宅してコルセットを外す。昨日に比べるとかがんだ時の痛みはかなりましになっていた。昨日休みをとってお医者の先生に診てもろうたのは間違いやなかったということかな。
 とはいうても、張りはまだまだ残っている。一日くらいで驚異的に改善するもんでもないでしょう。とにかく明日一日をしのいだら、また休み。無理をせず、ゆっくり、ゆっくりですわ。
 新聞によりますと、政府の省エネ対策として、照明器具を白熱灯や蛍光灯からLEDに切り替えて、将来的には蛍光灯など生産も輸入もなくしてしまうとか経済再生担当大臣が言うてはる。
 なんでそうゼロサムにしたいかなあ。ゼロサムは大阪市長でしまいにしてもらいたい。白熱灯には白熱灯の、蛍光灯には蛍光灯の、そしてLEDにはLEDのよさがあり、用途によってそれを柔軟に使い分けるという発想がない。例えば自動車のヘッドライト。LEDにしているもののライトは明るすぎる。対向車から見たらまぶしいのです。美術館の明かりなど、あまり明るすぎるとかえって作品の良さが伝わらんようになるんやないか。
 古い映画やドラマをテレビで見ていると、フィルム撮りの良さがわかる。デジタル撮影にはない芸術的ともいえる陰影がある。デジタル撮影のハイビジョン映像には、その味がない。アナログレコードの音が見直されているというやないですか。人間の可聴範囲をこえた音も出ていて、それが音全体に深みを与えるんやそうな。
 経済的やとか、便利やとか、それだけで新しいものにすべて切り替えるという発想には疑義を呈しておきたい。
 これ以上明るくなりすぎると、ほんまに妖怪の居場所がなくなるやないですか。ねえ、水木しげる先生。

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