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おそ松さん [テレビアニメ]

 月曜深夜アニメのお楽しみは「おそ松さん」ですね。赤塚不二夫「おそ松くん」の六つ子が大人になって全員ニートという設定で、赤塚ワールドをよりナンセンスにした展開で楽しませてくれる。監督は長年「銀魂」を担当していた藤田陽一監督。
 ギャグアニメというのは非常に難しいとみえて、笑わせたいんやろうけれど、間が悪かったりただドタバタしているだけでおかしくもなんともないものがけっこう多いんんやけれど、藤田監督の他やとワタナベシンイチ監督、水島努監督、高松信司監督あたりならばまず信頼していいと思う。というか、それ以外の監督は確実に笑わせてくれると限らんという感じなのですね。
 藤田監督はギャグのたたみかけと繰り返しがうまい。「おそ松さん」でもそれは十分生かされていて、特に、原作「おそ松くん」では六つ子は特にそれぞれの個性を出さないところが笑いを生む要素になっていたんやけれど、「おそ松さん」の場合は「同じ顔をしているけれどそれぞれかなり個性的」なので笑いが生まれるという構成になっているのがポイントか。
 第一話は「こんなん放送してええんか」とというくらいパロディ的要素を詰め込んでいた。やはりやり過ぎやったらしく、DVDには収録でけんかったそうな。まさに幻の回でありますね。
 当初1クールの放送予定が2クール目の放送も決定したとのことで、まこと慶賀の至り。こういう質の高いギャグアニメはそうそう出てこんだけに、今後も楽しみであります。

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