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教え子詐欺? [日常生活]

 今日は完全休養日。午睡もたっぷり。夕刻、相撲を見ながらくつろいでいたら、家の電話が鳴った。普段は留守電のままにしておいて、ほんまに用のある人が録音を始めたら受話器をとって話をするという、ま、セールス対策にそういう出方をしているんですな。
 諸般の事情があって、もしかしたら緊急の電話かと妻が出た。マンションのセールスらしいけれど、少し様子が変や。
「Aさんって、知ってる? 3月に結婚したんでその報告とか……」
 Aという名の生徒ならよう覚えている。今時分、そんな報告なんておかしいと思いつつも、電話をかわる。Aと名乗る“教え子”はしきりにマンションのセールスを始める。結婚の報告なんて一言もない。
「先生、実は僕も先生の近くの駅のへんに住んでるんで、もしかしたらすれ違ってるかもしれませんね」。
 これでAなる人物が私の知っている“教え子”やないとはっきりした。あとはひたすらセールスをかけてくるのを断り続け、適当なところで電話を切った。
 駅の近くですれ違うたら、Aは私に気がつかんかもしれんけれど、私はAに気がつくはず。なぜなら、Aは全盲で、白杖をついているんですわ。私の方がすぐに気がついて声をかけるよ。
 それにしても、どこで名簿を手に入れたか知らんけれど、全盲の教え子の名を騙るとは……。怒りがその後しばらく止まらなんだのであります。
 これ、「教え子詐欺」とでもいうべきか。せっかくくつろいでいたのに、ほんまに嫌な気分になってしもうたわい。

 明日、11月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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