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美和はなんでもうまくいく [テレビ全般]

 午前中はテレビ漬け。午後から午睡。あまり寝過ぎると、知らぬ間に背中を丸めているのか、起きると少し腰が張る。夕食後に痛み止めと筋肉をほぐす薬を呑むと、かなりましになる。明日の仕事もコルセットは外せそうにないなあ。
 HDDレコーダのディスク残量に少しでも余裕をもたせるために、大河ドラマ「花燃ゆ」は録画してすぐに1.5倍速で見ている。なんというのか、明治維新後にいかに主人公の美和が群馬県令の義妹として活躍したかを描くという場面なんやけれど、なにもかもうまくいきすぎて、全然わくわくしませんな。むろん史実になるべく忠実にということでやっているんやろうけれど、養蚕農家の女性たちに勉学をさせるというあたりでも、最初抵抗はされて主人公が必死で説得し、ついには女学校の開設にまでいたるというそのプロセスで、あまりにもガードを簡単に突破してしまう。これでは主人公の労苦が伝わってこないやないですか。心情面の葛藤とか、とにかく描き方が浅いというのか。
 こうなると、やはり主人公を誰にするかというところで、失敗したなあという、結局行きつくところはそこやねえ。もっと幕末から明治維新へのドラマが描かれるのかと思うたけれど、そこらあたりは主人公が毛利藩の奥女中につとめていたということで、そちらの話がメインになってしまうために、長州戦争の描き方もかなり簡略化されていてがっかりしたしね。
 それでもここまで見たんやから、とにかく最終回までなんとか着き合うつもりやけれど、心はもう来年の「真田丸」に移っているのでありました。

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