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苦言とたわごとの違い [新聞]

 毎年のことながら、阪急阪神ホールディングスの株主総会でタイガースに対して「苦言」とやらを呈する株主のつまらぬ発言をいちいち報道するのはそろそろやめてほしいものです。
 今年は愛知からきたという86歳の男性の発言がとりあげられていた。
「打撃コーチがなんで片岡なんですか? あれが阪神で活躍したことあります? みんな打てんようにしてるじゃないですか。掛布が打てるようにしても上に上がってみんな打てなくなる」。
 プロに対する畏敬の念のかけらもないこういう発言は無視してええんやないですか。二軍の投手のレベルと一軍の一流の投手の違いも理解でけてへんわけでしょう。二軍に163kmの快速球と大きく落ちるカーブを織り交ぜる投手がおりますか。同じフォームで多彩な変化球を投げ分け、手元で芯をずらすような微妙な変化をさせるような投手がいてますか。二軍と一軍の違いの大きさはわれわれ素人でもわかるくらい大きいはず。
 別に株主なんやから株主総会で何を言うてもかまわんけれど、新聞で取り上げるんやったら「苦言」としてやなく「たわごと」として「こんな愚かな発言もあった」と手厳しく書いてほしいものです。それでこそ「スポーツ新聞」の値打ちがあるというものやないかと思うが、如何。

 6月19日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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