SSブログ

ニホニウム [新聞]

 今日は完全休養日。午前中はテレビを友とし、昼食後は午睡。プロ野球中継はBS朝日で最大延長5時間ということやったんで、安心して熟睡。しっかりと寝て追っかけ再生で試合終了まで楽しく観戦。完封リレーで連敗脱出。昨日抜けかけた魂もちゃんと体に収まりました。
 夜はニュースサイトの巡回など。おもしろいのは「ニホニウム」に関する社説で、読売と産経はまず「ニホニウム」と名付けた点を讃えたりしている。読売なんか見出しが「新元素にふさわしい命名だ」ですもんねえ。産経は文中で「国民が広く親しみ、誇りを持てる名称を提案した理研チームに敬意を表したい」としている。
 讃えるのはそこと違うやろ、と読みながら思わず突っ込んでしまいましたよ。一応基礎科学の大切さとか、ポイントは外さんようにしてはいるけれど、そこが第一やないというのがなんとも。
 2年前のちょうど今ごろ、STAP細胞の件でボロカスに叩いていた論調とは正反対やなあ。「組織をどう立て直すのか、理研の姿勢が問われる」(読売)「理研のこれまでの対応は問題の早期収拾を優先し、全容解明には消極的だったと言わざるをえない」(産経)と叱責しておりました(朝日は「改革で信頼取り戻せ」、毎日は「覚悟を決めて立て直しに取り組んでもらいたい」と叱咤激励と取れるような論調であります)。
 で、今回の「ニホニウム」について書かれた社説を読み比べると、各紙とも「STAP細胞」の時のことなど忘れたように絶賛しているのですね。
 論説委員諸氏はそれでも平気なんか知らんけれど、私はそんなんでええのんと思うてしまうなあ。ちなみに、「STAP細胞」はアメリカで特許申請かなんか出ているらしい。日本ではもうすんだことになっているけれど、実はまだ終わってへんのでした。
 なんかしっくりしないこの気分、論説委員諸氏からすっきりしたご意見をいただきたいものです。

nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感