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18歳選挙 [時事ネタ]

 まあねえ、18歳から選挙権が行使できるようになって最初の国政選挙やから、テレビのニュースで18歳の人たちにインタビューするのは当然といえば当然やろうとは思うけれど、20歳から選挙権を行使することができていたこれまでかて、成人して初めての選挙というような人はようけいてはったと思うのやね。で、これまでのニュース番組で、そういうような人たちにわざわざインタビューしてたかというと、必ずしもそうやなかった。
 18歳が20歳でも初めて選挙に行くという時の気持ちは変わらんと思うのですよ。ましてや今回の場合、18歳になる人たちに向けて高校でわざわざ時間を割いて総務省と文科省の発行した冊子を配布して「主権者教育」なるものまでしてる。これまで20歳になる時にそんなことはわざわざしてなんだ。それは「現代社会」という科目で政治や経済の基本をちゃんと学んでいるからね。わざわざ「主権者教育」なんてする必要はなかったわけです。
 確かに選挙年齢の引き下げは大きな変革ではあるけれど、私から見たら騒ぎ過ぎのように思うなあ。政治に対する関心の強い者はこれまででも18歳くらいにはもう自分が投票するならだれとか考えていたやろうし、そうでないものは30歳を過ぎても40歳になっても投票にはいかなんだと思うわけですね。
 というわけで、参議院選挙が公示された。「××選挙」と命名するのがマスメディアはお好きやけれど、今回は「18歳選挙」というたらええんと違うかと、「主権者教育」のためにあれこれ知恵を出して授業をしたものとしてはそう思うのでありますが、如何。

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