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白紙領収書とレシート [時事ネタ]

 現任校ではもうすぐ文化祭。クラスや出演団体に生徒会費から援助金が降りる。そのお金で文化祭の出し物に必要なものを購入する。で、その際領収証やなく、レシートを受け取って清算表に貼り付けることになっている。これは別に現任校だけやなく前任校でもそういう指示が出ていたから、府立高校全体でそういうようにするように教育委員会かどこかから指示が出てるんでしょう。
 なんでレシートなのか。今はPOSシステムが発達しているんで、レシートの方が使用した金額の明細が明らかになるのですね。領収証やと、「お品代」とか書かれていたりしたら不明瞭になる。レシートやと、印字された商品名にごまかしがきかん。
 しかもポイントカードなどは使用不可。ポイントがついたら、たとえ1円でも買物をした個人に還元されるんで、もしポイントがついたレシートを貼り付けて提出したら、そのポイントに相応する金額を、たとえ1円でも返却する残金に加えんならん。
 白紙の領収証を何枚もいただき、こっちで料金を書いて出すなんてことをしたら、えらいことになる。もう一度買い物をしたお店に行ってレシートを再発行してもらわんならん。
 高校生でもそこまでしているのに、大臣ともなれば白紙の領収証に勝手に金額を書きこむのが通例なんやそうですね。政治家のパーティー券にもPOSシステムを導入し、レシートで明細をはっきりさせた方がええんと違いますか。もっとも、そんなことをしてもプログラムをいじって自分らの都合のええようにするくらい造作もないことやろうけど。
 権力者ほど、自分に甘く人に厳しいか。

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