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ホリスター将軍のコレクション [テレビ全般]

 昨日の夜、ベランダでスマホの画面を見るために眼鏡を外していたら、間違うて軽く踏みつけてしもうた。いくら形状記憶合金フレームとはいえ、全体がゆがんだのでは直りようもない。しもた、と感じた瞬間に力は抜いたんやけれど、あかんかったなあ。
 というわけで、今日は午後から外出。不要やない外出やから自粛する必要はないよね。
 駅前のメガネ屋でゆがんだフレームを治してもらう。えらいサービスが良くて冷えた緑茶を出してくれた。よほど来客が珍しいのかな、ビジョンメガネ。無料の修理客にそこまでされるとこちらとしては恐縮するぞ。
 その足で、理容室に行き、久々に整髪。確かこの前は父の病院へ見舞いにいった帰りやったと思うから……えらい長いこと間が空いてしもうた。
 帰宅後、友人からLINEで教えてもろうた、ブルーノ・ワルター指揮パリ音楽院管弦楽団演奏のベルリオーズ「幻想交響曲」をyoutubeで聴いたりも本を読んだりして過ごす。夜は妻と録画した「刑事コロンボ ホリスター将軍のコレクション」を見る。これも妻は初めて見るエピソード。私は大好きな話で、ノベライゼーションも手に入れた。朝鮮戦争の英雄が退役後に経営している会社と軍の癒着がばれそうになり、軍と会社のパイプ役の軍人を射殺する。その瞬間をボートの上から目撃していた女性が警察に通報。死体もなく、被害届もなく、ただその目撃者の言葉のみというところからコロンボが真相に迫っていくの圧巻。唯一の目撃者の女性は退役将軍に籠絡されて証言を変えてしまう。ここらあたりの人心掌握術が英雄の英雄たるゆえんか。目撃者の女性が肩を落とすのを慰めるコロンボがええんやなあ。ファン投票では上位にもあがらん話なんやけれど、初期のエピソードでは人気の高い「構想の死角」よりも上やと私は思います。

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