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パイルD-3の壁 [テレビ全般]

 朝はいつもよりゆっくり目に起き、今週の朝ドラ「エール」をまとめて見、ほか、深夜アニメを何本か見ると眠くなり、少しだけ寝た……つもりがもうお昼。おかしいなあ。
 昼食後、しばらくスマホをいじっていたけれど、やはり眠くなったんで、今度は寝床へ行って午睡。毎週末はここのところほんまにぐったりしているなあ。
 妻もぐったりしているけれど、二人とも発熱はなし。まあ季節の変わり目が来たので、お互いええ歳やから、神経なるものが気温の急上昇についていってへんのやないですか。歳はとりたくないもんや、ではなく、それを素直に受け入れて無理はしない、これに限ります。
 夜は先日録画した「刑事コロンボ パイルD-3の壁」を見る。壮大な都市計画をたてた建築家が、パトロンから出資を断られ、殺しておいて死体を隠す。行方不明の間はパトロンの後妻からカネを引き出せるから。ところがパトロンの前妻は、連絡なしに行方不明になった夫の捜索を警察に依頼し、コロンボが登場。死体の隠し場所をめぐってコロンボと建築家の腹の探り合いが始まる。コロンボ第一期のラストを飾る傑作。シリーズとしてはまだ第二期の製作が決まってへんので、最終話としてコロンボ役のピーター・フォークに「ごほうび」で演出させている。役者のアップがけっこう多いのと、コロンボがかなりシャープな感じなのが特徴。ラストで犯人にライトを当てて驚かせるというパターンは「指輪の爪あと」以来2度目なんやけれど、こちらの方がコロンボのやり方も犯人の潔さもスマートでよろしいな。ラストシーンはコロンボが葉巻に火をつけたけれど、捨てて踏み消すという、最終回らしいカット。でも高い評判で第二期が作られ、コロンボはまたも相変わらず葉巻を所かまわずふかしまくるのでした。吹き替えの翻訳は飯嶋氏。第二期からは額田氏の翻訳になり、コロンボの定型が本国版でも吹き替え版でもかたまってくるのであります。

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