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幽霊候補ばかりの政党 [時事ネタ]

 そろそろ解散総選挙が近いらしく、週刊誌では各選挙区での当落予想をするものも出てきた。で、維新さんがようけ議席を獲得するような予想を立てたりしている。
 とろがですね、各選挙区の立候補予想者の一覧を見たら、維新さんは候補者名が書いてなくて「維新」とだけあるのばかり。誰が立候補するのかわからん政党が100議席も取るとかいう予想って、なにか間違うているような気がするけどなあ。幽霊候補ばかりの政党って……。
 大阪市の公募区長の中には「公用車はないのか」と言うた方とか局長を呼びつけた方とか、まるで自分が権力者になったのと勘違いをしている方々がいてるそうな。
 そういう話を聞くと、どんな方が立候補するかわからんにしても、一定数こういう勘違いをする候補者が混じってくるんやないかと予測してしまう。しかもその党首は一地方の首長でしかない。もし維新さんが予想通りの圧勝をした場合、誰が首相になるのか。
 そうなったら、大阪市長がいうように日本は変わるかもしれん。ただ、どう変わるか考えると……。
 一介の地方首長の傀儡に過ぎない当選1回目の政治のど素人が一国の首相になってしまうなんてことになったら、さてこの国はどうなるのでしょうか。まったく可能性がないといいきれんだけに、ぞっとするのであります。
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気力体力余力がないと読めない作家 [読書全般]

 今日も蒸し暑く、へばっております。仕事場には冷房が入っているし、気合も入れているからなんとかもったけど、授業で気力体力を使い果たしたという感じやね。
 で、タイガースが勝てばええけど……あ、こんなこと前にも書いたぞ。既視感か? いや違う。同じことを繰り返しているだけです。
 これが「涼宮ハルヒ」の「エンドレス・エイト」みたいに何万回もぐるぐるとループしたりするんやったら嫌やなあ。
 それはともかく、「カラマーゾフの兄弟」を一応読みかけてはいるんやけれど、ドストエフスキーって、気粘り強く気力体力を持続させんと読まれへん作家やということを、読み始めてから思いだした。「罪と罰」を再読した時は、けっこう馬力があったのね。今日みたいな日はドストエフスキーなんかとてもとても読めません。女の人たちが長老に救いを求めているところでストップしたままや。早く涼しくなってドストエフスキーを読める余力が出るようになってほしいものです。

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脳内アンチエイジング [テレビCM]

 最近はテレビ番組はたいてい録画したものを見ることが多いから、コマーシャルはすっとばす。ただ、プロ野球中継は録画している途中から「追っかけ再生」で見るので、見ているうちに追いついて、そのままリアルタイムで見ることがよくある。
 最近特に多いと思うのが「グルコサミン」「コンドロイチン」のサプリメントの宣伝ですね。疲れをとるとかそういう効用もさることながら、「アンチエイジング」効果を標榜する内容のものが多い。
 たしかに歳をとると体力が減退してどんなに休んでもなかなか疲れが取れんというのは、50歳を目前に控えて強く感じるところなんけれど、そんなもんは個人差はあろうと当たり前のことやないですか。それを受け入れられん人が多いから、ことさら「アンチエイジング」を売りにしているということなんやろうな。
 悪あがきはやめようよ、と思う。受け入れなあかんもんは素直に受け入れんと。気持ちはいつまでも若く。それで十分やないかいな。それを受け入れられん人が多いということであるならば、現代人というのは未成熟なまま大人になり、そのまま年寄りになるということを示しているのかもしれんなあと、CMを見るたびに思うのであります。ま、脳内はいつまでもアンチエイジングってことですか。

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GMとしての中村勝広 [プロ野球]

 いやそのなに、阪神タイガースのゼネラルマネージャーに元監督の中村勝広さんが就任するんやそうですが。不安やなあ。
 中村さんはオリックスのゼネラルマネージャーをつとめてはったけれど、その間、石毛、レオン、伊原、仰木と監督が1年ごとに交代し、仰木さんのあとを受けて中村さん自ら現場に降りて監督をしはったけどあかんかった。またフロントに戻って、コリンズ、大石と毎年監督が交代する異常なチーム作りをしてはったのは記憶に新しい。
 経験はあっても実績からして……手腕は評価できるのか。しかもオリックスのGM時代、チームの編成方針が一貫していたかというと……。
 まあねえ、今は亡き根本陸夫さんみたいな寝技師はそうそういてへんけれど、球界に幅広い人脈を持ち、スカウトとしての眼力も確かな人物をGMに迎えてほしいと思うのですけどね。そんな人が簡単に見つかるということは、まあないか。
 どっちにしても、中村さん、今度こそ、一貫したチームづくりの目標を感じられる編成と、監督をとっかえひっかえするのだけはやめてね。中村さんがGMになったら、アメリカにいてる松井秀喜選手を獲得したがっているなんて噂もあるけれど、ほんまやろうか。レフト金本、ライト松井……。うわぁ。

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オオカミ少年の末裔たち [時事ネタ]

 愛すれどTigers「崖っぷち男たちの奮起」を更新しました。

 報道機関は、はったりをかますパフォーマーのやることにいちいち反応する必要はないと思うよ。存在しないはずの領土問題なのにわざわざなんにもない島に行ったりする政権末期の隣国の大統領やとかさ、市長のくせに市民の方を見ないで国会議員を半分に減らすとかアドバルーンだけぶち上げる御仁とか。
 騒いでほしいのよ。自分の方を見てほしいのよ。
 無視したらええんよ。そしたらもっともっと大騒ぎして、それでも無視し続けたらさらに大騒ぎして、結局のところ自滅するんやから。
 イソップ寓話のいもしないのに「オオカミがきた」と言うてまわる少年は、最後はほんまにオオカミに襲われて死んでまうんよ。オオカミ大統領やオオカミ市長も、まあ末路はそんなところでしょう。そんな輩のから騒ぎに正直にいちいちお付き合いする都知事もいてるけど。都知事の仕事ってそんなに暇なんかなあ。羨ましい限りであります。

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おっさんは若者に託す [テレビ全般]

 というわけで、本日は「仮面ライダーフォーゼ」最終回。
 ここしばらくの「仮面ライダー」シリーズは必ずしも敵を絶対悪として描かないのであるけれど、さて今回はどうやったか。
 まだ見ていない人もいるかもしれんので詳述は避けるけれど、やはり理事長も絶対悪というわけやなかったとだけ書いておく。
 それはそれとして、私は別な意味で感慨深いものがあったわけですね。
 今回の「フォーゼ」は高校生が仮面ライダーに変身し、学校の友人たちが「仮面ライダー部」という部活みたいな形で彼を助けるという新機軸やった。これに対する敵は鶴見辰吾ふんする理事長。彼の野望は若いうちから持ち続けていたもので、最終的には若者たちの情熱で叩きつぶされるのですね。
 鶴見辰吾さんは、かつては「3年B組金八先生」でちょっとつっぱった生徒を演じて人気があった人。それが今回は若者に立ちふさがる敵の親玉。なんというか、時の流れというものを感じるなあ。鶴見辰吾さんがつっぱっていたのは大人たちに対して。そして数十年たち、今度は若者から熱いパンチを食らうのであります。
 同世代である私が見ていて、世代というのはこうして入れ替わり、時代というのは動いていくんやなあと感慨を覚えたんやから、演じていた鶴見さんもやはり同様の感慨があったものと推察する。そして、やはり私と同世代で「フォーゼ」を見ていた人たちもそうやないやろうか。
 かくしておっさんは若者に次を託して去っていくのでありました。まあ、よい子たちはそんなことは全く関係なく「宇宙キターッ!」と楽しんでいたと思いますけどね。そんな感慨を抱く子どもがいたらそれはそれで実に怖い。

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最終回前のすっとばし [テレビ全般]

 今日は完全休養日。
 午前中は少したまりかけていたアニメなどを見る。昼食後、午睡。今週はかなりくたびれたので、枕元に置いてあった携帯のメール音で起こされるまで、爆睡。
 そのあと、「仮面ライダーフォーゼ」を2回分まとめて放送したのを一気に見る。関西地方は高校野球を放送する関係で、「仮面ライダー」と「プリキュア」は毎年2週間すっとばされて、大会終了後に「夏休みアニメ大会」の枠でまとめてやったりするのです。
 実は以前は「仮面ライダー」はちょうど中だるみの時期で遊びの回なんかがくるのでそれほど気にはならなんだんやけれど、「仮面ライダーW」以降は9月に放送開始になったから、ちょうど高校野球の間に最終回前のクライマックスシーンがくるようになりもう大変。
 まず、ネットなどで東京方面で見ている人のブログなどは読まんようにする。むろん公式ホームページなんか行きはしません。先にストーリー展開がわかってしまうようなことだけは避けねばね。
 というわけで、明日の最終回までになんとかすっとばされていた「フォーゼ」を見ることができてやれやれ。
 それにしてもABCはこれだけはなんとかならんのかね。高校野球の中継をサンテレビやKBS京都とリレー中継していたりするわけやから、「仮面ライダー」と「プリキュア」の1時間だけでもそういう措置をしてほしいものです。特に「仮面ライダー」は次のシリーズが9月放送開始になっているんやから、一番大事なところを子どもたちが見逃したりする恐れもある今のやり方はいかがなものか。抗議や苦情の電話とかきてへんのかねえ。

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伝説ではなく実在したユニフォーム [プロ野球]

 今日からの3試合は、セントラル・リーグでは「グレート・セントラル」シリーズと称して、昔のユニフォームの復刻版を「レジェンド・ユニフォーム」として着用し試合をしている。「伝説のユニフォーム」というわけですな。我らがタイガースは球団創設時に着用していたもの。どこまで再現できているか写真を並べて比較してみましょう。上は当時の写真で、主将の松木選手が着用している写真。下は今回復刻されたもので金本選手が着用している。


 デザインはそのまま、襟の立ってるとこらへんまでちゃんと再現している。色は写真ではわからんけれど、保存されていたものなどを参考に再現しているはず。
 ただ、どうしても違うように感じるのは、ユニフォームの仕立て方ですねえ。なにしろ1937年のユニフォームやから、服地が現在のものとは全く違う。動きやすいようにだぶだぶに仕立ててある。現在は新素材を使用しているから、体にフィットした仕立て方ができる。この違いはけっこう大きいように思うねえ。
 ただ、テレビ中継を見ていて懐かしさを感じるのは、実は私にはカープのユニフォームなのですね。1975年のリーグ初優勝の時のビジター用のユニフォームなんやけれど、実は私が生まれて初めて甲子園に行って見た試合が1976年のカープ戦で、今回今の選手が着用しているののほんまもんを生で見ているからなんですわ。生まれて初めて甲子園で見たセ・リーグの野球やからね(パ・リーグはそれ以前に西宮球場で阪急とロッテの試合を見ている)。そらもう印象に残っていて当然でしょう。ちなみにタイガースのユニフォームは以前交流戦で復刻された「輝流ライン」というぎざぎざのラインが袖とズボンに入ったものでしたな。
 ということは、私にとっては今回のカープのユニフォームは伝説でも何でもなく現実に見たものなんですよ。伝説というなら、例えば「試作されて練習で着たけれども実際に試合では着用せず、実物も写真も残ってない」みたいなものでないと。タイガースの方はさすがにこれの実物を着た試合を生で見た人はいたとしてもほんのわずかになっているやろうけれど。それでも、ちゃんと実物や写真が残っているわけやから、伝説でも何でもない、実在が証明されているユニフォームですがな。
 どうも私はこういう大層な表現が気になってしまうたちなんやねえ。困ったものです。

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甲子園の申し子 [スポーツ]

 おお、もうなんだか毎日夏バテ状態ですぞ。夜になって少し秋風が吹き始めたかなと思うていたら、またもや残暑がぶり返して熱帯夜状態ですわ。果たして毎晩熟睡できているのやら。
 私の勤務校ではもうすでに授業が始まっているのでピンとこないんやけれど、甲子園球場では夏の高校野球選手権大会が閉幕。大阪代表が優勝した。つまりまだ彼らは夏休み期間なのですな。
 せめて決勝戦くらいはリアルタイムで見てみたかったなあ。なにしろ史上初の春夏連続同カードの決勝戦なんやから。今年の高校野球では大阪桐蔭と光星学院が他の高校よりもちょっとばかしレベルの高いところで野球をしていたということになるんやろうね。
 というわけで、春夏連続で優勝投手になった甲子園の申し子みたいな大阪桐蔭の藤浪投手には、その甲子園を本拠地とするプロ野球のチームに入って甲子園でばんばか勝利を重ねていってほしいものです。
 でも、絶対他のチームと競合するやろうなあ。で、甲子園を本拠地とするチームのくじ運の悪さは天下一品やからなあ。あ、でも、今年のドラフトのためにこれまで運を使うてなんだだけで、今年はこれまで外していた分の運を半分だけ注入してこの逸材を獲得していただきたい。残りの半分は来年指名する奪三振王松井投手のために残しておこうね。

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フレンダー変形に感動 [テレビアニメ]

 先週から関西テレビの深夜アニメ枠で「新造人間キャシャーン」を再放送しはじめた。むろんタツノコプロのオリジナルバージョンであります。実は、本放送時や夕方に再放送していた頃も、通しで全部ちゃんと見てへんのであります。今回、ええ機会なんで、録画予約をして全部きっちり見るつもり。
 感動ものは、ロボット犬フレンダーの変身シーンであります。ご存知の方には言わずもがなやけれど、キャシャーンの求めに応じて車になったり飛行機になったり潜水艇になったりするわけですね。
 今のアニメやったら、CGでモデリングをして、パーツの動き方とかきちっと細かい部分も実在しているかのように作画するんやろうけれど、1970年代の手書きセルアニメは違う。仕掛けがどうなってるかなんて関係なく、びにょーんと伸びたり縮んだりして変形するのであります。これが実にかっこいいのです。ただの変形やないね。メタモルフォーゼしてますね。そこがよろしい。
 敵の量産型ロボットも爆発したあと、そこらへんに歯車などの部品が転がるカットが挿入されるだけで、「破壊されましたよ」ということがわかるようになっている。セルの枚数をいかに少なくしつつ迫力のある動きを見せようという工夫が全編で見られる。
 私は最新のむやみやたらと無駄に動き回るアニメもちゃんと見ているので、その工夫の仕方に感動するのですよ。
 昔のセルアニメがすべてよかったなんて言いません。そやけど、名作としてこうやって30年以上前に作られても視聴に耐えうる作品というのは、それだけの理由があるんやなあと感じいった次第であります。ただ、それを今の若いアニメファンはどう受け止めているのか、そこはちょっとわかりかねるところではあるけれどね。

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