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花紀京の死 [追悼]

 今日は「原爆の日」。マツダスタジアムではカープの監督、コーチ、選手全員が胸のロゴを「PEACE」に、背番号を「86」に(8月6日やからですね)、背中のネームを「HIROSHIMA」に統一したユニフォームで登場。全員が「広島ピース」の「広島選手」として出場したのです。もちろんスコアボードには「菊池 丸 ロサリオ 新井……」とちゃんと名前が表示されてたけれどね。背番号もネームもいっしょなんで、若い選手なんか識別でけんのですよ。さすがに新井さんは一目見ただけでわかるんやけれど。ここまでデモンストレーションを行うということは、しんぞう総理の安保政策に危機感を覚えている人が非常に増えてきているということのような気がする。
 私は午後から運転免許試験場で免許更新。これについてはぼやきたいことがあるのですが、明日書きます。
 ネットのニュースサイトで喜劇役者花紀京さんの訃報 に接する。享年78。死因は肺炎。10年にわたって闘病生活をしていたという。そういえば、テレビドラマ「明日があるさ」以降、その姿を見てなんだなあ。
 花紀京というても、関東方面の方にはピンと来ないかもしれんけれど、吉本新喜劇きっての名優やったのです。特に岡八郎さんとのやりとりは絶品。ギャグで押しまくる岡さんに対し、花紀さんは一歩引くようなボケで、決め技的なギャグは使わなんだ。ひょうひょうとしたキャラクターとボケのセンスは、しゃべくり漫才の祖である横山エンタツと同じ血が流れていたというべきか。もっとも、映画で見るエンタツさんはかなり動きの多いギャグで押しているのですけれどね。とにかくこういうタイプの喜劇役者は、特に吉本新喜劇ではもう出てこんやろうなあ。
 吉本新喜劇を退団後も、「蝶々劇団」などに客演したり、主に舞台で活躍してはった。関西の喜劇関係の人たちは誰もが花紀さんの実力を認めていたということなんやなあ。
 謹んで哀悼の意を表します。

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