総理をアップに

　今日は長崎の「原爆の日」。昼前の記念式典のテレビ中継を見る。こういうご時世なので、自分自身「平和」のありがたさを確認しておきたいという思いがある。
　長崎市長と被爆者代表の方の「平和宣言」では、現在参院で審議中の「安保法制」反対の文言がしっかりと入り、そこのところで場内から拍手が起こる。
　そして、ＮＨＫはその度に参列しているしんぞう総理の顔をアップで写すのですね。テレビの映像というのははっきりと内心も写してくれるなあ。どういうたもんか、非常に複雑な表情なのですよ。無視しようというのか無表情を装っているけれど、それが実に苦しげなのですね。
　今日ばかりは「ＮＨＫやるやんけ」とにやにやしながら、平和を祈念したことでありました。
　さて、明日の新聞では「拍手」のところ、どう報道しているのかな。まあ産経新聞の社説では例によって「式典の政治利用はやめよ」のワンパターンで非難するのでありましょうけれどもさ。そして「拍手」などなかったように無視するのでしょうねえ。