SSブログ

ミニ東京にならない県 [時事ネタ]

 愛すれどTigers「2013年度、新生タイガース開幕」を更新しました。

 今日は3月初めに行われた新入生登校日の代休。春休みの静養期間は本日で終了。プロ野球が明日から開幕するように、私も明日から仕事を再開。十分に休養が取れたということはないけれど、精神的にはゆったりと過ごせた。今日は午前中は雨模様やったけれど、午後からはなんとかあがり、駅前の書店へ行って雑誌などを買う。
 ところで、新聞で読んだんやけれど、島根にスターバックスができて、ついにスタバのない県は鳥取県だけになったとか。
 鳥取と島根は、こういう全国チェーンの店の進出が最も遅れている県らしい。住んでいたはる方にしたら、なんや田舎の象徴みたいな気になるかもしれんけれど、日本全国がミニ東京みたいになるよりはずっとええんやないかなんて、無責任にも思う。
 正直、インターネットさえ通じていたら、どこに住んでいたって東京中心のチェーン店の品物でもワンクリックで買える時代なわけで、チェーン店のせいで昔からある店がぶっつぶれていくよりはずっとええんやないかと思う。
 京都の河原町通りの惨状を見よ。カラオケとゲーセンと居酒屋とコンビニが、昔からあった店の跡地にバカバカできている。すべての映画会社のそろった多数の映画館、店ごとに特色のあった書店群、風情あふれる喫茶店……。バブルやらなんやらでどれもこれもなくなった。
 昔見た映画のDVDのジャケットをアマゾンで見つけると、「若い頃にこの映画を見た映画館はもうなくなってんねんなあ」とちょっと寂しい思いがする。
 全国チェーンの店が至る所にある便利さと、風景を見ただけでそれがどこかすぐにわかるのと、どっちをとるべきか。難しい問題やけれども、見慣れた風景が跡形もなく破壊されてしまう辛さを考えたら、全国チェーンの店があることが必ずしも良いこととは思われんようになるものなんですよ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感