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「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか? [読書全般]

 今日は定休日。午前中は、日曜日からたまっているアニメや「仮面ライダーリバイス」、「ドンブラザーズ」、「平家物語」などを見る。思いのほか数が多く、時間がかかった。しかも今日また「ライダー」と「ドンブラ」の未放送の分が録画されたんで、次の定休日には見てしまわんと。まあ、ABCの放送圏内にいてる以上、「ライダー」や「プリキュア」を見たいよい子は毎年こうやとあきらめることを覚えていくんやろうね。
 パソコンに少し向かい、そのあと少し読書。昼食後、テレビ疲れで眠くてしかたなくなり、たっぷりと午睡。昨日久々に出勤した疲れもあるのかな。
 夜はサンテレビでナイター中継を見る。青柳はここにきて疲れが出てきたかまたも先取点を許し、ベイスターズに先制点を与え、打線は完封リレーで連勝ストップ。相手も波に乗ってるからなあ。
 伊藤和弘「『週刊少年マガジン』はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか? 1959-2009」(星海社新書)読了。帯に「週刊少年マガジンの歴史は、マンガの歴史そのものである!」とうたっているけれど、それはオーバーでしょう。奥付を見たら、発行元は星海社やけれど、発売元は講談社。営業的にはこう書きたい気持ちはわかるけれどね。
 創刊時の少年サンデーとの「少年週刊誌第1号」争いの裏話から始まり、少年サンデー、少年ジャンプ、少年チャンピオンなど他の出版社との比較などもしながら、創刊から執筆終了時までの漫画史を、数多くの人たちの証言をいれながら構成している。「少年マガジンを中心に置いた視点で見た少年週刊誌の漫画史」という感じかな。時代ごとの浮き沈みなど、非常にわかりやすくコンパクトにまとめられている。特に昔は少年週刊誌を読んでいたけれど、今は読んでへん私のようなおっさんには、最近の少年週刊誌の状況がどうなのか非常によくわかった。ヒットした作品名については、特に最近のものはアニメ化されたもの以外は知らん漫画も多かったけれど、以外と実写ドラマ化されているものが多いのですね。漫画史に関心のある方はどうぞ。ただ、米沢嘉博さんの本などを先に読んでおいた方がいいかも。ページ数の関係からか、マンガのタイトルだけは並べていてもそれがどのような作品かを紹介してへんものが多く、特に古い作品となると若い人には不親切かもしれんね。

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