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北朝鮮 拉致問題 [読書全般]

 今日も例によって午前中はテレビ漬け。「仮面ライダーリバイス」は最終回。ラスボスを倒したあと、登場人物の後始末(?)をこれだけきっちりと何回か使うてつけた話も珍しい。まだ見てへん人にはネタバレになるのでこれ以上書かんけれど、1年間、どちらに転ぶかわからん展開をちゃんと片付けたので見るこちら側がほっとしております。
 パソコンに向かうた後、少し読書して昼食。食後は少し午睡。早めに起きて、デーゲーム中継を追っかけ再生で見る。高卒ドラフト1位の新人森木がデビュー。5回まではみごとな投球。ただし、それに引っ張られるようにドラゴンズの柳も好投し、6回に隙をつかれて失点。ここらはこれから一軍マウンドに何度も立つことによって克服できるやろうから、ほんまに将来が楽しみです。来季は西純矢とともにローテーションの一角を担うかも。
 MBSは放送延長がなかったので、最後はラジオに切り替えて終いまで聞く。試合終了後は読書したり、ちょっとうとうとしたり。夕食後も読書。
 夜は秋風が吹いている感じで、今日はずっと長袖を着ておりました。薄着をしていると寒いくらい。
 有田芳生「北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実」(集英社新書)読了。カルト宗教からの脱会活動や、北朝鮮拉致問題解決について国会議員になる前から活動を続けていた著者が、政府が表に出そうとせなんだ、帰国した拉致被害者からの聞き取りを記録した文書をもとに、拉致被害者が北朝鮮でどのように扱われていたかななどを明らかにしていく。そして安倍内閣がなんで拉致問題を解決でけなんだかについて、その問題点を指摘していく。「最重要課題」と口にし、「やってる感」を演出して、実際には解決からは程遠くなった理由を、著者は北朝鮮との外交交渉を外務省から内閣府に移したことで、拉致問題が外交問題ではなく内政問題になってしもうたと指摘する。また、外交の素人がせっかく築きあげてきたパイプ役をうまく使えなんだことも明らかにしていく。実は内閣府からの指示で、毎年生徒にアニメ「めぐみ」を何年も見せ続けているんやけれど、そうやって啓発活動だけさせておいて政府は何も解決させようとしてへんやないかと疑念を抱いていたんやけれど、これも「やってる感」の演出のひとつやと納得。著者は国会議員時代、野党で一番数多く拉致問題に関する質問をしたと、解説にあった。その質問に対し、当時の安倍総理がいかに誠意のない返答を重ねてきたかも明らかにしている。こういった事実の公開こそが問題解決に必要なことやろうと感じた次第。

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