SSブログ

まるで政権末期 [時事ネタ]

 国会議事堂は内も外もなんか大変なことになってるなあ。しんぞう総理はこれでも強引に参戦権法案を通すつもりみたいやね。
 昔、「小説吉田学校」をわくわくしながら読んだのは根回し、妥協、口約束……虚々実々の駆け引きの面白さがあったからやけれど、例えば政権末期の吉田茂総理はそれができなくなってますます意固地になり結局退陣に追い込まれたんやった。
 今日の国会内外の様子をテレビで見ていたら、まさにその状況という感じがするね。
 三木武吉なんか、吉田退陣、鳩山一郎総理実現のためには敵対勢力である社会党の浅沼委員長まで抱きこんだりして吉田総理を追い詰めていったりしている。「徹頭徹尾、嘘をつく」「嘘も百回言えば本当になる」なんて、これもう執念の塊。
 そのかわり、国民にはそれは見えん。そう思うたら、穴もボロも見せまくりながらそれでも強引に法案を通そうとするしんぞう総理の方が正直ものなんやろうね。それが美徳とは言い難いとは思うけれど。
 しんぞう総理は自分の政治生命と刺し違えてまでしてこの法案を通すつもりなんやろうか。そやけど、この前の総裁選で対立候補が立たんようにしたやり口なんか見てると、まだまだ総理の座を明け渡す気はないみたいにも見えるしね。法案が成立したらさっと総辞職するくらいの覚悟で強行採決することはないんやろうなあ。

 9月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感