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丸善京都店の檸檬読書ノート [日常生活]

 今日からお彼岸。京都東山まで墓参。とにかく観光客が多い。連休のはじめの日曜日に祇園を歩かねばならんのは辛かった。歩道ですれ違う観光客の多くは中国語でありました。好天で暑く、汗を滴らせながら墓参。その足で「たちよみの会」例会に。
 例会には久しぶりに顔を出してくれた初期からの会員のH氏、今月も来てくれた創立メンバーのY氏とで歓談。H氏は数年ぶりに参加してくれたのに、まるで先月も参加していたかのような感じがする。「たちよみの会」を作った時の雰囲気を思い出したなあ。みんなそれ相応に歳をとってるんですけれどね。いい感じでリフレッシュできました。
 こういうことがあるから、たとえ一人きりで他に参加者がいない時があっても、毎月続けることができるのです。ここに来れば、私がいてる。懐かしい顔に会うこともできる。
 何度も、「そろそろ締め時かな」と思うたこともあるけれど、まだまだこの場を残しておけということなんやと自分勝手に解釈しておこう。
 散会後、新装開店となった「丸善京都店」へ。もっとも中身はジュンク堂なんですけれどね。名前は「丸善」。レモンを入れる籠を設置してある。梶井基次郎はレモンを籠に入れたのではないけれど、まあ、本の上に置かれんように、ということですかな。2000円以上買えば小冊子がもらえる、というサービスをしていた。知らんと文庫や新書3冊を選んだら2000円を少し超える額になっていた。
 巻頭に梶井基次郎「檸檬」が掲載され、残りのページは読書ノートになっている。タイトルや著者名、読了日のほかに、本の入手方法や入手日まで書く欄があるけれど、これは必要なのか。入手したのではなく図書館で借りたのではあかんのか。謎であります。
 なんにしても(たとえ中身はジュンク堂であっても)、京都に丸善が帰ってきたのは嬉しいことでありますよ。

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