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雪の夜明け [読書全般]

 今日は月例の京都の医者行き。いつもより少し早目に出立したら、電車の乗り継ぎもよく、予約時間よりもかなり早めに到着。待合の患者さんの人数も少なくすぐに私の名が呼ばれ、帰路の乗り継ぎもよく、思うてたのより早く帰宅できた。
 今日はタイガースの今季最終戦。2時試合開始やから、帰りの電車の中でスマホで試合を見ながら帰ることになるかなと思うていたけれど、帰宅して試合開始直後のところだけスマホでつまみ見をして、あとはMBSラジオで聞く。ええところだけスマホで映像を見るというやり方で、パケット料金を節約。延長戦の末、金本監督最後の試合を勝利で飾った。それに今日の深夜のABC「虎バン」でダイジェストはたっぷり見せてくれるやろうしね。
 試合終了後は妻と録画したアニメを何本か見る。夕食後も引き続きテレビに向かう夫婦でした。なんというか、仲のええことで。
 岡篠名桜「雪の夜明け 浪花ふらふら謎草紙」(集英社文庫)読了。シリーズ3巻目。主人公さとを捨てた父親についての手がかりが見つかる。それに付随して起こる事件は解決するんやけれど、肝心の父親についてはほとんどわからない。ここらあたり、著者も書き慣れてきたのか、読者をうまくひきつけるテクニックがだんだんうまくなってきている感じがするね。本巻から登場する「御隠居さん」もまた、さとにかなり興味を抱いているようで、おもしろい存在になりそう。全5巻の半ばを折り返し、さとのキャラクターもかっちりしてきたけれど、1話ずつは面白くてもどういうところでけりをつけようとしているのか見えにくいのはシリーズとしては少し弱いかなという気もする。どういう形でかんけつするのか、楽しみなような不安なような。

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